沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
沖縄本島からフェリーや飛行機で30分から1時間程度で行ける慶良間諸島や本島周辺の離島。島へ渡れば、都会の喧騒を忘れさせてくれるゆったりした時間が流れています。日帰りでも行ける離島のビーチを紹介します。
沖縄本島周辺には、興味深い文化や美しいビーチのある魅力的な島が多数存在しているのですが、ちょっと面倒なことに、各離島に向かう定期船の港が複数箇所に分かれています。慶良間(けらま)諸島や久米島、渡名喜(となき)島、粟国(あぐに)島に行くなら那覇の泊港、愛称「とまりん」フェリーターミナルから出るフェリーや高速船に乗ります。しかし、伊是名(いぜな)島や伊平屋(いへや)島は今帰仁(なきじん)村の運天(うんてん)港、伊江(いえ)島は本部(もとぶ)町の本部港となっています。水納(みんな)島、久高(くだか)島、津堅(つけん)島に行く場合は、またそれぞれの港があります。一つの港からどこの島へでも行けると思ったら大間違いです。でも、これはある意味、楽しいことでもあります。簡単に行けないからこそ離島にたどり着いた喜びが倍増します。離島ビーチで遊ぶ楽しさの半分は、この「港に向かい船に乗る」行程にあると思います。それぞれの離島へ向かう船は情緒があって楽しいからです。なかでも慶良間諸島や北部の島へと向かう東シナ海の船旅は美しい海を眺めているだけでも心が弾みます。デッキに出て、思い切り風に吹かれることおすすめしたいですね。沖縄の海がスペシャルだということが分かってもらえるはずです。◆現地編集部が提案する旬の旅行体験を紹介!>座間味の海で、ウミガメと一緒に泳ぐ>阿嘉島のニシ浜で、真っ青な海にダイブしよう!>渡嘉敷島ならではの、絶景の海を眺めに行こう===============⇒沖縄でシュノーケルを満喫!お得なツアー特集はこちらたびらい密着取材!おすすめホテル特集
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(とみやまよしのり) 富山 義則 さん
慶良間諸島の人気ビーチは、渡嘉敷(とかしき)島、座間味(ざまみ)島、阿嘉(あか)島の3つの島に集中しているのですが、実は、いくつかの無人島のビーチに渡し船をチャーターして行くことができます。それに、この無人島のビーチが面白いのです。シーズンになると無人島ツアーもあるので、比較的安い料金で真っ白な砂浜と青い海を体験できます。なかには結婚式のできる無人島もあります。これが那覇市内からとても近い島々なので便利このうえないですね。サンゴに群がる熱帯魚の観賞ができる慶良間の海は、とても身近な大自然です。 慶良間諸島だけではありません。本島周辺の島は、それぞれの文化や自然に個性があるので、訪れるとその違いを楽しめると思います。例えば、伊是名島は琉球王朝の国王が生まれた島として知られていますが、「日本の渚百選」に選ばれている「二見が浦」があり、その近くに歴史的な「伊是名グスク(城)」への遊歩道も整備されています。歴史と美しい渚を堪能できる島といえます。また、久米島には「ハテの浜」という自然の潮の流れがつくり出した砂州があります。真っ青な空と紺碧の海に浮かぶ真っ白な砂浜「ハテの浜」は強烈な印象なので、沖縄のビーチといえば「ハテの浜」と即座に答える人もいるぐらいです。
那覇には波の上ビーチという市民ビーチはありますが、小さいし目の前に橋が架かっているので、「せっかく沖縄に来たのに、ここではちょっと……」という人も少なくないはずです。慶良間諸島の島々は、そんなときにもおすすめ。渡嘉敷島の場合、フェリーで約1時間10分、高速船なら35分です。座間味島、阿嘉島ヘのフェリーは約2時間、高速船で50分。がしかし、座間味島、阿嘉島の夏シーズンは、高速船でしか日帰りができないので注意が必要です。さて、島の港に着いたらビーチを目指すわけですが、これが島ごとに事情が違います。例えば渡嘉敷島は阿波連(あはれん)ビーチ行きの無料バスが待っています。これは、阿波連ビーチの海の家が用意しているバスです。別に予約なしでも乗せてくれますが、ビーチに着いたらドライバーの海の家にお世話になるのはお約束です。でも意外と便利なシステムといえるかもしれません。
「観光客に慣れていない」ってどういうこと、と突っ込まれそうなタイトルにしたのはちゃんと理由があります。それは渡名喜島のことです。初めて渡名喜島に行って驚きました。自動販売機が港にあるだけで、食堂も何もない島でした。港に船が着くとテーブルを並べた即席売店に商品が並び、客がいなくなると同時にアッという間に売店もなくなりました。そこで食料を買いそびれたら、ずっと空腹のままです。離島は行ってみて初めて分かることも多いです。渡名喜島には素晴らしい海とビーチがありますが、ちゃんと調べて準備していかなければ痛い目にあうことを教えられました。これは10年前の話です。
伊平屋島にある「潮下浜(すーがはま)」はイチャンダビーチ(無料の自然ビーチ)の中でも、特に美しい浜です。すっかり気に入ってしまったので、会う人会う人に、いい浜だよと話していたら、あるオジイが教えてくれました。「あそこは昔、島の恋人たちの逢い引きの浜だったよ」と。確かにきれいな浜ですから、さぞかし恋人たちの気持ちも盛り上がったでしょう。粟国島にある「ぼーじゃーばる」という浜はその昔、お坊さんが流れ着いた浜なのだそうです。粟国の言葉で「ぼーじ」はお坊さんのこと。それで「ぼーじゃばる=お坊さんの浜」と呼ばれる浜になりました。なんでお坊さんが流されたのかは分かりませんが、漂流していて粟国島が見えたときは、さぞホッとしたことでしょう。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
那覇から日帰りで行けるビーチは想像以上の美しさです。クマノミやウミガメにも出合える魅力いっぱいの大自然ビーチ。
他の海では見られない亜熱帯の絶景。離島にはそんな光景が随所にあるのだから、たまりません。とっておきのマイビーチを見つけてみましょう。
慶良間諸島には、潮の流れでサンゴのかけらが堆積した白いビーチや、水がないために人の住めない島にも美しいビーチがあります。
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沖縄県の面積は島の土地だけを合わせたって小さなものですが、海の面積も入れると北海道にも負けない広大なものになります。東シナ海に浮かぶ慶良間や周辺の島々は、その海のエネルギーを吸収しながら歴史を積み重ねています。離島のあちこちにあるビーチや景勝地はその膨大なエネルギーが解放されている場所なので、そこにいるだけで自然のエネルギーが身体の中に満ちてきます。亜熱帯の自然を感じると元気になれるのは、きっとそういうことなのでしょう。都会でエネルギーがなくなったら、島でエネルギーを満タンにしませんか。(写真は阿嘉島の「ヒズシビーチ」)
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