沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
沖縄本島の最北端に位置し、村の面積の80パーセント以上を森林が占める国頭村。本島屈指の美しさを誇るビーチや天然記念物のヤンバルクイナが生息することでも有名です。大自然を体感できる観光スポットやおいしいグルメを紹介します。
那覇空港から沖縄自動車道を利用して2時間30分。亜熱帯の木々が生い茂る森、森から流れる清流、透明度の高い海など、自然が多く残る国頭村。鋭い岩山が連なり、パワースポットとして注目を集める「大石林山」や、沖縄本島最北端の岬「辺戸岬」、人気の景勝地「茅打(かやうち)バンタ」などがあります。豊かな自然を活かし、キャンプやトレッキングツアー、野鳥観察などができる体験型施設「やんばる学びの森」も人気です。国頭村のおいしいものがそろう道の駅「ゆいゆい国頭」も北部ドライブには欠かせないスポット。国頭村を知り尽くした達人に、村の魅力をたっぷり紹介してもらいましょう。取材日/2014年 5月1日 取材者/おきなわいちば編集部
[たびらいセレクション]
(まえだひろや) 前田 浩也さん
豊かな森に覆われた国頭村には、ヤンバルクイナやノグチゲラといった固有種が多く生息します。「国頭村に訪れたら、やはり自然体験プログラムをおすすめします」と前田さんは言います。自然体験施設「やんばる学びの森」では、森林セラピー(森の中で歩行や運動をして、森林浴効果を得る療法) やトレッキングツアー、野鳥観察、星空観察など五感をフルに使って自然を楽しめるプログラムがたくさんあります。宿泊棟やオートキャンプ場も完備され、家族や仲間で楽しみながら自然を学ぶことができます。「海を楽しむなら、シュノーケリングや海水浴はもちろん、国頭村漁業組合が主催する定置網体験、無人島へカヌーで渡るツアーもあります」と前田さん。にぎやかな都会から離れて、沖縄の大自然の中、ゆったりした時間を楽しむのが国頭村のおすすめの過ごし方です。
「大石林山や辺戸岬は通年人気の観光地ですよ」と前田さん。2億年前の石灰岩層が隆起してできた岩山が連なる「大石林山」は、ここ数年パワースポットとして注目を集めています。亜熱帯の森や荒々しく切り立った岩山の間を散策すると、日ごろの疲れが吹き飛ぶようですね。「辺戸岬」は沖縄本島最北端の岬。ドライブにも人気のスポットで、晴れた日には鹿児島県の与論島が見えます。辺戸岬の近くにある茅打(かやうち)バンタ(方言で崖という意味)も北部ドライブにおすすめの絶景スポットです。 観光で欠かせないのが、おみやげとグルメ。達人いわく、「おすすめは、からぎ茶と山原猪豚(ヤンバルイノブタ)です」。からぎとは、ニッケイの木(シナモン)のこと。地元では、かつて木肌を剥いで独特の香りがする皮を楽しんだそうですよ。体を温め、消化器系機能を高めるといわれているからぎの葉を乾燥させた茶葉・からぎ茶は、「ゆいゆい国頭」の人気商品です。山原猪豚は、現在沖縄本島では国頭村でしか食べることができないブランド肉。 イノシシとブタを掛け合わせた品種で肉質はやわらかく、栄養たっぷりで甘い。「ゆいゆい国頭」内の飲食店では、イノブタ丼やイノブタそばを味わうことができます。
国頭村では、豊かな自然と地域の行事から四季の移ろいをはっきりと感じることが出来きます。1月には桜やツバキの花が咲き誇ります。春になればザトウクジラが回遊し、ノグチゲラやヤンバルクイナの繁殖期が始まり、ゴールデンウィークには、奥地区で「奥ヤンバル鯉のぼり祭り」が開かれます。夏は安田地区でシヌグという伝統の祭りが行われ、那覇大綱挽の元になったという奥間地区の大綱引きも2年に1度開催されています。8月には村最大のお祭り「国頭村まつり」が国頭村中学校グラウンドを会場に開かれ、花火が上がり、歌や踊りとともににぎやかに夏を送ります。秋になれば、サシバなどの渡り鳥が訪れ、海ではシイラ漁が始まります。静かな村は一年を通して祭りごとに華やぎます。
国頭村では、スポーツ合宿も盛んです。「プロ野球、大学野球、サッカー、テニス、陸上など数多くのチームが来ますよ。長いチームは3カ月も合宿をしていますよ」と前田さん。プロスポーツ選手たちの練習を間近に見られる環境もあり、パークゴルフやゲートゴルフ、野球などスポーツを楽しむ村民も多いそうです。 2014年から、国頭村ならではの豊かな自然を生かしたスポーツイベントとして、森林などオフロードを走って自然に親しむトレイルランニング大会が始まりました。「沖縄初開催です。初回は与那覇岳周辺を走るコースで、定員850人のところ県内外から1000人を超える応募がありました」。このイベントは今後も開催されるそうなので、国頭村のホームページをこまめにチェックしてみましょう。→国頭村のホームページはこちら観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
パワースポットや絶景スポット、人気の道の駅を紹介します
山、海、川を一度に楽しめる贅沢アウトドア
自然と縁が深い国頭村ならではの施設がいっぱいです!
那覇空港より豊見城ICから高速道路に入り許田ICで降り、国道58号で辺土名へ。約110キロ、2時間30分。
国道58号線を辺土名向けに北上。国頭村道の駅「ゆいゆい国頭」を過ぎて1つ目の信号を左折してすぐの十字路を右折すると国頭村役場。
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国頭村企画商工観光課※国頭村の観光・イベント情報などの問い合わせ先【住所】沖縄県国頭郡国頭村字辺土名121(国頭村役場内)【電話番号】0980-41-2101【営業時間】8時15分~17時【定休日】土・日曜、祝日【駐車場】あり
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国頭村奥集落の鯉のぼり祭り
国頭村奥の集落でゴールデンウィーク期間中に開催され、2014年で25回目を迎えた人気の祭り。きれいに整備された奥川に500匹あまりの鯉のぼりが掲げられ、美しい山と川をバックに沖縄の青い空を悠々と鯉のぼりが泳ぐ風景を見ることができます。祭りは子供たちの健やかな成長と交通安全を願って始まりました。5月3日~5日はイベントも開催され、特設ステージでのショーも行われます。おいしい料理や地元野菜の屋台なども並び、家族みんなでピクニックを楽しめるとあり、毎年多くの人でにぎわいます。
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