沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
那覇の一大イベント、那覇ハーリーはゴールデンウィーク(5月3日~5日)に那覇新港埠頭で行われます。 那覇ハーリー会場内では、ハーリー競漕のほかにもハーリー船への体験乗船や、地元沖縄の人気芸能人による音楽ライブ、お笑いステージ、沖縄角力(かくりき。琉球相撲のこと)の試合などイベントが盛りだくさん。夜には花火が打ち上がり、初夏の沖縄を楽しむ一大イベントとなっています。
ハーリーは県内各地では、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー。新暦では5月下旬~6月頃)に開かれることが多いですが、那覇ハーリーは旅行客も楽しめるようゴールデンウィーク(5月3日~5日)に那覇新港埠頭で行われます。 那覇ハーリー会場内では、ハーリー競漕のほかにもハーリー船への体験乗船や、地元沖縄の人気芸能人による音楽ライブ、お笑いステージ、沖縄角力(かくりき。琉球相撲のこと)の試合などイベントが盛りだくさん。夜には花火が打ち上がり、初夏の沖縄を楽しむ一大イベントとなっています。ライター/桑村ヒロシ 更新日/2023年 3月たびらい密着取材!おすすめホテル特集
[たびらいセレクション]
(たまき てつお) 玉城 徹夫さん
沖縄各地のハーリーは多くが小型のサバニ(手漕ぎ漁船)を使用していますが、那覇ハーリーの特徴はその何倍も大型な爬龍船(はりゅうせん)を使用していること。他地域のハーリーではひとつの船に10人前後が乗るところ、那覇ハーリーでは36人が乗るというからそのスケールの大きさが想像できるでしょう。 那覇ハーリーの初日、5月3日は中学生、PTA 及び地域団体の部の競漕が行われます。地元の人たちにとっては、職域や性別などチームごとに重ねてきた練習の成果をお披露目する機会です。ひたむきに船を漕ぎ、海を進む様子には心を打たれる人も多いです。 5月4日には競漕はなく、旅行客も気軽に船に乗ることができる体験乗船の日。乗船料は無料なので、時間があれば旅の記念にぜひ乗船してみましょう。 そして最終日、5月5日は朝から行われる一般競漕の後、那覇ハーリー最大の見どころである御願(ウガン)バーリー・本バーリーが行われます。那覇・久米・泊と地域で分かれたチームの3艘が海上に出てまず行われる御願バーリーは、互いの顔合わせともいえ、ハーリー唄や鐘、演武とともに、ゆっくりとコースを巡ります。そして、本バーリーへ。往復600メートルのコースで実力を競う一本勝負が繰り広げられます。
那覇ハーリーは約600年前に中国から伝わったとされ、由来にはいくつかの説があります。ひとつは、琉球王朝の尚敬王(しょうけいおう)の頃の話です。1730年に編集された『琉球国旧記』によれば、那覇出身の長浜太夫(ながはまたいふ)という人物が琉球国の使者として中国に渡り、そこでハーリーを見たことを王府に報告し、爬龍船が作られ、平和と繁栄を祝ったとの説があります。 その他、1400年頃に当時の王・汪応祖(わんおうそ)が、中国留学中に見た龍船を模した爬龍船を、自身の居城であった豊見城(トミグスク)城下の入り江(現在の漫湖)に浮かべ、これを見た那覇の村民が競漕を始めたとの説もあります。 この説を受け、近年、豊見城城跡の中にある豊見瀬御嶽(ウタキ。礼拝所のこと)では、那覇ハーリー前日に「ハーリー由来まつり」を行い、安全や平和、五穀豊穣を祈願し、空手演武やハーリー唄を神に奉納する古式行事を行うようになりました。こうしたところに、時代の流れを汲みながらも、伝統を守り続けようとする沖縄の姿勢と魅力が垣間見られます。
海上ではハーリー競漕や体験乗船を楽しめるほか、陸上では大小2つの特設ステージが設けられ、地元沖縄出身のアーティストのライブや、お笑いライブ、ダンスパフォーマンスや沖縄角力(かくりき。琉球相撲のこと)大会が無料で観覧できます。周辺にはたくさんの飲食ブースも出店するので、自分たちのペースで食事やおやつを頬張りながら過ごすことができます。 期間中は毎晩花火が打ち上がり、祭りを盛り上げます。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
毎年ゴールデンウィークに3日間行われる人気イベント、那覇ハーリー。その魅力を堪能するためのポイントを達人が語ってくれました。
知っていると、ちょっと得意気に那覇ハーリーについて語れます。そんな豆知識の数々を達人が伝授します。
会場には駐車場がないため、近隣の有料駐車場か公共交通機関を利用。
那覇空港から車で約15分、沖縄自動車道 那覇ICから車で約15分
那覇バスターミナルより、20番、23番、27番、28番、29番、31番、63番、77番、80番、92番、110番、120番に乗車し、泊高橋で下車
首里城から車で約15分、国際通りから車で約10分
【開催日時】5月3日、4日、5日 10時~21時御願(ウガン)バーリー・本バーリーは、5月5日。【開催地】沖縄県那覇市港町1丁目 那覇港新港ふ頭【料金】見学、体験乗船ともに無料【駐車場】なし(近隣の民間駐車場を利用)【問い合わせ(電話)】098-862-1442(那覇市観光協会)098-862-3276(那覇市観光課)
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夜の爬龍船(はりゅうせん)
昔、汪応祖(わんおうそ)が爬龍船を走らせたという豊見城城下の漫湖につながる川の河口に、爬龍船を浮かばせて皇族が観賞したときの貴重な一枚です。(写真提供/社団法人那覇爬龍船振興会)
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