沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
八重山の玄関口石垣島にあるビーチは個性的。野趣に富んでいるビーチ、しっかり管理運営されるホテルのビーチ、波打ち際でキャンプを楽しめるビーチなどなど、カップルもファミリーも独りでも楽しめるのが石垣島です。
石垣島は新空港がオープンした事もあり年々訪れる観光客は増えています。沖縄県の観光データによれば、平成元年度の観光客数は30万人あまりでしたが、2014年には100万人を超えました。海外からの観光客も増え国際観光都市と呼ばれるのも遠からずと思える活気が島にみなぎっています。ということからシーズンに入るとビーチは混雑します。時間に余裕のある人たちは混雑を嫌って離島へ向かいますが、島内にだって魅力的なビーチはいくつもあります。レンタカーで気楽にビーチを巡れるのでかえって離島よりも便利かもしれません。そんな石垣島の隠れた人気ビーチを今回は皆さんだけにこっそり紹介しましょう。更新日/2017年 6月◆この記事を読む人におすすめの情報>沖縄のビーチ一覧>石垣島の旅行・観光特集
[石垣島のおすすめツアー特集]
[たびらいセレクション]
(とみやま よしのり) 富山 義則 さん
正直言って僕らの年代だとマリンスポーツを楽しむのに体力がついて行きません。まぁ情けない話ですが、ビーチで若者達があげる歓声をうらやましく聞きながらビールを飲むのが関の山です。しかし、本当にみんな楽しそうです。本土とは比べ物にならない美しい碧色の海だから興奮するのも無理はありません。フサキビーチやマエサトビーチ、クラブメッドカビラビーチのようなホテルの管理しているビーチや自治体の運営する人工ビーチなら誰でも各種のマリンスポーツが体験出来るようになっています。値段もそれぞれだから下調べしてから行くことをおすすめします。亜熱帯の海を目一杯楽しんだあとは白い砂浜で寝転ぶもよし、ホテルのバーで一杯やるのもまたよしです。南の島特有の自然に包み込まれる爽快感がたまらないですね。
おそらく気がついている人もいるかも知れませんが、実は達人、泳げず海の中には入りません。いや、入れません。とはいえダイビングが趣味の知人からの情報をもとに、ダイビングにおすすめのビーチをお伝えしましょう。石垣島には慶良間諸島、宮古島以上にダイビングショップが集まっているそうです。一説によれば200以上の店がオープンしています。これは全国でもトップクラスの数です。つまりそれだけ石垣島も含めてこの海域には魅力的なポイントかあるということですね。ダイビングポイントでは白保海岸の青サンゴ群落など、近場にあるサンゴも見所のようです。例えシュノーケリングであってもガイド付きのツアーがおすすめ。というのは石垣島の周りは潮の流れが複雑で離岸流も多く、毎年のように事故も起きているからです。
このテーマが僕は一番好きです。ビーチにいったら何もせず読書をしたり、海を眺めたりボーッとしている時間がとにかく大好きです。「飽きないのかね」と不思議がられますが、これが驚くほど飽きないですからビーチがよほど性にあっているのでしょう。ただ一つだけ困るのは日陰の無いビーチ。普段はカメラとタオルと水しか持って行かないので、日陰が無いとさすがに沖縄の太陽には勝てません。あらかじめビーチパラソルを用意しておけばいいんじゃないのと思われるでしょう。レンタルがあれば借りることも出来ますが、だいたい僕が行くビーチは誰も来ない自然のビーチが多いのでレンタルは無いのです。石垣島なら電信屋裏の浜や白保海岸、キファやタバガーなどの川平湾沿いのビーチがおすすめですが、残念ながら大きな木陰がありません。仕方が無いので底地ビーチのモクマオウの木陰でのんびりすることにしています。
ビーチに散歩はよく似合あいます。石垣島だけに限った事ではないですが、どこのビーチを歩いても何かしら発見があるものです。ビーチコーミングです。知人に貝殻の拾えるビーチを教えたらなかなか帰ってきません。あまりの面白さに時間を忘れたと話していました。 ある日、朝早くビーチを歩いているご夫婦を見かけたので声をかけたら、リハビリで砂の上を歩いているそうで、舗装道路を歩くよりも何倍も効果があるのだそうです。このように目的があってビーチを歩くのもいいですが、亜熱帯の自然を感じながら白砂の上を歩く爽快感は何事にも代え難いですね。石垣島なら川平湾沿いにあるビーチはきれいな海を見ながら散歩出来ます。名蔵湾の海岸もおすすめです。それから白保海岸、ナータビーチもロングビーチなので歩きがいがあります。明石の浜もいいですね。貝拾いをしたいならナブレの浜や崎枝あたりがおすすめです。
石垣島で見た夕陽で印象深いのは残念ながら数えるほどしかありません。というのも雲に邪魔され、せっかくの夕陽が途中で消えてしまうからです。つくづく運が悪い男です。とはいえ、島内の西側にはサンセットポイントがいくつもあります。まず思いつくのはフサキビーチ、ホテルのビーチだけど宿泊客以外でも入れるので、桟橋から見る荘厳な夕陽は格別です。宿泊していれば部屋の中でカクテル飲みながらこの天体ショーをたっぷり堪能出来きます。平久保灯台も捨てがたいサンセットポイントです。ここは人気だからレンタカーがたくさん集まって、ちょっとした渋滞のようになる事もあります。おなじく、石垣島最西端の御神崎灯台も良いポイント。名蔵湾や米原ビーチなど西側のビーチは季節によって違いはあるものの、水平線に沈む大きな夕陽が拝めます。底地ビーチもおすすめですが浜続きのシーサイドホテルのビーチバーは穴場です。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
設備も整い、管理運営もしっかりしているリゾートで過ごすビーチは快適で安心そのものです。カップルやファミリーがリゾートライフを満喫出来るビーチはここです。
亜熱帯の自然を心いくまで堪能するならワイルドなイチャンダビーチで過ごすのも面白いです。手つかずの自然の魅力にぐっと引き込まれるに違いありません。
石垣島のビーチランキングでいつも上位に来るビーチはそれぞれ特徴があります。どのビーチか迷ったらまずここへ行ってみると良いですね。
暮らしに密着したビーチライフがうらやましい
この写真、実は平日の一コマ。お父さんも仕事着のままビーチに駆けつけてきます。潮風に吹かれながら食べる奥さん手作りのランチはさぞおいしいでしょう。泳ぐだけがビーチの魅力ではないのです。ビーチは仲間やカップルや家族のコミニュケーションを助けてくれるからうれしいですね。美しいビーチならなおさらです。場所:伊野田の浜(伊野田オートキャンプ場の目の前のビーチ)住所:(伊野田オートキャンプ場)沖縄県石垣市桃里伊野田201-1設備:シャワー、トイレ、自動販売機あり写真撮影/富山義則
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