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牧志公設市場の楽しみ方
ぶらり散策に昼飲み、ハシゴ酒。
さまざまな商店が集まり、常に賑わう牧志公設市場は、いわば那覇の下町です。市場の散策や、最近人気の立ち飲みブームまで楽しみ方を伝授。
更新:2017年10月12日
まずは牧公設市場を
ぶらりと散策しよう
市場周辺でセンベロ
昼飲み、ハシゴ酒
牧志公設市場周辺に、安くておいしい飲み屋が急増中。お昼から飲めるお店も多く、二軒目、三軒目とハシゴ酒も楽しいですよ。おすすめの店舗を紹介。
大衆角打ち酒場 足立屋
立ち飲みブームの火付け役、大衆酒場 足立屋の姉妹店。女性でも気軽に入りやすいバル風の店内は立ち飲み初心者 もおすすめです。つまみから食事系まですべて500円以下とリーズナブル。サク飲みはもちろん、しっかり飲みたい時も満足できる一軒です。
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節子鮮魚店
牧志公設市場裏手に位置し、すぐ目の前はにぎわい広場。昔懐かしの店内で、鮮魚店ならではの新鮮なネタを刺身 炭焼きでいただけます。飲み物は店先のケースの中から好きなものを自由に選ぶセルフ方式。開放的な店内でのんびりくつろぎながら、ビールをぐいっ。
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Panzerotti パンツェロッティ
沖縄初の揚げピザ専門店。自家製トマトソース、モッツァレラチーズなどの具材を包んだ生地はサクサク&モチモ 食感。定番人気のマルゲリータをはじめ、常時四種類のバリエーションを楽しめるほか、ピクルスや紅豚ハムなどのアラカルトメニューも豊富にあります。
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魚学 魚寿司 公設市場総本店
全国各地からこだわりの魚介類を選び抜き、職人の独自の感性と技で仕上げる本格江戸前寿司。スタンダードか 、素材の組み合わせに驚く創作寿司まで豊富に取り揃え、果実味あふれる漬け泡盛や生樽の日本酒などのアルコールと一緒に上質な味を堪能できます。
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ぬーじボンボンZ 串カツ 黒カレー部
約30種類の串カツは煮卵を丸ごと一個揚げたものや厚切りのゴーヤーなど変わりダネも多く、お好きな串カツ5本 90分飲み放題=2000円のセットがイチオシ。那覇カレーグランプリで優勝した名物の黒カレーも本店同様に味わえます。
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牧志公設市場のツウな楽しみ方
「こんな楽しみ方があったの!?」と驚くような、牧志公設市場がもっと楽しくなるマル秘情報をお届けします。
1階で魚を買って2階食堂で調理してもらう
海の幸を一階の魚屋で買って、二階の食堂で料理してもらって食べるという方法があります。調理の手数料は支払いますが、グルクン(タカサゴ)を唐揚げにしたり、アバサー(ハリセンボン)をアバサー汁にしてもらったりなど、一番おいしい調理方法で料理してもらえます。
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市場案内付き料理ツアーがある
市場の人と会話を楽しみながら食材を買った後、調理して試食するというツアーを「よんなーフード」が開催しています。沖縄の食材やその調理法などが学べると人気。目的や時間に応じて、多様な料理ツアーが用意されているので、要チェック。
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衣料部の芸能ステージを楽しむ
公設市場衣料部の二階「ひやみかちマチグヮー館」では、ほぼ毎日のようにイベントが行われています。内容は、日替わりで沖縄伝統芸能や音楽、ダンス、地元お笑い芸人のステージなど多彩で、無料で見学可能です。
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ローカル案内役
井上 滉(たびらい編集部)
浦添市出身。沖縄の海が大好きで、週末はシュノーケルを楽しむ。月に一度は県内ホテルに泊まるホテル通。
詳しく知る
基本情報
牧志公設市場がある市場本通りから市場中央通り付近
牧志公設市場とは?
公設市場の歴史は、闇市から始まりました。終戦直後、まず街を復興させるため、那覇市壺屋の焼き物の陶工たちが許可を得て住み着くようになり、それに合わせて周辺に闇市が自然発生的にできたのが昭和22年(1947)ごろです。不法占拠状態だったことと、衛生面の問題を解決するため、那覇市が昭和25年(1950)に木造4棟の長屋の公設市場を建てましたが、昭和44年(1969)に焼失。昭和47年(1972)に、現在の敷地に総面積1419平方メートルの市場を再建しました。
現在、市場には129の業者が入っています。さらに公設市場周辺まで含めると、700店舗ほどがひしめき合い、にぎわいのある「マチグヮー」に。マチグヮーとは沖縄の方言で市場のことですが、本来は市場を含めた周辺エリア全体を指します。実際、第一公設市場だけではなく、周辺の三坪や五坪の小さな店舗が軒に連なってマチグヮー全体としての相乗効果で活気をつくっています。
牧志公設市場に入っている店は、基本的に家族経営で創業50年~60年の店舗がほとんど。現在は二代目や三代目が受け継いでいるお店が多く、戦後直後から自分たちで立ち上げたというプライドがあります。また、沖縄の物流の発信拠点としても機能しており、人や物が公設市場に集まってきたことで、周辺の国際通りも発展していきました。
市場は食材が新鮮だというのはもちろんのこと、個性的でおもしろい売り手に出会える魅力もあります。市場の雰囲気も含めて、会話をしながらショッピングを楽しんでみましょう。
1階の肉屋コーナーで(NPO法人まちなか研究所わくわく提供)
牧志公設市場は沖縄を感じることのできる場所
今ではスーパーやデパートで手軽に買い物を済ませるスタイルが主流になっていますが、沖縄独特の食材の調理方法の簡単なアドバイスをもらえたり、情報交換できたりするのは地元の人にとっても貴重なこと。沖縄でも核家族化が進み、伝統的な郷土料理や行事の料理を教えてもらう機会が少なくなっているのです。
市場でお店の人とやりとりを重ねていくと、しーぶん(おまけ)してくれるお店があったり、顔を覚えてもらえたり。食材などわからないことはどんどん質問して、コミュニケーションを深めてみて。
マグロ解体ショー(写真/NPO法人まちなか研究所わくわく)
牧志公設市場のイベント
牧志公設市場では「市場の日」として、毎月18日前後にさまざまな催しを行っている。たとえば、マグロ解体ショーや芸能ステージなどのイベントをはじめ、各店舗でも「市場の日」ならではの割引セールを行ったりしています。もともとは一階にある精肉部の催しだったが、今では公設市場全体を象徴するイベントになりつつあります。
そのほか、日曜日が休みとなる衣料部は、毎月第二日曜日に、店前の通り沿いで「ホロホロ市」を開催(11時~18時)。手作り品やストリートライブなどの手作りイベントが行われたりしています。那覇近辺での滞在を考えるなら、こうしたイベントの日に合わせて旅行を組み立てるのも楽しみ方のひとつです。
アクセス・施設情報
施設情報
国際通りのほぼ中央、スターバックス向かいに、市場本通りアーケードの入り口があります。そこから歩いて数分で到着。公設市場に駐車場はないため、徒歩で楽しむか、車なら周辺の民間駐車場を利用しましょう。
【住所】沖縄県那覇市松尾2-10-1
【電話番号(問い合わせ)】098-867-6560(第一牧志公設市場管理事務所)
【営業時間】8時~20時(店舗によって異なります)
【定休日】第4日曜日、12月は無休
【利用料金】入場料不要
【駐車場】なし(近隣の民間駐車場を利用)
車で(レンタカーで)
那覇空港から車で約20分です。
路線バスで
那覇空港バス停より、25番、120番
那覇バスターミナルより、20番、101番、120番
モノレール(沖縄都市モノレール)で
ゆいレール最寄り駅は、美栄橋駅もしくは牧志駅で下車し、徒歩約10分。
牧志公設市場のQ&A
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公設市場にはトイレはありますか?
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二階にトイレがあります。
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公設市場では何を食べることができますか?
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二階が食堂になっていて、一階で買った魚を調理してもらうこともできます(有料)。
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近くに宿はありますか?
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牧志公設市場は那覇の中心街に近いのでさまざまなホテルが周辺にあります。
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