沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
エリア
キーワード
達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
沖縄本島南部に位置する南城市は、青く広がる海と草花に囲まれた静かな街です。ハートの形をしたこの地域は、豊かな自然を満喫できる癒やしのスポットになっています。絶景のドライブスポットとして知られるニライカナイ橋や、世界遺産の斎場御嶽、神の島と呼ばれる久高島、人気観光施設のおきなわワールドなどがあり、最近はおしゃれなカフェが増えています。
那覇空港から車で約50分。琉球開闢(かいびゃく)神話の地といわれ、世界遺産・斎場御嶽(せーふぁーうたき)がある南城市には、癒やしを求めて訪ねる人も少なくありません。そこでは豊かな自然が出迎えてくれ、地域の人々に支えられた精神・伝統文化が、今もなお人々に語り継がれています。 沖縄の自然を体感するなら新原(みーばる)ビーチやガンガラーの谷、精神・伝統文化を体験するなら斎場御嶽をはじめとした史跡や、周辺離島の久高島に奥武島、家族連れで沖縄を満喫したいならおきなわワールドなど、シチュエーションに応じて楽しめるのも南城市の魅力です。
[たびらいセレクション]
(しんざと よしひと) 新里 善仁さん
那覇市内から南東に下った位置にある南城市には、絶景スポットや豊かな自然を感じられるロケーションがいくつもあります。知念岬やニライカナイ橋、玉城(たまぐすく)城跡からは、一面に広がる青い海を望むことができます。南城市内のカフェや食事どころも、海が眺められたり市内を一望できたりする場所が多いので、景観を楽しみながら食事をするにはもってこいですよ。 シャワーなどの設備が充実したあざまサンサンビーチではリゾート気分が味わえますし、手つかずの自然を残した新原(みーばる)ビーチでは、日常とは切り離されたゆったりした時間を過ごすことができます。 夜はまた幻想的な夜景が見られるのも南城市の魅力のひとつ。安座間港から知名崎にあるテダ御川(てぃだうっかー)へと向かう海岸沿いに駐車場があり、海に向かって車が停められるのですが、そこから見られる月の眺めも隠れた絶景スポット。また、大里の山から見る夕日もおすすめです。 その他にも観光ガイドに載っていない絶景スポットがいくつもありますので、私たち観光協会のスタッフや地元の人に聞いてみるのも良いですし、自分で探してみても楽しいと思います。
南城市には、沖縄民族の祖先といわれる「アマミキヨ」が渡来して住みついた霊地・聖地と呼ばれる場所がいくつも存在します。首里城を中心とし、現在の南城市にあたる大里・佐敷・知念・玉城地域一帯を東方(あがりかた)と言うことから、この地域にある聖地を巡ることを「東御廻り(あがりうまーい)」と呼びます。東御廻りとして回れるスポットは14もあり、世界遺産であり琉球開闢七御嶽の一つとして有名な斎場御嶽をはじめ、アマミキヨが本島で初めて降り立ったとされる「ヤハラヅカサ」や玉城城跡などが含まれています。史跡を自分の足で巡りながら、悠久の時の流れに身を任せてみてはいかがでしょうか。 さらに、獅子舞やミーミンメー、ハーリーなど、地域毎に独特な文化が残っているのも南城市の面白いところ。例えばヌーバレーひとつとってみても、各地域でやり方が違うので注目してみてください。ヌーバレーとは、お盆に帰ってきた魂を地域総出でお迎えする行事のことです。知名ヌーバレーは、昼間の道ジュネーにはじまり、舞台の演目が30~40も行われる大きな行事です。年配の方から子どもまで皆が参加するため、地域の人々の生活感を身近に楽しむことができます。
自分の地域に誇りを持つ人が多い南城市では、南城市の魅力を満喫できる行事やイベントが盛りだくさん。市内にある道の駅・がんじゅう駅では地域にまつわる衣装体験や料理体験ができる他、市内の観光スポットを紹介しています。観光施設・おきなわワールドでは洞くつ探検など、いろいろなイベントを楽しむことができます。 また、南城市の知念は定置網漁で有名な地域で、海人体験では漁だけでなく市場で競りを体験した上で海人料理を味わいます。海人の生活を実際に体験できるのが魅力です。 さらに奥深い楽しみ方のひとつに奥武島(おうじま)ハーリーがあります。ハーリーが終わったあと、各家庭では豪勢な料理が準備されているのですが、地域の人たちは「わざわざ奥武島まで来てくれてありがとう」という気持ちで家庭料理を振る舞ってくれるのです。あまり知られてはいないのですが、温かい雰囲気で迎え入れてくれるので、地域の人と交流を持つことができる貴重な伝統行事ですよ。 南城市の人たちはこのまちが好きで、一緒に地域を盛り上げようとしてくれます。観光の際は商店の人や地域の人にも気軽に話しかけてみてください。きっと、南城市の魅力について話してくれるはずです。
南城市ではいんげんやマンゴー、ゴーヤーなどが指定産地とされているのですが、最近ではウコンやセンダン草、ハーブなども注目を浴びています。ウコンを使ったカレーを出してくれるレストランや、ハーブを使ったアロマ商品を扱っているお店も多いですよ。 センダン草は、ひっつき虫と呼ばれる雑草で嫌われ者のようですが、炎症を抑えたり、血糖・血圧を下げたりと、いろいろな効能があると言われています。センダン草を利用したグルメや染め物などを置いているお店があるので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。 海洋資源の豊富な南城市には魚市場もたくさん存在します。中でも奥武島は、水揚げしたばかりの新鮮な魚介類を使ったてんぷらが有名。少し厚めのふわっとした衣が沖縄てんぷらの特徴です。何個でも食べられますし、値段も手頃なので南城市に訪れた際はぜひ味わってみてくださいね。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
家族連れで楽しめるおすすめの観光スポットや、沖縄や南城市を語る上で欠かせない史跡など、遊んで学べる観光スポットを紹介します。
自然を満喫しながらゆっくりと過ごすことのできる場所。南城市にはそんなスポットがいっぱいあります。
アットホームに出迎えてくれる、温かいイベントが勢ぞろい。自然を満喫し、人々と触れ合いながら、地域の良さを発見してみましょう。
那覇空港から国道・県道・那覇自動車道を利用して約50分。レンタカー、タクシー、路線バスを利用。
那覇空港から国道332号線を那覇・名護方面へ。国道331号線に合流後、明治橋交差点を右折し、国道329号線那覇東バイパスを直進。上間交差点を右折し国道329号線を与那原方面へ。与那原交差点からさらに直進し、国道331号線を直進。所要約50分。
免責補償・カーナビ・消費税すべて込み!
最安値のレンタカー予約はこちら
那覇バスターミナルから、志喜屋線(東陽バス38番)、「斎場御嶽入口」下車、徒歩2分。
南城市観光協会【住所】沖縄県南城市知念久手堅541(がんじゅう駅・南城内)【電話番号(問い合わせ)】098-948-4611【営業時間】9時~18時【定休日】年中無休(ただし、12月29日から1月3日は閉館)【駐車場】無料(南城市地域物産館駐車場50台、知念岬公園駐車場100台)
セールやバーゲンだけじゃない!格安に沖縄を楽しめる方法を紹介します。ホテル、パッケージツアー、レンタカー、海遊びなど、お得に南国リゾートを満喫できるアイデアが盛りだくさん。 ファミリー、カップル、友達同士、どんな旅行スタイルでも満足できる格安リゾート旅ならおまかせ!⇒格安で行く沖縄旅行特集を読む
ヤハラヅカサの向こうから上る朝日
琉球祖先神・アマミキヨがニライカナイから渡来し、琉球神話聖地の島・久高島に降り立ち、次に本島に降り立った最初の地といわれる「ヤハラヅカサ」。雲の隙間から差し込む朝日の向こうには、神々や死者の魂が住むニライカナイがあるのでしょうか。
関連タグ
”ローカル旅行”の楽しみ方を見つけて、比べて、予約できる旅行サイトです。
たびらいの予約サービスが人気の理由⇒
今すぐ予約!!100万件の中から厳選TOP5
沖縄の旬な観光情報を現地からお届け
たびらい沖縄
Moon Terrace Café(むーん てらす かふぇ)
Be Natural(びー なちゅらる)
cafe 森のテラス(もりのてらす)
kitchen in garden Vegetarica(べ
蒼 SOU CAFE(そう かふぇ)
natural CAFE オリーヴの木
黒糖工房・青空喫茶 八風畑(やふうばたけ)
カフェくるくま
CAFE 風樹(ふうじゅ)
食堂かりか
揚げたての沖縄風てんぷらが名物「奥武島」
「おきなわワールド・玉泉洞」の楽しみ方
沖縄の聖地・斎場御嶽の正しい楽しみ方
ガイドツアーで巡るガンガラーの谷の魅力
神の島・久高島のおすすめの見どころ
沖縄観光の定番「国際通り」の楽しみ方
沖縄観光の定番「首里城」の楽しみ方
那覇を楽しむ!おすすめ観光情報
糸満市を楽しむ!おすすめ観光情報
飛行機と温泉が名物「瀬長島」の楽しみ方
おすすめ沖縄ビーチ(本島・南部編)
あざまサンサンビーチ
百名ビーチ(ひゃくなビーチ)
イシキ浜
テダ御川(てだうっかー)
豊崎美らSUNビーチ(ちゅらさんビーチ)
瀬長ビーチ(せながビーチ)
美々ビーチいとまん(びびビーチ)
ジョン万ビーチ(ジョン万ビーチ)大度海岸
波の上ビーチ(なみのうえビーチ)
沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
ロワジールホテル那覇
那覇ビーチサイドホテル
ロワジールスパタワー那覇
かんぽの宿 那覇レクセンター
サザンビーチホテル&リゾート
ホテルグランビューガーデン沖縄
琉球温泉瀬長島ホテル
ザ・サザンリンクスリゾートホテル
ユインチホテル南城
この記事を読む