
八重瀬町具志頭(グシカミ)港川にある雄樋 (ユヒ)川河口近くの採石場で発見された旧石器時代の遺跡で、1万8000年前の古代人「港川人」が発見された場所。フィッシャーとは岩の裂け目という意味です。平成24年(2012)はこの遺跡を発見した那覇市の実業家、大山盛保氏の生誕100年にあたり、沖縄県立博物館・美術館にて大山氏を称える企画展が開催されました。
港川フィッシャー遺跡は、発掘調査後も取り壊されることなく、現在も当時の姿がそのまま残されています。私有地のため普段は施錠してあり立ち入りできませんが、八重瀬町立具志頭(グシカミ)歴史民俗資料館で事前に手続きを行えば見学が可能です。
【住所】
見学希望者は、八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館へ。
(歴史民俗資料館住所:沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭352)
【電話番号(問い合わせ)】
098-835-7500(八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館)
【交通】
那覇空港から車で約45分、沖縄自動車道の南風原南ICから車で約40分
【営業時間】
9時~17時
【定休日】
月曜
【利用料金】
八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館の入場料のみ(大人200円、子供100円)
【駐車場】
なし
【備考】
港川フィッシャー遺跡は私有地だが、所有者の好意により、資料館へ事前手続きを行った希望者のみ見学が可能。見学の際は周辺住宅への配慮を忘れずに。