沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
宮古島の北西約5キロに位置する伊良部島。2015年1月31日に伊良部大橋が開通したことでも話題を集めています。伊良部島には目立った観光地はないですが、水路を挟んで隣接する下地島と合わせて、マリンアクティビティの名所としても知られています。離島ならではの美しい海でまったりしたり、ダイビングをするなど海を存分に堪能するには最適な場所です。
2015年1月31日に開通した伊良部大橋は、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3540メートルの沖縄県最長の橋。日本国内でも、通行無料の橋としては日本一の長さとなります。橋の開通により島民の暮らしの利便性が向上するのはもちろん、宮古島を訪れた観光客も、島に渡りやすくなります。伊良部大橋は、その形状も特徴的。橋の中央を過ぎると上り坂になりしばらくすると下ります。レンタカーやレンタルバイクで渡るのも、新たな楽しみ方のひとつですね。そして伊良部島を語る上で欠かせない、隣接の下地島(しもじじま)。面積としては小さな島々ですが、長い時間をかけて波に削られながら作られた複雑な地形の沿岸部は、シュノーケルやダイビングのスポットとして世界的な人気を集めています。 そんな話題の伊良部島と下地島で暮らす達人に、島の魅力を聞いてみました。投稿/おきなわいちば編集部、2015年 1月
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(みねおか けんじ) 峯岡 健次さん
伊良部島と下地島の美しい海を存分に堪能するなら、やっぱりシュノーケルやダイビングがおすすめ!という達人。と言っても、沖縄本島やその他の離島の海とは何が違うのでしょうか。「他との違いは、自然がつくりだした複雑な地形を楽しめること。海中の薄暗い洞窟のぽっかり空いた穴から太陽の光が差し込む様子は、とても美しく神々しいですよ」と達人。近隣の海域にサンゴ礁が広がる伊良部島と下地島の大部分は、水の浸食を受けやすい石灰岩でできています。長い年月をかけて雨や海水などの浸食を受けてきた結果、現在のような複雑な地形が形成されたのだといます。 「ダイバーの中には“地形派ダイバー”という人たちがいて、色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚よりもこういった海中の地形を楽しむ人もいるんです」と話す達人。伊良部島と下地島ほど複雑な地形を持つダイビングスポットは、世界的にも珍しいです。ダイビングはもちろん、装備の手軽なシュノーケルでも、海中に広がる絶景を楽しめます。
伊良部島や下地島の観光スポットには、島の成り立ちや歴史、暮らしぶりが垣間見える場所がたくさんあります。例えば、ダイビングスポットとして人気の下地島の通り池。海を望む場所に並ぶ二つの池は、海岸にあった鍾乳洞が浸食されて大きくなったあと天井の一部が落ちてできあがったものです。海側が一の池、もう片方が二の池と呼ばれています。「別々の池の様に見えますが地下部分で通り抜けられるようになっていて、一の池の方は海にもつながっています。通り池という名前の意味がわかりますよね」。 そのほか、伊良部島の北東に絶壁の下に佇むサバウツガー(サバ沖井戸)は、1966年に島に水道が敷かれるまで、このあたりの佐良浜(さらはま)集落の生活を支えてきた井戸です。遠くから見た地形がサメの口の形に似ていたことから沖縄の方言で、サバウツ(サメの口)・ガー(井戸)と呼ばれるようになったのです。 その他の観光スポットも、成り立ちや名前の由来などを事前に調べたり島の人に話を聞いてみたりすることで、ただ見学するのとは違った見方が楽しめます。
伊良部島、下地島を訪れたら、マグロやカツオなどの新鮮な近海魚も味わってほしいと達人。伊良部島と下地島を含む宮古島近海では「パヤオ漁」という方法での漁業が盛んに行われています。「パヤオ漁」とは回遊魚が漂流物に集まる習性を利用した漁法。沖に漂流物に見立てた人工の漁礁を浮かべ、集まってきた魚を獲ります。宮古島と伊良部島と下地島を含む周辺離島では、マグロやカツオ、鮮やかな色彩が特徴のイラブチャー(ブダイ)や沖縄の県魚でもあるグルクン(タカサゴ)、ソデイカなど豊富な海の幸が存分に味わえますよ。峯岡さんが案内してくれた、レストラン入江のでは、分厚く切られたマグロ赤身がリーズナブルに堪能できます。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
伊良部島と下地島の自然を体感できるスポットを紹介します。
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2つの島へ行くには、まずはフェリーか飛行機を使って宮古島へ向かう。フェリーなら沖縄本島(那覇新港)から。飛行機なら、沖縄発はもちろん東京発の便なども利用できます。
伊良部大橋開通により、自動車等を使って宮古島から直接向かうことができます。下地島には、伊良部島から一般道を使って向かうことになります。
伊良部大橋が開通したので、宮古島からレンタカーやレンタルバイクを借りていくのが便利です。
伊良部大橋開通により、宮古島(平良港)からのフェリーは廃止。
フナウサギバナタ展望台から望む西海岸公園の東屋
「船を見送る岬」という島の方言でつけられた、フナウサギバナタ展望台からの風景。宮古島観光で”役に立つ”情報
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