サーファー御用達のイチャンダビーチは森を抜け、崖をおりてたどり着く、まさに秘境の隠れ家ビーチのようだ

石垣市内から79号線を北上し、名蔵大橋を渡ると名蔵湾沿いに屋良部崎へ向かう二股道があり、左折してしばらく走るとまた二股になるので、さらに左折して屋良部崎を目指して行く。しかし、この浜の駐車場はどこにもない。でもそれが目印なのだ。というのは急に路上駐車が目立つポイントが現れるので、浜への道が近くにあることが分かるからだ。看板等は一切ないが、小さな木に赤くペイントされているのを見つけたらそこが浜への入り口だ。森の中の獣道をどんどん降りて行くとぱっと視界が開け、荒波が打ち付ける小石の浜へとたどり着く。
投網で小魚を捕りにくるオジイたちもいる。サーファー達がいると賑やかで小さな浜だが、大きな貝殻や珍しい貝殻が落ちているのでビーチコーミングにおすすめの浜なのだ。独りで荒波を眺めているのも意外に飽きないもの。珊瑚礁のなかは静かな波が多いから、時には荒々しい波が見たくもなるのだ。