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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
紺碧の海と空の下に広がる森や、ざわわと揺れるサトウキビ畑。豊かな自然に包まれた読谷村(よみたんそん)で、ゆったり気分で過ごしてみましょう。世界遺産の座喜味城跡や残波岬、やちむんの里などの人気観光スポットからビーチまで見どころも満載です。
沖縄本島の中部にあたる、中頭郡(なかがみぐん)に位置する読谷村。那覇市内から国道58号線を北へ走って約30キロ、嘉手納町(かでなちょう)から比謝橋(ひじゃばし)を越えたところが村の入り口となります。西海岸上に突き出た半島一帯が読谷村で、世界遺産の座喜味城跡や人気の景勝地「残波岬」があります。 三線音楽の始祖といわれる「赤犬子(あかいんこ)」生誕の地でもあり、焼物や織物などの工芸品が継承されているなど、伝統芸能や文化も盛んな土地。住民は4万人余りで、2014年1月1日に「日本一人口の多い村」として認定。村民の団結力がますます強まっています。「生まれ育った読谷をアピールできるだけでうれしい」と笑顔を見せる達人に、たっぷりと語ってもらいました。
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(ひが ひとし) 比嘉 等さん
残波岬や世界遺産の座喜味城跡、体験型テーマパークのむら咲むら、やちむんの里のほか、ホテル日航アリビラ、沖縄残波岬ロイヤルホテルなどの人気リゾートホテルもあり、観光資源がたくさんある読谷村。国道58号線から西に向かって半島になっており、リゾート施設が並ぶ華やかな雰囲気とは違い、素朴さであふれています。 さらに達人が「当たり前すぎて、その素晴らしさに村民が気付いていない」と挙げたのが、東シナ海に面している海岸です。「読谷の70%以上の海が自然の海岸なんです。読谷は自然のまま。海に向かうと砂浜がすぐに目の前に広がり、さながらプライベートビーチ! すぐ近くに海がある」と力を込めました。観光産業を盛り上げようという村民の意識は年々高まっているそうで、達人を中心に読谷の隠れた魅力やスポットが続々と掘り起こされていきそうです。
読谷の人々の生活には、歌や踊りなどの芸能がしっかりと息づいています。達人によると毎年11月1週目の土日に開催される「読谷まつり」が特に盛大で、200人余りの村民が一斉にステージに上がり、楽器演奏をする時間もあります。「琉球王朝時代、使節を中国へ派遣するための進貢船がありましたが、そのイメージで船を作り、年に1回読谷まつりで披露します。30人以上乗れる船で壮大ですよ。商売の神・泰期(たいき)が進貢船で読谷に戻り、村民の余興を見物するという演出でステージイベントが繰り広げられます。村民参加型の『大人の文化祭』といった祭りで年々ファンが増えています」と語りました。 そして夏の風物詩といえばエイサー。村内各字の青年会が集合する“青年エイサーまつり”と、商店街が発起人の“高志保大通りエイサー天国”という2つの大きなエイサーまつりがあります。秋には定番の読谷まつりと座喜味城通りふれあい祭りに加え、人気ロックバンドのライブなども開かれます。冬はプロ野球、Jリーグを筆頭にスポーツ団体のキャンプ地ともなり、年間を通して、県内外の大勢の人が読谷村を訪れます。
続いて達人が紹介してくれたのが、読谷村の特産品。「食べ物はやはりまず紅芋。“お菓子のポルシェ”の“紅いもタルト”は全国区で有名です。僕たちは子どものころから“ふかし芋”として食べていますが、備瀬(びせ)の紅芋が最高ですね。最近はパイやレトルトカレーなど、冬瓜の加工品の開発が進んでいます。そしておすすめしたいのが、もずく丼! だし汁で煮込んで具を入れた“あんかけ風”で、今までのもずく酢とは全く別の食べ物。絶品です!」都屋(とや)漁港内の食堂で食べたり、レトルトパックで購入できます。美食家の達人が推薦するだけあり、読谷を代表する特産物になる日は近いかもしれません。 「工芸品はやちむん(焼物)です。“やちむんの里”と呼ばれるエリアがありますが、実は読谷村全体が沖縄にとっての“やちむんの里”。県内の窯元が90余りと伝えられる中、読谷に60近くの工房が集まっています。村内の北から南、いろんな所に窯元が点在しています」とのことです。
織物の“花織とミンサー”もおすすめの工芸品。気軽に購入できるコースターやストラップなどもあります。 また馬舞(うまめー)という高々と蹴りあげた足で太鼓を叩く舞踊、そして棒術など読谷には後世に伝えなければならない数々の伝統芸能があります。「すぐ隣の地区でも踊り方が違うなど、読谷内にはそれぞれの地区に残された大切な伝統があるのです」と教えてくれた達人は、「エイサーは出身地の喜名スタイルしか踊らない」そうです。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
まずは読谷観光の定番スポットを紹介します。
夏から秋にかけて伝統的なまつりが行われ、冬は全国のやちむん(焼物)ファンが集まる陶器市が開催されるなど、イベント盛りだくさん。
風に吹かれ、波の音に包まれて自由気ままに楽しめる浜辺が充実する読谷。西の海に広がる美しい夕日に心奪われます。
那覇から読谷へ向かう場合は、国道58号線を40分ほど北上、嘉手納町を越え比謝橋信号から読谷村になります。高速道路利用の場合は、沖縄自動車道沖縄北ICか石川ICで下りて20分程度。
那覇空港から「読谷村観光協会」まで、車で約1時間。那覇空港から国道58号線を北上し、読谷村伊良皆(いらみな)交差点を左折。「読谷高校」を右に、米軍「トリイステーション」を左に見ながら直進し、左側の「タウンプラザかねひで」(スーパー)から1分程度。テーマパーク「むら咲むら」の正面に、「読谷村観光協会」事務所があります。
那覇バスターミナルより約90分。路線番号28番[読谷(楚辺)線]のバスに乗り、「読谷村大当(うふどー)」バス停留所で下車、そこから徒歩約10分。
「読谷村観光協会」※読谷の観光・イベント情報などの問い合わせ先【住所】沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1番地(テーマパーク・むら咲むら近く)【電話番号】098-958-6494【営業時間】9時~18時【定休日】年中無休【駐車場】あり
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