沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
飛び抜けて透明度が高い海と、豊かな森を有する今帰仁村。美しい景色があらゆる場所で見られ、その景色を楽しめるようなカフェも多い今帰仁村は、ドライブはもちろん、ゆったりと旅を楽しむのにぴったりの場所です。
人口約9500人、沖縄本島北部に位置し、有名な観光名所・美ら海水族館から車で20分ほどの距離にある今帰仁村。海や森などの豊かな自然とのどかな空気感、抜群の眺めが楽しめる場所がいたるところにあります。観光だけでなく移住先としても注目を集めている今帰仁村は、暮らすように滞在し、時の流れに身を任せてゆったりと過ごしたいですね。
[ゆったりとした沖縄の雰囲気を楽しむ]
[たびらいセレクション]
(またよし えん) 又吉 演さん
今帰仁と書いて「なきじん」。観光客はもちろん、沖縄県民にもちょっと難しい読み方の村は、沖縄県北部のやんばると呼ばれる地域に位置し、真っ青な海に架かる全長約2キロもの古宇利大橋や、標高275メートルの乙羽岳(おっぱだけ)、世界遺産である今帰仁城跡があることで有名です。手つかずの自然に囲まれたのどかなこの村について、今帰仁村観光協会事務局長の又吉演さんにお話をうかがいました。「今帰仁村のキャッチコピーは『ぬーん ねんしが 今帰仁村』。これは、方言で『何もないけど』という意味です。ショッピングセンターや娯楽施設はありませんが、とても平和で穏やかで、何もないけれどなぜか心が満たされる村なんです」。又吉さんは、人との出会いがきっかけで観光協会を立ち上げることになり、家族で移住をしました。実際に住んでみて、改めて今帰仁村の魅力を体感しているところだといいます。インターネットが発達し、道路の整備も進んできていることもあり、今帰仁村に住んでいても特別不便は感じないといいます。観光はもちろん、沖縄移住を考えている人にも今帰仁村はおすすめの場所のようです。
2015年で「琉球王国のグスク関連遺産群」として世界遺産に登録されてから15周年を迎えた今帰仁城跡。標高約100メートルに位置し13世紀頃に築城されたと言われ、当時この辺りを治めていた北山王の居城でした。城跡の頂上からは、傾斜に築かれた全長約1.5キロの城壁と周りを囲む森、遠くに広がる海と、国王が眺めていたであろう景色が堪能できます。「今帰仁城跡と言えば世界遺産として有名ですが、桜まつりを見に来る人も多いです。特にライトアップされた幻想的な夜桜は見応えがあります」と又吉さん。桜まつりは毎年1月の中旬から2月のはじめに開催され、数百本の桜が咲き乱れる様子は圧巻だといいます。期間中は夜桜を鑑賞しながら音楽ライブを楽しめるイベントもあり、日本一早い春の訪れを感じるにはもってこいです。今帰仁に来たらぜひとも訪れたい場所のひとつですね。
又吉さんが今帰仁へ移り住み、もっとも感じるのはやはり海の美しさだといいます。「海は本当にきれいで、休日には家族みんなで朝ご飯を海辺で食べたりしますが、それだけでとてもぜいたくな気分になります」。今帰仁の海を一度でも見たら、この海があるだけで満ち足りた気分になることがわかるはず、と又吉さんは言います。「今帰仁はゆっくり、のんびり過ごしたい人向けの場所だと思います。何をするわけでもなく、海を眺めて、今帰仁のおいしいものを食べて、という過ごし方がお勧めです」。 今帰仁には実にたくさんの天然ビーチがあります。「本当は秘密にしておきたい」と又吉さんが言うほど、天然のビーチは驚くほど美しい。それらのビーチは小さな集落を抜けたところにぽっかりと現れたり、教えてもらわなければ気付かないような場所にあります。詳しい場所は観光協会へ行くとマップがもらえるのでぜひ活用しましょう。
新鮮な野菜をはじめ、地元のお母さんたちが作る惣菜など、今帰仁でおいしいものを探すなら「今帰仁の駅 そ~れ」がお勧めです。今帰仁村観光協会から歩いて5分ほどの場所にあり、半月のスイカが屋根にどーんと乗っている外観が目印です。中に入ると地元で採れた旬の新鮮野菜がずらり。店内には、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)やサーターアンダギー(沖縄風ドーナツ)のおいしそうな香りがいつも漂っています。併設されている食堂では地元食材をふんだんに使った定食なども食べられます。 「今帰仁の駅 そ~れ」は、全国的にも珍しい女性だけで運営する直売所。地元の農産物を使った加工品を販売しようと12人の女性メンバーが集まり「そーれの会」を結成したことから始まり、今でも元気なお母さんたちが迎えてくれます。おいしいものを食べられるのはもちろん、珍しい野菜の食べ方や今帰仁のお勧め情報まで、いろいろなことを教えてもらいます。会話を楽しんで元気をもらって、お店を後にする頃には今帰仁をもっと好きになっているはずです。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
森の奥にひっそりとたたずむカフェや、絶景に出会えるカフェ。今帰仁ならではのカフェへ足を運んで、今帰仁をまるごと味わいましょう。
今帰仁村には魅力的な観光スポットがあちこちにあります。見て、歩いて、触れて、飲んで。五感をフル活用して楽しみましょう。
日本一早い春の訪れを告げる桜まつりや大きな海に沈む夕日を眺めながらのマラソン、力強さを感じるハーリーと、魅力満載のイベントへ出かけましょう。
那覇空港から、沖縄自動車道を利用して車で約2時間。
■那覇空港から一般道を利用する場合:約2時間 那覇空港から国道332号か、那覇うみそらトンネルを経由して国道58号へ出て北上します。名護市羽地で国道505号へ入り北上して約2時間で到着します。■沖縄自動車道を利用する場合:約1時間40分 沖縄自動車道を利用し許田ICを下りて国道58号へ。世冨慶を右折し国道329号へ。途中名護東道路を経由し再び国道58号へ入り北上。名護市羽地で国道505号へ入り北上して約2時間で到着します。
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