奥武島ハーリー(奥武島海神祭)は、沖縄県内でも「勇壮で豪快」と人気が高い

ユッカヌヒーと呼ばれる旧暦の5月4日は豊漁や航海無事を祈願するためのハーリーが県内各地で行われます。ハーリーとは伝統漁船の爬竜船(はりゅうせん=サバニ)を使った競漕ですが、その中でも「奥武島ハーリー」は勇壮で豪快と人気。ハーリーのスタートは、島の中心地である奥武観音堂での御願(ウガン)から始まり、その後ハーリー船を観音堂から海へと担ぎ運び、西(いり)と東(あがり)に分かれ、7番勝負の本パーリーが始まります。
奥武島のハーリーとしては三番目の「流れ船」が個性的。漕ぎ手は高さ5メートルはあろうかと思われる橋から海に飛び込み、そのまま船に乗り込んでエーク(櫂)を漕ぎます。また、審判の合図で船をひっくり返し、再び体勢を立て直して競い合う六番目の「クンケーラーシー」も大いに盛り上がります。この迫力あるレースを見逃すまいと、当日は県内外から多くの観光客が訪れます。
【開催期間】
2019年6月6日(木)
旧暦5月4日
本バーリー 8時40分~10時10分(予定)
域ハーリー 10時30分~15時(予定)
【開催場所】
奥武島海岸
【住所】
南城市玉城奥武
【電話番号(問い合わせ)】
098-948-7190(奥武公民館)
【交通】
那覇空港から那覇空港自動車道南風原南IC経由で約30分
【料金】
無料
【駐車場】
あり
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