沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
天然ビーチや亜熱帯植物が生い茂る森。豊かな自然が残る本部町には、美しく雄大な海を手軽に体感できる「沖縄美ら海水族館」をはじめ、日本一早い桜が楽しめる八重岳、人気の沖縄そばの店など見どころが満載です。
那覇空港から沖縄自動車道を利用し、車で約2時間。年間300万人が訪れる沖縄で最も人気のある観光スポット「沖縄美ら海水族館」をはじめ、樹齢300年のフクギが連なる備瀬(びせ)地区のフクギ並木、日本一早い桜が楽しめる八重岳(やえだけ)など、本部町(もとぶちょう)には見どころが満載。最近では、豊かな緑を活かした森カフェが若い女性から人気を集めています。観光もグルメも楽しめる本部町を海、山、町の3エリアに分けて、達人にその魅力を聞いてみました。取材日/2014年 4月30日 取材者/おきなわいちば編集部
[たびらいセレクション]
(ちな ゆうき) 知名 雄義さん
「沖縄旅行で外せない観光スポットといえば、沖縄美ら海水族館。世界最大級の大水槽でジンベイザメやマンタが泳ぐ姿は、何度見ても感動を味わえます。また、イルカたちとのふれあいや、ウミガメ、マナティーの観察など、水族館のアイドルたちにも心が癒されるはずです」と話す知名さん。本部町には水族館だけではなく、沖縄の美しい海を満喫できる場所がまだまだあると言います。「フクギ並木で知られる備瀬エリアにあるのが、備瀬崎(びせざき)の海。ここは透明度が高く、シュノーケリングが楽しめる地元で人気のスポットです」。砂浜からでも熱帯魚が泳いでいる姿が見られ、春にはアーサ(沖縄の方言でアオサという意味)が採れるそうです。 また本部町は沖縄本島で唯一、カツオ漁が盛んな町。例年、ゴールデンウィーク頃に初水揚げが行われ、町全体がカツオで活気づきます。「この時期、町内には鯉のぼりならぬカツオのぼりが掲げられます。飲食店や鮮魚店では、新鮮なカツオが味わうことができ、味噌和えで食べるのが本部流です」と教えてくれました。
本部町の真ん中を横切る県道84号線は、沖縄の大自然を感じることができる人気のドライブコース。「一番のおすすめは、日本一早い桜を見ることができる八重岳(やえだけ)。標高453メートルの八重岳には、約7000本のカンヒザクラ(寒緋桜)の木が植えられています。見頃を迎えるのは1月下旬。桜まつりも開催され、日本一早い桜を見ようと多くの観光客でにぎわいます」と知名さん。また、桜の開花と同じ時期に、八重岳山麗の伊豆味(いずみ)集落で、本部町の特産品であるミカン狩りが楽しめます。ここで味わえるのは、タンカンという種類のミカン。ポンカンとスイートオレンジの自然交配によってできたミカンで、甘みが強く、みずみずしいのが特徴です。
本部町営市場や港のある渡久地(とぐち)集落は、かつて町の中心街として栄えた場所。しかし、大型店舗に押され、市場は次第にさびれていったという。空き店舗が多くなった市場を盛り上げるため、8年ほど前から地元出身の若者たちが中心となり、手づくり市を開催。陶器雑貨を売る若手作家の横に天ぷらを売るおばぁ(沖縄の方言でおばあちゃんのこと)がいて、その横には採れたて野菜を売る農家の人がいます。月に1度開かれる地元色が濃い市は評判となり、遠方からも多くの人が訪れるようになったそうです。 今では、昔ながらの衣料品や精肉店のほか、コーヒー豆や革製品、オーガニック食品の店など、さまざまな種類の店があり、町営市場には空き店舗がほとんどないといいます。 “町エリア”で、古くて新しい本部町の魅力を堪能してほしいですね。
本部町の観光で語らずにはいられないのが沖縄そば。沖縄そばが食べられる飲食店が70軒ほど点在し、本部町全域が「本部そば街道」と呼ばれています。本部町の沖縄そばは、特産品のカツオが贅沢に使われたダシと平麺が特徴。町営市場近くのきしもと食堂や、伊豆味の山原そばなど行列が絶えない人気店も多いです。本部町を訪れた際は、ぜひ本部のそばを味わってほしいですね。 最近、若い女性から注目を集めているのが、伊豆味集落の森カフェ。ヤシやヘゴなど亜熱帯の木々の中に、赤や黄色など原色の花々が咲き誇る風景を眺めながら、お茶や食事が楽しめるとあり、癒やしを求める人たちに話題のスポットです。山の中にある古民家利用したCafeハコニワは、地元の食材を活かした料理を店主のセンスが光る器で楽しめるとあり、地元の人にも観光客にも人気があります。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
太陽と海と緑があふれる本部町には自然の魅力がたっぷり
四季を感じるイベントで訪れる人を魅了
橋や船で渡って、島の魅力を存分に感じよう
那覇空港から沖縄自動車道を利用して、車で約2時間。
那覇空港から沖縄自動車道を利用し、約2時間。沖縄自動車道の終点、許田ICから58号線に入り449号線に左折し、海沿いに1時間ほどです。
那覇空港より、約3時間。那覇空港または那覇バスターミナルから高速バス(111番)に乗り、名護バスターミナルで路線バス(65・66・70番)に乗り換え、「本部町役場前」で下車。※所要時間は、道路の混雑状況によって異なり、特に平日の朝夕の通勤時間には各地で渋滞が発生するので注意しましょう。
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本部町の美しい夕日「ゆうもどろの花」
かつての琉球の言葉で、朝日が海に反射してキラキラと輝く美しい光景を「あけもどろの花」といいます。現代の沖縄の詩人・吉川安一氏(『芭蕉布』を作詞)は、本部町の水平線に沈む夕日のことを「ゆうもどろの花」と形容しました。本部町では、夕日を眺めながら沖縄民謡の演奏を楽しめるイベントも開催しています。
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