1. 豊見城市を楽しむ! おすすめ観光情報

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

豊見城市を楽しむ! おすすめ観光情報

  那覇市に隣接し、近年新たな観光スポットが増え続けている豊見城市(とみぐすくし)。那覇空港から近く、旅の行き帰りに、気軽に買い物やビーチを楽しむことができる人気の街です。豊見城市のおすすめのスポットを紹介します。

全長約700メートルの白い砂浜が美しい豊崎美らSUNビーチ

  那覇空港から南へ車で約15分。近年は土地開発が進み、ショッピングセンターやビーチ、多くの公園が整備されて、観光客や市民の憩いの場となっています。また、沖縄の自然や歴史を学べる場所も多く、ラムサール条約に登録されている干潟・漫湖(まんこ)では、珍しい水鳥を観察することができます。史跡・旧海軍司令部壕は沖縄戦の悲惨さを知ることができる貴重な戦跡です。市の特産品であるマンゴーのキャラクター「アゴマゴちゃん」が豊見城市の魅力を紹介します。

取材日/2014年 6月 取材者/高梨真由子
更新日/2015年 10月

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アゴマゴちゃん
(あごまごちゃん)
アゴマゴちゃん

豊見城市の魅力を伝える達人
  市の特産品であるマンゴーのイメージキャラクターを務めるフルーツ好きの女の子。チャームポイントでありながらも、ちょっぴりアゴが長いのが悩みです。太陽の下でのびのびと育ち、スウィートでキュートな性格。豊見城産の甘くてジューシーなマンゴーを全国にPRするために頑張っています。

空港に近いのも魅力!豊見城市でショッピングを楽しむ

人気ブランドがそろう沖縄アウトレットモールあしびなー

  豊見城市の中で、那覇空港に隣接する豊崎(とよさき)エリアには、買い物やグルメを楽しめる施設が多くそろいます。高級ブランド品を手頃な価格で購入できる「沖縄アウトレットモールあしびなー」は広々とした空間でリゾートショッピングを満喫できます。飲食店も充実しているので、家族連れにもおすすめです。あしびなーの向かいにある豊崎ライフスタイルセンター「TOMITON(とみとん)」は、グルメ、雑貨、エステ、スーパーなどがそろう大型ショッピングセンター。沖縄各地で愛される沖縄そばの名店5軒が並んだ「沖縄そば博」コーナーは観光客に限らず、地元でも人気です。また、「道の駅豊崎」では、豊見城市の特産品「ウージ染め」(さとうきびの葉と穂を煮出した染料で染めた製品)を利用した商品が購入できます。若草色や黄金色が美しい色の小物やバッグは、年代問わず人気です。
 そして泡盛ファンにぜひ訪れてほしいのが、忠孝(ちゅうこう)酒造の「くぅーすの杜 忠孝蔵」。業界初の自社製手造り甕「忠孝南蛮荒焼」で寝かせた古酒は、まろやかな味わいが人気。酒蔵の見学や試飲もできるのでおすすめです。

アクティブ派ものんびり派もビーチで満喫

豊崎美らSUNビーチのある豊崎海浜公園。開放感は外国みたい

  那覇空港から車で15分の豊崎美らSUNビーチは、多くの人でにぎわう定番スポットのひとつです。ビーチ用のパラソルやチェア、浮き輪などはレンタルできるので、手ぶらで訪れてもよいでしょう。設備も充実し、家族連れでも安心して楽しめます。沖縄の海遊びを満喫したいという人にも、のんびり過ごしたいという人にもおすすめのビーチです。
 また、沖縄県民のデートスポットとして人気の瀬長島では、那覇空港を発着する飛行機を間近で見ることができ、驚くほどの迫力です。「夕暮れになると飛行機の誘導灯がついて、導かれるように飛行機が降りてくる光景はとってもステキよ」とアゴマゴちゃんもうっとりします。

“マンゴーの里”で、とびきりスイートなフルーツを堪能

豊見城産のマンゴーと美らトマト。みずみずしくてジューシー

  肥沃な土地を生かし、農業が盛んな豊見城市には野菜や果物の特産品が多いです。中でもマンゴーは、日本で初めて“マンゴーの里”を宣言し、県内最大の出荷量を誇ります。「出荷時期の6月~9月には、味も形も素晴らしい豊見城産のマンゴーを送ろうと、遠方からたくさんの人が買いに来るの。加工品の種類も豊富で、そのおいしさをいつでも手軽に味わえるから、ぜひ食べてみてね」とアゴマゴちゃん。
 「道の駅豊崎」内のJAおきなわ食菜館 菜々色畑をはじめ、市内のファーマーズでも購入することができるので、産地で採れたてのものを味わってみたいですね。

歴史と自然あふれる心にとよむ風景

漫湖水鳥・湿地センターのマングローブ散策路で希少種生物を観察

  豊見城市と那覇市にまたがる広大な干潟・漫湖。1999年、ラムサール条約に登録され、絶滅危惧種のクロツラヘラサギやセイタカシギなどの水鳥のほか、カニや貝、ゴカイなどの底生生物も観察することができます。また、漫湖は琉球王朝時代、大湖(たいこ)と呼ばれていたといいます。かつての豊見城城主が中国で龍船(ドラゴンボート)の競漕を見て、帰国後、城下の漫湖で遊覧したのが、沖縄の伝統行事であるハーリーの始まりという説もあります。
 豊見城市と那覇市の境に位置する史跡「旧海軍司令部壕」は、戦時中、旧日本海軍によって掘られた防空壕。その一部が一般公開されており、悲惨な沖縄戦の様子を今に伝える貴重な戦跡です。市で収集された資料や埋蔵文化財などが展示されている「豊見城市歴史民俗資料展示室」も歴史を学ぶ上で、併せて訪れたいスポットでですね。


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豊見城市のおすすめ観光情報

豊見城市のショッピングエリア

  空港近くでショッピングならこちらです。旅の締めくくりは豊崎で。

  • 那覇空港から近く、立ち寄りやすい
  • 飾り気のない沖縄の笑顔がいっぱい!
おすすめポイント
  あしびなーではブランド品がお得に買えるほか、フードコートや飲食店で沖縄のグルメも楽しむことができます。色々な沖縄そばを食べてみたいという人にはTOMITONの「沖縄そば博」がおすすめ。道の駅 豊崎ではマンゴーやトマトなど特産品の販売をはじめ、さまざまなイベントも開催されるので、ぜひお立ち寄りくださいね。

知る・学ぶ・歴史探訪

  豊見城市の歴史と自然を知ることができるスポットを紹介します。

  • 旧海軍司令部壕内の「司令官室」
  • 漫湖水鳥・湿地センター
  • 豊見城市内各地で行われている「綱引き」などの祭りについての展
おすすめポイント
  旧海軍司令部壕も漫湖も、しっかりと保全していかなければならない大切な遺産。マナーを守って見学してください。豊見城市歴史民俗資料展示室は入館無料です。このほかにも、平敷屋朝敏記念碑・組踊「手水の縁」の石碑、仲風節の歌碑など、市内には多くの史跡がありますよ。

豊見城市の人気観光スポット

  アクティブ派にものんびり派にもおすすめのお出掛けスポットを紹介。

  • 瀬長島ウミカジテラス
  • 豊崎美らSUNビーチ。夏になると多く海水浴客でにぎわう
  • 主な銘柄は、忠孝、夢航海
おすすめポイント
  瀬長島は、飛行機が間近に見られることと、きれいな夕日も見られるとあり、観光客にも地元の人からも人気のスポット。豊崎美らSUNビーチは、設備が整った新しい人工ビーチ。夏はバーベキューを楽しむ人々でにぎわいます。中でも特におすすめは、「忠孝酒造・くぅーすの杜」。泡盛貯蔵庫は、木造では、県内で首里城に次ぐ大きさを誇る建造物。雰囲気も一緒に堪能してくださいね。

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豊見城市(観光協会)への交通アクセス

  那覇空港から車で約15分。ショッピングに便利な豊崎エリアまでの交通情報を紹介。

レンタカーで

  那覇空港から県道221号線を経て国道331号線を南下。瀬長交差点を右折し、豊見城道路を直進すると、道の駅豊崎へ。道の駅豊崎の敷地内。

豊見城市観光協会

  【住所】豊見城市字豊崎1番地1162
【電話番号】098-856-8766
【営業時間】9時~18時
【定休日】年中無休
【駐車場】あり

達人が答える豊見城市のQ&A

Q 「豊見城」の読み方は?
A 市の名前は「とみぐすく」ですが、沖縄県民には「とみしろ」と発音する人も多く、小学校や高校名には「とみしろ」が用いられています。
Q 豊見城市のおすすめのホテルはありますか?
A 那覇空港から近く、アクセス便利なホテルを紹介します。
⇒豊見城市・糸満市・南城市エリアのホテルガイド
世界が認める美しい海、“ケラマブルー”に会いに行こう

  2014年3月に国立公園に指定され、ますます注目の「慶良間諸島」。那覇から高速船でわずか30分程度で行ける美しい楽園です。
 世界有数の透明度を誇るその海は、ダイビングはもちろん、シュノーケリングでもカラフルな魚が見られるのでマリンレジャーに最適ですね。
慶良間諸島の海をたっぷり楽しむための方法を、余すことなく紹介します!
⇒慶良間諸島シュノーケリング特集を読む

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