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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
世界遺産の勝連城跡、浜比嘉島や伊計島などの美しい島、伝統的なエイサー、闘牛など、見どころ盛りだくさん!うるま市で生まれ育った唄者(うたしゃ)・神谷千尋がうるま市の魅力を紹介します。
沖縄本島中部に位置するうるま市は、東海岸に面した勝連(かつれん)半島と、有人、無人を含め8つの島からなっています。2005年に4つの市町村が合併し、自然豊かな地形と美しい景観が未来永劫続くよう願いを込め、「さんごの島」という意味を持つ「うるま市」が誕生しました。 世界遺産に登録された勝連城跡や海の上を走る海中道路は、観光地として人気があり、琉球最古と言われる伝統エイサーや、闘牛の盛んな街としても有名。雄大な自然とともに、歴史や伝統文化を堪能できるのがうるま市の魅力です。闘牛観戦のご予約はこちら取材・文/monobox更新日/2024年 7月たびらい密着取材!おすすめホテル特集
[たびらいセレクション]
(かみや ちひろ) 神谷 千尋 さん
東海岸から太平洋側に突き出す勝連半島(かつれんはんとう)の丘の上に、勝連城跡はある。琉球王朝時代、この地域を支配していた人物「阿麻和利(あまわり)」の居城として有名で、2000年に世界遺産に登録されました。城跡の頂上部から望むパノラマは、エメラルドブルー、コバルトブルーなど沖縄の美しい海の色を楽しむことができ、沖縄本島中部を代表する観光スポットとして人気です。 達人の千尋さんのおすすめは、毎年6月に行われる「ぐしく島唄あしび」です。ライトアップされた勝連城跡をバックにうるま市の歌い手が集い、島唄を披露。フィナーレは泡盛を片手にカチャーシー(沖縄民謡の演奏に合わせて踊る、即興の踊り)で締めくくります。千尋さんも毎回出演しており「世界遺産の勝連城跡で歌うことができ、特別な清々しい気持ちです。観客に今までにない景色を見せることで、世界遺産をもっと身近に感じてもらえればうれしいです」と語ります。
海中道路はうるま市の与那城(よなしろ)から平安座島(へんざじま)へと延び、その後、浜比嘉島(はまひがじま)、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)を繋いでいます。橋の左右には澄み渡る海が広がっており、この景色を眺めるために訪れる人が後を絶ちません。「曲作りや歌詞のイマジネーションを働かせるために、よく海中道路を訪れる」という千尋さん。そんな彼女がすすめる楽しみ方は、なんといってもビーチパーティー! 目の前に広がる海を見ながら、ビールや泡盛片手にワイワイ楽しむことです。海中道路の駐車場ロードパークにはトイレやシャワー設備が整っているので安心。海中道路の途中にある海の駅「あやはし館」では、新鮮な魚が手に入るのでバーベキューの材料にも最適です。 マリンスポーツも盛んで、ウィンドサーフィンやカイトサーフィンなど、季節を問わずスポーツを楽しめるのも海中道路の魅力。旧暦3月3日には「浜下り」という伝統行事も行われ、潮干狩りをする家族連れでにぎわいます。
うるま市は県内でも闘牛大会が多く開催され、闘牛はうるま市の目玉のひとつと言えます。かつて闘牛大会が数多く開催された安慶名(あげな)闘牛場の近くのマンホールには、闘牛の絵が描かれているほどです。市内をドライブすると、闘牛の散歩に遭遇することもありますよ。 沖縄の闘牛は、牛同士が激突し、どちらかが戦意を喪失し逃げるまでが勝負。闘牛士(勢子)のヤグイと呼ばれるあおる声に興奮した牛が、相手の額や腹を突いたり、自らの角をぶつけたりとさまざまな技を巧みに使いこなします。1トンもの巨体が激しくぶつかり合う姿は圧巻。石川多目的ドームでは、年間を通して約20回闘牛大会が開催されますが、なかでも盛り上がるのは春、夏、秋に行われる「全島闘牛大会」。秋の「うるま祭り闘牛大会」では、闘牛を無料で観戦できます。 最近では「闘牛戦士ワイドー」というローカルヒーローが誕生し、子どもたちにも大人気。「ワイドーは子どもも大好きで、うるま市のさまざまなイベントに登場するので、身近に闘牛を感じられるようになりました」と語る千尋さん。闘牛大会では、勝った牛へのファンファーレや三線演奏、カチャーシーが行われ、親子連れにも人気のエンターテインメントとなっています。闘牛観戦のご予約はこちら
「エイサーは地域の文化、歴史を紡ぐ大切な行事。エイサーから地域の魅力を感じてほしい」と語る千尋さん。エイサーとは、旧盆の最終日(旧暦7月15日)に、現世に戻ってくる祖先の霊を迎えるための念仏踊りのことです。 うるま市の伝統エイサーでは20以上の青年会があり、特に古くからの伝統を受け継ぐ「平敷屋(へしきや)エイサー」と、華やかな衣装で威厳のある踊りを披露する「屋慶名(やけな)エイサー」が有名です。毎年、旧盆近くになると街のあちらこちらでエイサーの練習が行われ、夜遅くまでかけ声や太鼓の音が鳴り響き、うるま市では夏の風物詩のひとつとなっています。旧盆の夜には、各地域の青年会がエイサーを踊りながら道を練り歩く「道ジュネー(みちじゅねー)」が見られます。 「生まれ故郷の津堅島は、島を離れた青年たちが旧盆に合わせて帰郷し、島は道ジュネーでにぎわいます。各地域の伝統エイサーにはそれぞれ独特の音があるので、ぜひ旧盆に道ジュネー見て、そこでしか味わえないエイサーを堪能して欲しいです」と千尋さん。最近では、年間を通して沖縄県内各地でエイサーのイベントが開催されていますが、旧盆時期に沖縄に訪れる際には地域の伝統的なエイサーを体験してほしいですね。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
うるま市の人気の観光名所を紹介します。
伝統や文化を受け継ぎながら現代も楽しめるイベントは、迫力があり、見どころも満載です。
のんびりとした時間が流れるおすすめ離島。
那覇空港から一般道を利用して、車で約1時間30分那覇空港から沖縄自動車道・石川IC経由、車で約1時間
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にんじんの甘さがたっぷり。手みやげにもピッタリ。
「キャロットアイランド」の別名をもつ津堅島。特産品の「津堅にんじん」から愛情がたっぷり入ったにんじんロールが誕生!ぜひ、ご笑味ください。
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