沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
更新:2017年12月28日
瀬長島へ行くなら夕方からがおすすめ!ウミカジテラスで遊んだ後は、そのまま温泉付きのホテルに宿泊を。最終日の前日に訪れるのにぴったりの、アクセス抜群な離島です。
[たびらいセレクション]
最終日の前日でも瀬長島に泊まれば、夜までたっぷり遊べます。まずは話題のオーシャンビューが楽しめるイタリアン「POSILLIPO」でディナーを!
次はライトアップされた「瀬長島ウミカジテラス」へ。二次会のお店を探しながら散策します。各ショップにはオーシャンビューのテラス席が併設されています。
サーターアンダギーの有名店「かめ天ぷら」の味を継承し、進化させた「KAMEアンダギー」。手作りサーターアンダギーは完全無添加で、外はさっくり、中はしっとりの食感。そして深いうま味が特徴です。アイスクリームやクリームをトッピングした新感覚のスイーツが名物。紅芋やマンゴーなど、沖縄の食材を使ったフレーバーが人気です。
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沖縄で唯一伊江牛を育てている畜産メーカーの直営店。伊江牛は希少価値が高い「幻の牛」として知られています。その貴重で上質な伊江牛を、焼肉や定食として提供。特に人気なのが「ハンバーグ定食」や「焼肉丼」。どちらも1000円台とリーズナブルに食べられるのは直営店だからこそ。
沖縄産の野菜や果物の美容成分がふんだんに入った、ハンドメイド石鹸店。石鹸には、アセロラやアロエ、パッションフルーツなど、美容効果の高いとされている沖縄生まれの原材料が使われています。石鹸以外のアイテムも豊富で、セット商品も充実しているのでお土産におすすめです。
瀬長島の夜を満喫したら、すぐ近くのホテルに宿泊。最終日は早起きして、海を眺めながら露天風呂に入れる温泉へ。
ローカル案内役花城 綾子(たびらい編集部)
那覇市出身。最近沖縄にUターンしてきて、ディープな島の魅力を求めて駆け巡っています。車の運転にハマり中。
那覇空港から車でわずか15分。絶好のアクセスにありながら、離島らしいのんびりとした雰囲気が感じられる場所です。 平成24年(2012)には、天然温泉を有するリゾートホテルが誕生し、さらに平成27年(2015)には西海岸沿いの傾斜地に大規模な商業施設「瀬長島ウミカジテラス」がオープン。従来の大箱商業施設にはない、大自然の景観を取り込んだ食・遊び・癒しの総合アイランドリゾートとして、人気を集めています。
現在は陸路でつながっているが、瀬長島は那覇空港から一番近い離島で、2015年に新しく整備された公園からの眺めは抜群です。再開発計画によって瀬長島はさらなる進化を遂げていて、四季折々の草木で彩られた公園・瀬長島サンセットパークもその一環です。 那覇空港が間近で見えるこの場所は、一時間に何機もの翼が飛び交います。小高い丘の上に設けられた展望台に上がると、機体のお腹にすら手が届きそう。西海岸に位置するため、水平線に沈む夕日も一際美しく、運が良ければ、“グリーンフラッシュ”という光景に出合えることも。“グリーンフラッシュ”とは、日没時に一瞬だけ太陽が緑色に浮かび上がる極めて珍しい現象で、さまざまな条件が合わないと発生しないものですが、瀬長島ではたびたび確認されているそうです。目撃した人には幸運が訪れると言われるほど奇跡的な瞬間ですが、空気が澄み切る10月頃は遭遇する確率が少しだけ高くなります。まばたきをせずに、瀬長島ならではの特別な景色を味わってみましょう。 また、瀬長島は1周わずか2キロにも満たない小さな島ながら、天然ビーチは広々としており、遠浅で波もおだやかです。自然がそのまま残る瀬長ビーチは、監視員もおらず、ハブクラゲネットの用意がないため遊泳は禁止ですが、干潮時には潮干狩りや磯遊びを楽しめます。この島は那覇空港のすぐ南側に位置するため、ビーチからは離発着する飛行機を間近に見られる格好のビューポイントとしても知られていて、夜景のきれいなデートスポットとしても有名です。 国道58号線・瀬長交差点より瀬長島へ向けて伸びる海中道路は、地元では良く知られる飛行機のビュースポットです。直線距離で1キロにも満たない先に那覇空港の滑走路があり、空港を離発着する飛行機が頭上をかすめるように飛んでいきます。那覇空港は世界的にも珍しい軍民共用の飛行場のため、旅客機のみならず爆音をとどろかせる戦闘機の姿も。飛行機ファンのみならず観光客の撮影スポットとして人気です。
平成27年(2015)8月、瀬長島に誕生した「瀬長島ウミカジテラス」。従来の大箱商業施設にはない、大自然の景観を取り込んだ食・遊び・癒しの総合アイランドリゾートです。丘の斜面をそのまま利用した白亜の街並みはイタリアのアマルフィやギリシャのサントリーニ島など、地中海のリゾートを彷彿とさせ、ウミカジ(海風)が心地良く吹き抜けます。日中は海と空が青く輝き、サンセットタイムは目の前で真っ赤な夕日が沈みます。夜はかがり火が灯るテラス席でディナーを楽しむなど、時間や季節の移ろいに合わせて全く異なる雰囲気を味わえます。「非日常感をたっぷりと感じてもらえるために、景観を損ねないよう植栽にスピーカーを埋め込むなど音響にも気を遣っていて、週末の夜には、地元のアーティストによる生演奏ライブも実施しています。 島のランドマークともいうべき「瀬長島ウミカジテラス」のみならず、島内にはさまざまな店舗が独自の魅力を発信しています。オーシャンビューが素晴らしいイタリアン「POSILLIPO(ポジリポ)」をはじめ、フレンチトーストをメインにした「369(ミルク)カフェ」、瀬長島ビーチすぐの「ビーチカフェanjina(アンジナ)」など訪れたいお店がたくさんあります。
近くはエアポートビュー、遠くは慶良間諸島まで見渡すオーシャンビュー。この景観の良さを最大限に堪能できるのが、天然温泉が評判の琉球温泉瀬長島ホテルです。ホテル内にある温泉施設「龍神の湯」は見晴らしのいい真西の方角を向いて建設されているので、遮るもののないパノラマ越しに、夕日や満天の星空を独り占めできます。立ち露天(立ち湯)、つぼ湯など趣向を凝らした9つの異なる湯船があり、沖縄では珍しい天然温泉露天風呂は特に人気です。日帰り入浴も可能なので、旅先の疲れをさっとリフレッシュするのにもちょうど良いです。体を芯から温め、湯冷めしにくい泉質で美肌の湯・子宝の湯とも言われています。 →琉球温泉瀬長島ホテルの詳細はこちら
空港から一番近い島。車で約10分! 沖縄旅行の行きでも帰りでも気軽に立ち寄れる
車(レンタカー)で
空港出口から国道331号線を糸満方面へ進み、豊見城市の瀬長交差点を右折。空港から約5キロ、約10分。
路線バスで
ゆいレール旭橋駅そばの「旭橋」バス停から9番小禄石嶺線に乗車。終点「具志営業所」バス停下車。
島の中にトイレはある?
公衆トイレが完備されています。
龍神温泉を楽しむベストな時間帯は?
日没時、夕日が海に沈むタイミングは絶景。秋頃は空気が澄んでいるので特に美しい姿見られます。また、太陽が真上に位置する正午前後は、青い海を眺めながらの温泉が格別。
島に駐車場はある?
公園内や各施設に無料駐車場が完備されています。ただし島内は意外と広く、歩き続けるのは大変。目的地近くの駐車場利用がおすすめです。
車以外で訪れる方法は?
ゆいレール赤嶺駅と瀬長島ウミカジテラス間の無料シャトルバスが運行しています。時刻表などの詳細は瀬長島ウミカジテラスの公式サイトをチェック。また、那覇空港から琉球温泉瀬長島ホテル宿泊者専用の無料シャトルバス(要予約)が運行しています。