沖縄市(コザ)を楽しむ おすすめ観光情報
沖縄文化とアメリカ文化がチャンプルー(混ぜこぜ)された沖縄市。街にはロックから沖縄民謡などの音楽があふれ、夏にはエイサーの音が鳴り響きます。異国情緒ただよう沖縄市の文化やおすすめ観光スポットを紹介します。
![沖縄市は伝統芸能エイサーが盛んな地域 沖縄市は伝統芸能エイサーが盛んな地域]()
沖縄県中部に位置し、那覇市に次いで人口が多い沖縄市。かつて存在した「コザ市」の名残から、市の中心地は「コザ」の愛称で親しまれています。近隣の米軍基地の影響を受け、街には英文字表記の店が並び、外国人が行き交います。沖縄の伝統芸能エイサーやスポーツも盛んですよ。そんな沖縄市の魅力を知り尽くした達人に、沖縄市で過ごす楽しみ方を教えてもらいました。
⇒2019年2月15日(金)~2月28日(木)、沖縄市(コザ)でディープな飲み歩きイベントが開催
取材/おきなわいちば編集部、2014年 6月30日
記事更新/2018年12月
《この記事を読む人におすすめの情報》
アメリカ文化が色濃く残る沖縄市の中心地「ゲート通り」
![英文字表記と日本語の看板が混ざり合ったゲート通り 英文字表記と日本語の看板が混ざり合ったゲート通り]()
戦後、米軍基地の門前町として栄えた沖縄市。「嘉手納基地・第2ゲートへつながるゲート通りは、沖縄市経済の中心地です。通りには米軍人向けの店舗が並び、外国人が経営する服飾店が多くあります。カジュアルからフォーマルまで幅広い品ぞろで、地元の人だけでなく観光客にも人気ですよ」と金城さん。街中を散策するだけで異国の雰囲気を味わえます。
迫力のある演舞で人々を魅了するエイサー
![沖縄県内最大級のエイサーイベント「沖縄全島エイサーまつり」 沖縄県内最大級のエイサーイベント「沖縄全島エイサーまつり」]()
沖縄の伝統芸能のひとつ「エイサー」。沖縄市は県内で最もエイサーが盛んな地域で、毎年夏には沖縄最大規模のエイサーイベント「沖縄全島エイサーまつり」が行われます。
「沖縄市のエイサーの特徴は、大太鼓、締め太鼓、手踊りの構成になっていて、同じくエイサーが盛んなうるま市で使用されるパーランクー(小さな片張り太鼓)は使用しません。また旧盆の3日間は、夜遅くまで地域を練り歩く道ジュネーを行います。道ジュネー中、隣り合う地域のエイサー団体が出合うと行われる『ガーエー(またはオーラセー)』というエイサー同士のぶつかり合いは見物です」と金城さん。
ロックから沖縄民謡まで、音楽があふれる街
![熱いライブ演奏で沖縄市の夜を満喫 熱いライブ演奏で沖縄市の夜を満喫]()
近隣の米軍基地の影響もあり、70~80年代にかけて、ロックやジャズといった外国の音楽と、沖縄で昔から歌い継がれてきた民謡など、さまざまな音楽文化が開花した沖縄市。 “365日音楽の聴こえる街”として、街中に音楽があふれています。「“コザ”の愛称で親しまれる沖縄市の中心地には、ライブハウスが集中しています。20店舗以上のライブハウスや飲食店で、平日の夜ならチャージ料金なしでライブを楽しめる『ライブハウスサーキット』というイベントを開催中。お得でおすすめですよ」と達人が楽しみ方を教えてくれました。
自分たちだけでライブハウスに行くのは心細いという人には、体験ツアーを開催している観光案内所「コザ・インフォメーションセンター」を利用するのがおすすめ。市内を散策しながらアメリカンバーやライブハウスなどをはしごするツアーを実施中です。
コザ・インフォメーションセンター
住所:沖縄市中央1-17-16
電話番号:098-939-4845
ホームページ:http://kozanavi.jimdo.com/
白熱した試合やレースを見て参加して楽しもう!
![毎年1万3000人以上が参加するおきなわマラソン 毎年1万3000人以上が参加するおきなわマラソン]()
沖縄市はスポーツも盛ん。プロサッカーチーム・FC琉球のホームタウンで、3月~11月のシーズン中は、迫力ある試合を観戦することができます。
2月に開催されるおきなわマラソンは、NAHAマラソンと並ぶ沖縄県を代表するフルマラソン大会。世界遺産に登録されている勝連城跡(かつれんじょうあと)や嘉手納基地内を走り抜けるという特色豊かなコースが人気で、全国から多くのジョガー集まります。
「僕も何度か参加したことありますよ。日本陸上競技連盟公認のコースということもあって、たくさんの競技者が参加しますが、市民ランナーも多く楽しく走ることができます。アップダウンが激しいので、かなりキツいのですが、嘉手納基地の中を走るちょっと変わったコースもあって、初心者から経験者まで楽しめますよ」