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  1. 「波照間島」日本最南端の美しき離島

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

「波照間島」日本最南端の美しき離島

  夜空に見える星の数が日本一多いといわれ、星空観測が人気の波照間島(はてるまじま)。八重山随一の美しいビーチや荒波打ちつける断崖絶壁など、見どころも多いので、宿泊して昼夜の景色を楽しみたい。

波照間島で人気のビーチ「ニシ浜」

  八重山諸島屈指の美しい海と満天の星空が魅力の波照間島。“果てのうるま(サンゴ礁)”という意味で名付けられたという島は、日本最南端の有人島で、南十字星が見えることでも有名だ。天文観測の島としても知られ、美しい海やのどかな島の雰囲気も魅力となって、観光客からの人気が高い。

更新日/平成29年(2017)6月

◆現地編集部が提案する旬の旅行体験を紹介!
満天の星空を見るために、波照間島に泊まろう
日本最南端の波照間島で青い海をひとり占めしよう
波照間島をゆったりのんびり自転車でぐるり一周しよう

西野 嘉憲
(にしの よしのり)
西野 嘉憲さん

波照間島の魅力を伝える達人
  フリーカメラマン。大阪府生まれ。大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのカメラマンとして活動。大学在学中から何度も沖縄に足を運ぶようになり、平成17年(2005)、石垣島へ移住。雑誌や広告の撮影で八重山諸島の島々を巡り、島に暮らす人たちと自然との関わりをテーマに写真を撮り続けている。

波照間島って、こんな島!

幻の泡盛「泡波」は小さな波照間酒造所で作られている

  石垣島から高速船で約1時間。有人島としては、日本最南端にある波照間島。周囲14.6キロの島は、2時間もあれば自転車で一周できてしまうほど小さいが、あちらこちらに昔ながらの沖縄らしい風景が今も残っている。フクギ並木に見え隠れする赤瓦屋根の民家、家を取り囲んでいるサンゴを積んだ石垣、至るところで飼われているヤギ、ブーゲンビリアやハイビスカスの花々、そして明るく挨拶をしてくれる島の子どもたち。初めてでもどこか懐かしさを感じさせる情景を抜けると、真っ白な砂浜と青く澄んだビーチが待っている。
 また、沖縄といえば泡盛を思い出す人も多いはず。県内には40カ所以上の醸造所があり、今や全国にも泡盛ファンがいるが、生産量が少なく入手困難なので“幻の”と呼ばれる希少価値の高い泡盛もある。波照間島で作られている「泡波」もそのひとつだ。
「泡波は昔ながらの製法なので、麹の香りが濃厚。だけど口当たりがやわらかく、味も素朴で飲みやすい。島の人が言うには、泡波は波照間の水で割って飲むのがいちばんおいしいそうですよ」と達人。希少な泡盛なので、島の飲食店でも提供している店は少ないというが、お土産に購入したいなら、まずは集落の共同売店で探してみよう。

ハテルマブルーに魅せられて

荒々しい崖と紺碧の海が見られる高那崎(たかなざき)

  波照間島でぜひ足を運びたいのが、達人も島の人たちも絶賛するニシ浜。八重山諸島屈指の美景ビーチといわれ、驚くほど透明度が高い。真っ白なパウダーサンドが1.5キロほど続き、太陽の日射しによって、透明から水色、碧、紺碧、群青、藍色へと変わる海の色は、言葉にできないほど美しい。「ニシ浜は島の西側にあるので、夕暮れも絶景。真っ赤に染まった空や海は、圧巻の迫力です」と達人。また、ニシ浜での楽しみは何といっても、シュノーケリングとダイビングだ。白い砂浜の先は遠浅の海にサンゴ礁が一面に広がっており、色鮮やかなたくさんの魚たちを見ることができる。ビーチの入口には、シュノーケル機材のレンタルショップもある。ニシ浜は潜るにも眺めるにも最上のビーチだ。対照的に、島の南側にある高那崎(たかなざき)は、深いブルーの海に切り立つ断崖絶壁。波に削られた荒々しい崖が1キロほど続く迫力のビュースポットだ。
「きめ細かい白砂のニシ浜と断崖絶壁に荒波が砕ける高那崎。対照的な美しさは、初めて島を訪れたときから印象に残っています」
 また、釣り好きの西野さんからこんな提案も。「波照間島は、八重山諸島では釣りの穴場。私はルアーで、大物のガーラ(ロウニンアジ)を釣りました。おすすめのシーズンは4~5月頃。亜熱帯に棲む多くの魚種が釣れるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか」

波照間島の熱い一日「ムシャーマ」

ミルク神を先頭に島を練り歩く「ミチサネー」

  波照間島では、旧盆の中日(旧暦7月14日)に「ムシャーマ」という盛大な祭りが行われる。この日は島外から里帰りの人や観光客などたくさんの人が訪れ、島は一年でもっとも賑わいを魅せる。ムシャーマは、豊年祈願と先祖供養を目的とする波照間島独自の祭りだ。
 ムシャーマでは島全体が3組に分かれ、「ミチサネー」と呼ばれる仮装行列をしながら、島の中央にある公民館を目指して、島内を練り歩く。先頭を歩くのが、五穀豊穣と幸福を象徴するミルク様(弥勒)だ。白い仮面をかぶり、黄色い服をまとっているミルクは、波照間島では女性であるとされ、付き添いの子どもたちはミルクの子。ちょっかいを出しながら歩く道化役のブーブザーがミルクの旦那といわれている。祭りでは他にも琉球舞踊や狂言、獅子舞、棒術、念仏踊りなど、多彩な芸能が奉納され、この日は島が芸能一色に染まる。
 島総出で協力しあい、世代を越えて受け継がれてきたムシャーマは、島になくてはならない大切な行事。最近では、祭りの行われる数日前から島を訪れ、踊りの練習に参加してムシャーマに出る観光客が増えているという。見物だけでは物足りないという人は、ぜひ参加してみよう。

※沖縄のお盆は旧盆(旧暦7月13日~15日の3日間)。

満天の星空を堪能しよう

波照間星空観測センターの上に広がる、美しい天の川

  波照間島は、別名「もっとも宇宙に開かれた島」とも呼ばれ、星の観測地として専門家も注目している。高い建物や人工光がほとんどないので、夜になると満天の星空が広がり、夏には天の川、12~6月には南十字星が楽しめる。
「晴れた夜には、満天の星空に出合えます。あまりの星の多さに口をあんぐりと開けて、見とれてしまうほど。多いときは数分に一度、流れ星も観察できますよ。まさに“星降る夜”で、感動します」
 また、星空を眺めるのに最高の場所として地元の人たちに人気があるのが、島の南に位置する底名溜池(そこなためいけ)展望台。海の間際まで、たくさんの星が瞬く様子が見られるという。

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波照間島のおすすめ情報

波照間島の定番といえば

  波照間島へ来たらぜひ訪れたいおすすめスポットを紹介する。

  • 「ハテルマブルー」と呼ばれる海の碧さ
  • 南国チックな雰囲気で、店内には商品がいっぱい!
おすすめポイント
  島民も太鼓判を押すほど、美しいニシ浜はおすすめ。海水浴やシュノーケリングで遊んだり、のんびり海を眺めた後は、モンパの木やgallery+shop+cafe仲底商店へどうぞ。波照間島らしい土産物がたくさんそろっていますよ。

波照間島おすすめスポット

  のんびりと自転車を走らせて巡るのがおすすめ

  • 石を積んだ頂上には、方位盤と拝所がある
  • 星が見られない日もプラネタリウムを楽しめる
  • 最南端の碑から海岸に下ると高那崎を望むことができる
おすすめポイント
  観光施設の少ない波照間島ですが、見どころは豊富です。先人たちの知恵と工夫が施された島の見張り台であるコート盛では、琉球王朝時代に思いを馳せながら島内を見渡すことができます。また、星を見るのに最適なのが星空観測センター。展示物やプラネタリウムで星に学べるほか、夜には観測会も実施しています。最南端の碑は記念撮影をするのにおすすめ。碑の近くにある星空観測タワーで、最南端の証明書(500円)を購入することができます。

波照間島おすすめの宿

  どの宿もアットホームな雰囲気

  • 民宿星空荘
  • ペンション最南端
おすすめポイント
  島には、ホテルタイプや民宿、ペンションなど、いくつかの宿があります。旅のプランや人数に合わせて宿を選ぶことができますよ。また、どの宿でも島の食材を使った地元グルメを楽しむことができます。

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波照間島への交通アクセス

  各方面から石垣島へは飛行機で。石垣島から波照間島までのアクセス情報を紹介。

飛行機

  現在、石垣島から波照間島への航空便は就航していない。
石垣島へは那覇、宮古島の他に日本各地から直行便が運航している。
石垣島への空の便について詳しくはこちら

  石垣港離島ターミナルからフェリーを利用。
⇒石垣港までのアクセスについてはこちら

フェリー:約2時間30分(毎火曜、木曜、土曜、第2・4金曜に運行)
高速船:約1時間(1日3便)※大原港経由は約1時間20分
※天候によって欠航になりやすいので注意が必要
⇒石垣島から波照間島への船の便について詳しくはこちら

波照間島内の交通アクセス情報

  波照間島には、路線バス、タクシーはない。波照間港から集落までは約1キロ。車で約1分、自転車で約6~7分、徒歩で20~25分ほど。島内の宿泊施設に予約している場合は、送迎をしてくれる。※予約時に要確認

レンタカー、レンタバイク、レンタサイクル

  車両台数が少ないため、事前予約がおすすめ。

【オーシャンズ】
竹富町波照間78-2
0980-85-8387
http://hotel-oceans.businesscatalyst.com/

【うるわしレンタカー&レンタバイク】
竹富町波照間148
0980-85-8438

【レンタルクマノミ】
竹富町波照間730
0980-85-8577

宿でもレンタカー、レンタバイク、レンタサイクル取り扱っている場合あり。宿の予約時に確認することがおすすめ。

達人が答える波照間島のQ&A

Q 島にはコンビニエンスストアはある?
A スーパーやコンビニはないが、集落内に日用品を扱う村の共同売店と個人商店が数軒ある。飲み物やお菓子、アルコール類、タバコなどが購入可能。各店とも夕方までには閉まってしまうので、必要な物は、早めに買っておこう。また、薬を扱っている店はほとんどない。
Q レストランや居酒屋はある?
A 波照間港の待合所に食堂があり、集落内にはカフェや居酒屋が数軒ある。
Q 幻の泡盛「泡波」を購入したい。
A 残念ながら、製造元である波照間酒造所では販売を行っていない。島で消費する分だけ作られるため、土産用に販売されている数は少ないが、集落内の売店で扱っているそうなので、問い合わせてみよう。また、波照間港の待合所にある食堂で、グラス1杯300円くらいで味わうことができるそうだ。
Q おすすめのお土産は?
A 島で作られている黒糖が人気。沖縄県内では、8つの離島地域の製糖工場で黒糖が生産されているが、波照間島の黒糖は島で栽培された良質なさとうきびを原料とし、蜜の濃さ、さらっとした舌触りなど、味はどの島のものよりも一番良いといわれている。
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