沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
沖縄に数ある空港の中でも、外装、内装ともに南国らしい雰囲気が満点と評判の宮古空港。コンパクトでありながらもお土産店やレストランが充実しており、休憩できる場所も多いので、のんびりと過ごすことができます。癒しの空港「宮古空港」の楽しみ方を紹介します。
宮古島の空の玄関口である宮古空港は、その形から別名サシバ空港とも呼ばれています。旅客、貨物量の需要増加と、本土との直行便開通に対応するため、1997年に現在の「宮古空港ターミナルビル」が開港しました。面積は花笠をモチーフにした旧ターミナル(花笠空港)の2.5倍になり、東京からの直行便や韓国からのチャーター便も降り立ちます。1階と2階に並ぶ土産店では宮古島の名産品はもちろん、伊良部島など宮古本島とつながる離島のお土産も手に入ります。2階にはファストフード店を含めたレストランが3店舗あり、ランチや休憩時間に活用できます。更新日/2017年 6月◆宮古島の観光・旅行情報はこちら>宮古島特集たびらい密着取材!おすすめホテル特集
[たびらいセレクション]
(たきぐち れいな) 滝口 麗奈さん
宮古空港のデザインは、宮古島を代表する渡り鳥、サシバが翔んでいる姿をかたどっており、宮古発展・繁栄への願いが込められています。実は、上空から見ると宮古の頭文字の『M』にも見えるんですよ。また、空港の屋根は全て赤瓦で覆われていて「これぞ沖縄!」という琉球独特の文化も感じていただけます。瓦屋根を空港に使用しているのは日本で唯一、宮古空港だけです。 1階には、宮古の観光情報を得られるインフォメーションコーナーやお土産店「てぃだ待茶屋」などがあります。搭乗受付が売店のすぐ向かいにあるので、買い物した際にもそのまま荷物を預けることができ、重いスーツケースやお土産を持って移動する負担がありません。2階にはレストランやファストフード店もありますので、フライトを待ちながら沖縄料理や宮古料理を楽しむこともできますよ。
空港ビル2階にある、沖縄のローカルファストフード店「A&W」(通称エンダー)には、宮古空港のエンダーでしか味わえないメニューがあります。ハンバーガーやサンドイッチなどおなじみメニューの他に、なんと「宮古そば」が食べられるんです。そばを提供しているエンダーは他にはないのですが、宮古空港では新ターミナルビル開港時から、このサービスを行っています。ファストフードといえば主に若者に人気ですよね。でも、家族で食事をしたい場合、年配の方も食べられるものを…ということで、宮古そばがメニューに加えられました。 そして、冷たいオリオンビールや宮古島のマンゴーを使ったジュースが飲めるのも宮古空港のエンダーだけです。空港でビールが飲みたい!という方は多いでしょうし、宮古に来たらやはりマンゴーを味わっていただきたいという思いから提供し始めました。「Fresh mango juice」は、まさに宮古島産マンゴーをそのままを食べているような濃厚なおいしさが楽しめます。
宮古空港には、館内外のいたるところに熱帯植物が植えられていますが、私のお気に入りは中庭です。吹き抜けになっているので、館内にいながらにして外の空気を吸える場所なんです。草木がつくる木陰や、太陽の光や風が心地よくて、心から癒されますよ。 正面エントランスにも、たくさんのブーゲンビレアやハイビスカスが1年中咲いていますが、こうした空港内の花木は、近くのビニールハウスで独自に栽培、管理しています。植栽担当の平良さんが毎日様子を見てくれるおかげで、その時々の季節の草花を一番良い状態で見ることができます。
私が勤めている1階のお土産店「てぃだ待茶屋」には、有名な「モンテドールのバナナケーキ」や、地元の方から人気の「久松五勇士」など、宮古島のお土産のほとんどが揃っています。私の一番のおすすめは、宮古空港限定の泡盛「サシバ」です。宮古の2つの酒造所で作られた瑠璃シリーズと黒シリーズの2銘柄があり、どちらも宮古空港でしか手に入らない泡盛です。特に瑠璃シリーズは、泡盛を飲んだことがない方でも大変飲みやすくて女性にも人気です。2001年から10年以上寝かされた、クース(古酒)100パーセントならではの熟成された味を楽しめます。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
手荷物検査を通った先にある搭乗待合室では、宮古空港の搭乗待合室だけの限定ドリンクや食事があります。
旅の疲れを感じたときには、ゆっくりと腰を下ろして休憩したいものです。草木の緑に囲まれた宮古空港には休憩場所がたくさんありますが、その中でも。特に安らげるスポットを紹介します。
小腹がすいたときからしっかり食べたいときまで。宮古空港グルメを紹介します。
新ビルディング設立時から年々路線が増えている宮古空港。国内各地からの直行便や海外からのチャーター便も宮古島へ降り立ちます。
那覇空港から約1時間のフライト→航空会社、便数などの情報はこちらから
羽田国際空港から約3時間のフライト→航空会社、便数などの情報はこちらから
花と緑にあふれる宮古空港
訪れる人を心から歓迎し、島を飛び立つ人を笑顔で送り出す優しさに包まれた空間です。
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