来間島へ行くときも、やっぱり一番感動するのは、来間大橋を渡る瞬間です。来間大橋は1995年、農道として開通しました。青い海の上を約1.7キロ爽快にドライブするのも気持ちがいいのですが、車を停めて、橋の上から来間ブルーを眺めるのも最高です。よく目をこらして海を見ていると、ウミガメが息つぎしている瞬間に出会えることもがあります。
来間島に到着したら、島のパーラーや喫茶店でゆっくり過ごすのがおすすめ。ハンモックがあるカフェで、お茶を飲みながらのんびりされる方も多いようですよ。地元の食材を使ったメニューを提供しているお店が多いので、ドライブがてらのランチも味わえますし、マンゴーやパッションフルーツなど、新鮮な島の果物を使ったスムージーやデザートも人気です。自然のままのビーチが多いので、軽食をテイクアウトして、ゆったりと海を眺めながら静かな時間を過ごすにもぴったりの島です。
ちょっと島を巡って見ようと思ったら、必ず行ってほしいのが「竜宮展望台」。名前の通り竜宮城をイメージして作られた展望台で、最上階からは来間大橋と来間ブルーの海を一望できます。ちょっと変わった面白いスポットとしては「タコ公園」がおすすめ。亜熱帯の植物に囲まれた道を突き進んでいくと、大きな大きなタコのモニュメントが目の前に現れます。晴れた日には、真っ赤なタコが青空に映えて、写真を撮らずにはいられません。
また、来間島には、むらづくり推進委員会が制定した住民協定で「憲法」と呼ばれる“島を美しく保ち、誰もが住みたくなるような村にする”という内容の約束事があります。島に住んでいる人も、島を訪れる人も一緒になって、“誰もが心安らぐような島”を作っているということを、ぜひ覚えていて下さい。