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自分の子どもに伝えたい平和学習 ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館の記事イメージ

自分の子どもに伝えたい平和学習
ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館

更新:2018年6月29日

ひめゆり平和祈念資料館では、戦争体験者が年々少なくなっていく今、沖縄戦がどんなものであったのか、元ひめゆり学徒たちの体験を通して、若い世代に戦争の実態を伝えています。後世に戦争の悲惨さと命の尊さを伝える意味でも、子どもと一緒に平和学習のために一度は訪れてほしい場所です。

[たびらいセレクション]

子どもに伝えたい平和学習の記事イメージ

子どもに伝えたい
平和学習

館内には全部で6つの展示室があり、戦前の女学生たちの学園生活から、どのように戦争に突入し、戦中にどんな体験をしたのか、そして戦争とはどういうものであったのかが時系列に沿って展示されています。

第一展示室「ひめゆりの青春」
第一展示室「ひめゆりの青春」は、戦争に対する「教育」がいかに大切かを物語る場所です。生徒たちの誰もが、当時の教育(軍国主義、皇民化教育)を信じていました。かつての教育がどれほど怖いものだったのかを、資料を通じて伝えています。
第二展示室「ひめゆりの戦場」
第二展示室「ひめゆりの戦場」では、
看護要員として動員された240名が配置された、
南風原の沖縄陸軍病院の様子が展示されています。
医療器具や生徒が戦場に携えていった品々
展示品の中には、
沖縄戦から40年後に発掘された当時の医療器具や
生徒が戦場に携えていった品々も。
病院壕を再現したジオラマ
病院壕を再現したジオラマです。
「病院」と呼ばれていたのは手掘りの洞窟に過ぎず、
40近くの横穴に粗末な二段ベッドが
備え付けられていただけのものでした。
職員による館内での説明
証言員(ひめゆり学徒の生存者)や、職員による館内での説明も行われていて、戦場の病院壕でのひめゆり学徒の様子や、運び込まれてくる負傷兵の様子を、実際のエピソードを交えてお話をしてくれます。
第三展示室「解散命令と死の彷徨」
生存者の証言映像や、米軍の記録フィルムを見ることができる第三展示室「解散命令と死の彷徨」。突然の「解散命令」が出され、米軍が包囲する戦場に学徒たちが放り出されたことが記されています。
生存者の証言映像を見る
解散命令後の数日間で
100人余りのひめゆり学徒が死亡していったことが、
生存者による証言映像と米軍が記録したフィルムによって
伝えられています。
第四展示室「鎮魂」
第四展示室「鎮魂」。
ここは沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒と教師の鎮魂の空間です。
壁面にかけられた227人の遺影は、
一人ひとりの命の大切さ、生きた証として展示されています。
そのほか、生存者の証言集を読むことができ、
戦争の悲惨さを個人の体験から学ぶことができます。
伊原第三外科壕を実物大に再現したジオラマ
また、伊原第三外科壕を実物大に再現したジオラマも展示されています。このガマに米軍によって黄燐弾が投げ込まれ、およそ100人のうちの80人余が死亡。ひめゆり学徒も50人のうち42人が亡くなり、生き残ったのはわずか8人のみでした。さらにその後、ガマを出てからも3人が死亡しました。
第五展示室に掲げられた未来へのメッセージ
第五展示室に掲げられた未来へのメッセージ。 これまでの展示を回想し、戦争の愚かさや命の大切さを理解してもらえたらと設けられました。
これまでの展示を見て、感じたことを記す子ども
第五展示室には、ペンと紙が用意されていて、これまでの展示を見て、感じたことを記すことができます。親子で思いを綴るのも良いでしょう。自分の子どもが資料や実際に戦争を経験した人たちからの話を聞いて、どのようなことを思い、考えたのか。それらを知ることで、少し成長した我が子の姿を見ることができます。

ステキな旅づくりに。ちょっとディープな楽しみ方ガイド

[たびらいセレクション]

第二、第三、第四展示室は見学してほしい展示室!

ここは見逃せない
見学してほしい展示室!

ひめゆり平和祈念資料館は、戦争で生き残った人たちの思いがこもった資料館で、6つの展示室にはそれぞれにストーリーがあります。中でも第二、第三、第四展示室は、時間がない方でも必ず見てほしいところ。

第二展示室「ひめゆりの戦場」

病院壕(沖縄陸軍病院)の様子を再現したジオラマ
第二展示室では、240人のひめゆり学徒たちが看護要員として動員された南風原の沖縄陸軍病院がどんな場所だったのか、そこでどんな活動をしていたのかを明らかにしています。

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第三展示室「解散命令と死の彷徨」

解散命令後の様子を証言する生存者の映像
第三展示室の冒頭には、突然「解散命令」が出され、米軍が包囲する戦場に学徒たちが放り出されたことが記されています。ここが戦時下におけるターニングポイントなので必見。

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第四展示室「鎮魂」

第4展示室にある生存者の証言集
壁面にかけられた227人の遺影は、一人ひとりの命の大切さ、生きた証として展示。そのほか、生存者の証言集を読むことができ、戦争の悲惨さを個人の体験から学ぶことができます。

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[たびらいセレクション]

より深く学ぶための関連資料

ひめゆり平和祈念資料館にまだ行ったことがない人や、すでに行ったことはあるけれど、
もっと深く学びたい人のための関連資料を紹介しています。

より深く学ぶための関連資料

  • 絵本「ひめゆり」

    絵本「ひめゆり」

    子どもにも分かりやすく、戦争体験を伝えるために作られた絵本「ひめゆり」。悲惨な戦争を体験した元ひめゆり学徒が、「もう2度と戦争を繰り返してはいけない」と、子どもたちの未来のために、発刊されました。

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  • アニメ「ひめゆり」

    アニメ「ひめゆり」

    子どもたちにひめゆり学徒の戦争体験を伝えるため、平成19年(2007)に「ひめゆりアニメプロジェクト」が発足し、平成24年(2012)6月23日の「慰霊の日」に初上映されました。DVDが資料館で販売されています。

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  • ひめゆり平和祈念資料館ガイドブック

    ひめゆり平和祈念資料館ガイドブック

    ひめゆり平和祈念資料館に観光で訪れる際、旅程の都合でどうしてもゆっくりと展示を観られない人、また、じっくりと全証言を読みたい人にもおすすめです。通信販売も行っているので、事前に読んでから訪れるのも良いでしょう。

    詳細はこちら

ステキな旅づくりに。ちょっとディープな楽しみ方ガイド

ローカル案内役
井上 滉(たびらい編集部)

浦添市出身。沖縄の海が大好きで、週末はシュノーケルを楽しむ。月に一度は県内ホテルに泊まるホテル通。

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