沖縄・宮古島諸島のおすすめビーチ
那覇から飛行機で約45分。そこはビーチ天国の宮古島です。極上の砂浜でゆったりするのもよし、宮古島周辺の離島へ出掛けてのんびりするのもいいですね。宮古島のスペシャルビーチを堪能しましょう。
![宮古島の海と浜の美しさは沖縄でも一、二を争う(砂山ビーチ) 宮古島の海と浜の美しさは沖縄でも一、二を争う(砂山ビーチ)]()
「宮古島はビーチに尽きる!」これがこの島に何度来ても感じることです。とにかく海が素晴らしい、砂がきれい、砂質も細かくてサラサラ、そのうえ砂の量も豊富なので歩くとフワフワしていて気持ち良いです。沖縄の島々のなかでもスペシャルなビーチの島といえます。しかも、宮古島と伊良部(いらぶ)島を結ぶ全長3540メートルの伊良部大橋が開通したので、伊良部島や下地(しもじ)島の特徴ある自然の素晴らしいビーチに気軽にアクセスできるようになりました。あのコバルトブルーのきれいな海の上をドライブできるようになるとは夢のようですね。
宮古島列島では、沖縄本島の人工ビーチにはない野趣あふれる自然に囲まれたビーチ、いわゆるイチャンダビーチが堪能できます。ぜひ島に訪れて、ここでしか味わえない離島の魅力いっぱいのビーチをめいっぱい楽しんでください。
更新日/2017年 6月
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達人による宮古島諸島ビーチの楽しみ方
![まるで魂が浄化されていくような荘厳な夕日(砂山ビーチ) まるで魂が浄化されていくような荘厳な夕日(砂山ビーチ)]()
宮古島列島の中心はもちろん宮古島です。平成の大合併で周囲の島々も加わり、宮古島は平良(ひらら)市から宮古島市ヘと変わりました。しかし名前が変わっただけなので、島の様子が何か大きく変化したわけではありません。先述したように宮古島の砂浜は沖縄の中でもナンバー1といえます。これは周囲の離島も同様なので、ビーチを探して島巡りという楽しみは格別。とくに晴れた日の正午から15時ぐらいは太陽が真上にあるので、海はまるで絵に描いたように美しいです。そんな光景に出会うと体がしびれて動けません。ただただ、ぼう然と眺めて感動します。
ビーチでの楽しみは昼だけとは限りません。宮古島の夕焼けは、またひと味違います。おすすめは「砂山ビーチ」である。まず季節によって沈む太陽の位置が違うので、いつも見られるわけではないとお断りしておきますね。ですが、「砂山ビーチ」の大岩トンネルの穴に沈む夕日は一見の価値ありです。太陽に向かって思わず手を合わせたくなるような神々しさがあります。自然豊かな島ならではのロマンチックな光景ですよ。
伊良部の海と下地の海はベリースペシャル!
![島に伝わる伝統漁法は、この遠浅の海を利用する(佐和田の浜) 島に伝わる伝統漁法は、この遠浅の海を利用する(佐和田の浜)]()
伊良部島と下地島、隣り合っている2つの島は、うっかりすると気がつかないほど小さな橋でつながっています。小一時間もあれば1周できる島ですが、ここには筆者が沖縄で一番美しい色の海と信じて疑わない浜があります。それは下地島空港の滑走路の先にある浜。隣は「佐和田の浜」だからカーナビを使えばすぐ分かります。最近は情報誌でも取り上げられるようになったため、観光客のレンタカーが増えて堤防沿いにずらりと並んでいたりします。ときおり頭上を通過する離着陸訓練中の航空機を目の端にとらえ、海を眺めていると、こんな贅沢な瞬間はなかなかない、と思えます。しかし、ここでふと疑問が湧いてきます。どうしてこんな美しい海を埋め立てて滑走路なんか作ったのでしょう。
多良間島には驚きのネーミングのビーチがあった
宮古島から多良間(たらま)島まで、フェリーでおよそ2時間の船旅。かつて日本で一番子育てのしやすい島として紹介されたこともあります。沖縄県では唯一「日本で最も美しい村」にも選ばれており、気候と自然に恵まれたのんびりした島です。島の周囲はぐるりとサンゴ礁に囲まれているので、あちこちにビーチがあります。しかし、驚いたのはそのビーチ名とその発音です。「アガリ゜アカダン」「トゥガリ゜ラ」「アガリ」は沖縄の言葉で「東」だから分かるけれど、リに「゜」がついています。「り」と「い」の中間の発音らしいが、どうしても発音できません。
池間島と大神島の海は美しい色に
![大神島の漁港に着くと、赤い灯台と海のコントラストに驚いた 大神島の漁港に着くと、赤い灯台と海のコントラストに驚く]()
宮古島の地図を見ると、カタツムリの角のような最北端の尖った半島の先に、ポチッとあるのが池間(いけま)島です。その東側にある小さな島が大神(おおがみ)島。宮古空港から池間島のビーチへは、池間大橋をレンタカーで渡れば40分ほどで到着します。
大神島は神の島であるとの理由で、ひと昔前まで島外からの人々を受け入れていませんでした。だから今でも島の中は静かなままです。島の真ん中に位置する山頂にご神体があるとのことで、写真を撮ろうと思ったら「山にカメラを向けてはだめさぁ」と注意されました。信仰の島なのです。大神島へは島尻魚港から出ている定期船に乗って15分ほど。漁港とはいえ、コーラルグリーンの海は美しいです。池間島と近い距離にありながら同じ海とは思えない海の色の違いにビックリします。なぜなら池間島は美しいコバルトブルーの海なのです。