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「北大東島」沖縄最東端の”うふあがり島” で美しい島の景色に出会う

「北大東島」
沖縄最東端の”うふあがり島”で
美しい島の景色に出会う

更新:2021年12月27日

岸壁にぐるりと囲まれる北大東島。開拓者が岸壁をよじ登って訪れたという逸話を持つ、開拓と歴史ロマンのあふれる島です。離島らしいのびやかな自然と、歴史が育んだノスタルジックな景色を巡る旅を。

[たびらいセレクション]

沖縄・東の最果ての島で見た、ノスタルジックな景色とは…?

沖縄・東の最果ての島で見た、
ノスタルジックな景色とは…?

はじめに訪れたのは、ノスタルジックな光景が広がる燐鉱石貯蔵庫跡。かつて燐鉱石で栄えた北大東島を象徴するスポットです。

多良間島内
周囲一帯は燐鉱石産業によってできた遺構が点在。ここは燐鉱石を運ぶ際に使っていたトロッコ用のトンネル跡です。
多良間島内
すぐ側に見えるオレンジの廃墟は、かつて燐鉱石をドライヤー機で乾燥させていたドライヤー建屋跡。建物の大きさや敷地の広さから、当時の燐光石産業の栄えっぷりを感じます。
多良間島内
燐鉱山遺跡近くには西港があり、そこから見える海の美しさは圧巻!ノスタルジックな光景のすぐ側に、エメラルドブルーの海が臨める観光地はなかなか珍しいのではないでしょうか。
多良間島内
西港で海を見た後は、北大東島の開拓者が上陸したとされる地へ。岸壁を打ち付ける波を眺めながら、開拓者はここを登ってきたのかとゴクリ...。
多良間島内
開拓当初は加工した砂糖や黒糖の出荷港でもあったため、海に降りていく線路や枕木の一部が復元され、今も残っています。
八重山遠見台
線路を歩いて下まで降りることもできますが、途中で途切れているため、ほどよい所で立ち止まり、広大な海を眺めました。
 
八重山遠見台からの絶景
沖縄海の方へ車を走らせると、ゴツゴツとした石灰岩が立ち並ぶエリアへ。ゴジラやニワトリなど、面白い形をした岩がたくさんあり、奇岩探しも楽しみのひとつ。
 
八重山遠見台からの絶景
岩に囲まれたダイナミックな景色の中、荒波が多い島で唯一穏やかな海が現れます。砂浜のない島で唯一沖縄本島の海に近いということで、沖縄から入植した島民が故郷を懐かしんで「沖縄海」と名付けれらたのだとか。
八重山遠見台からの絶景
沖縄海すぐ側には、沖縄最東端の碑が。ここは沖縄で1番はじめに登る朝日を見るベストスポット!
 
八重山遠見台からの絶景
沖縄で1番に登るとあって、この日は早起きして6時にこの場所でスタンバイ。暗闇が徐々に朝色に染まり、1日のはじまりを感じます。
 
孤島の空いっぱいに広がる星と、一体になる体験を。

孤島の空いっぱいに広がる星と、
一体になる体験を。

見渡す限り大自然に囲まれた孤島・北大東島では、澄みきった夜空に浮かぶ星空も楽しみのひとつ。

北大東島の星空ツアー1
その星空を思う存分満喫するなら、星空観察ツアーがおすすめ。島を知り尽くしたガイドによる案内と星空観察、プロカメラマンによる撮影を楽しむことができますよ。
北大東島の星空ツアー2
なかでも星空とともに人の写真を撮るのは、プロでも至難の業。孤島の夜に包まれた、その日その瞬間の写真は、自分のためだけの特別なお土産に。
北大東島の星空ツアー3
遮る光がなにもなく、孤島の夜空に浮かぶ星。ただただぼーっと星を眺めることが、これほどまでに贅沢だとは。
北大東島の星空ツアー4
ずっと空を眺めていると、北大東島のノスタルジックな岸壁や遺跡とあいまって、なんだか過去にタイムスリップしたような心地にもなってくるから不思議です。
北大東島の星空ツアー5
天気がいい日は一面に広がる天の川に出会えることも。流れ星も夢中になって探してしまいます。北大東島の星空ツアーに参加して、満天の星空に包まれたようなそんなひと時を過ごしてみてはいかがですか?
 
【体験名】星空ツアー
【体験内容】星空観察、天体観測、写真撮影
【所要時間】1時間(夏:20時30分〜/冬:19時30分〜)
【料金】3000円
【場所】各宿泊先ホテルまで送迎あり
【予約方法】メールにて問い合わせ(kitadaito1903@gmail.com インストラクター:清崎まで)
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島の暮らしに触れる観光・体験ツアー3選

  • 島をぐるりサイクリング

    島をぐるりサイクリング

    北大東島は自転車で一周約1時間で回ることができるコンパクトな島。気軽ながらも、バリエーションゆたかなサイクリングコースが魅力です。島らしいのんびりとした自然やお花を楽しむシーンはもちろん、ノスタルジックな光景が広がる「燐鉱石貯蔵庫跡」や島で最も高い場所にある「北大東島灯台」など、異国情緒あふれるスポットも点在。電動自転車でデコボコした坂道を大胆に走り抜ける爽快感もたまりません!

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  • 月桃紙づくり体験

    月桃紙づくり体験

    大東島の固有種として知られる「タイリンゲットウ」で気軽にハガキづくり体験!月桃の葉と紙パックをミキサーにかけたものを型にあわせ、完成したハガキは唯一無二の思い出の品。体験の翌日には受け取ることができるため、そのまま持ち帰ってもよし、大切な人へ宛ててポストに投函するもよし。島では学校の教訓も、月桃でつくった紙に書かれているのだとか。

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  • 船釣り・五目釣り体験

    船釣り・五目釣り体験

    初心者でも気軽に楽しめる、鮒釣り・五目釣り体験!北大東島は知る人ぞ知る釣り天国。釣りがはじめての方でも、高級魚を含めた魚を10匹以上釣って帰ることが多いというから驚きです。釣った魚は近くの「レストランはまゆう」でさばいてもらうか、箱に詰めて持ち帰ることも可能。釣り好きはもちろん、北大東島のお魚を思う存分味わい尽くしたい方にもぴったりです。

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絶対に行きたい北大東島のおすすめ観光スポット 6選

  • 北大東島燐鉱山遺跡

    北大東島燐鉱山遺跡

    かつて北大東島で栄えた燐鉱石産業の跡地であり、​​跡地一帯が沖縄県初の国の重要文化的景観に選定される場所。そのダイナミックかつノスタルジックな光景を見に、多くの人が訪れる人気観光スポットです。燐鉱石産業の歴史が伝わる廃墟が点在するこの場所で、北大東島の歴史に思いを馳せるひとときを。

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  • 上陸港跡

    上陸港跡

    激しい岸壁にぐるりと取り囲まれ、かつては人が上陸することはできなかった北大東島。そんな岸壁を登って開拓に訪れた、八丈島出身の玉置半右衛門が起こした玉置商会の社員が最初に上陸した場所とされるのがここ、上陸港跡です。上陸港跡の上には公園が設置され、天気の良い日は公園から夕陽を眺めるのもおすすめです。

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  • 中野のダイトウビロウ林

    中野のダイトウビロウ林

    スラッと高く伸びるダイトウビロウが300本以上群生する、中野のダイトウビロウ林。もともと北大東島は島全体がダイトウビロウに覆われていましたが、開拓時にほとんどが伐採され、建築資材などに利活用されたのだとか。この場所にだけ残ったダイトウビロウ林は、1981(昭和56)年より村指定の天然記念物として保護管理され、林の入り口に石碑が建てられています。

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  • 沖縄最東端之碑

    沖縄最東端之碑

    北大東島にある、沖縄県で最も東にある岬「真黒(まぐろ)岬」には徒歩や自動車での侵入が困難なため、真黒岬に代わって沖縄最東端の記念碑が建設されたのがこの場所です。高台に設けられた沖縄最東端之碑は、沖縄でもっとも早く朝日が登る場所としても人気。早朝の日の出の時間帯、暗闇が徐々に太陽に侵食される幻想的な朝の時間をのんびり過ごしてみては。

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  • 沖縄海

    沖縄海

    海に囲まれた島でありながら、ビーチなど海に降りられる場所が一切ない北大東島。沖縄の海のように穏やかで島で唯一海に接することができるからと、同じ沖縄県でありながら「沖縄海」と名付けられたのがこの場所です。島で唯一海に接することができる潮溜まりは、人工的に造られたもの。潮溜まりに浮かぶエメラルドグリーンと、その向こうに広がる青々とした大海のグラデーションが美しく輝きます。

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  • 北大東村民俗資料館

    北大東村民俗資料館

    先人たちの偉大な功績を後世に伝え、北大東島がどんな島で、どのような発展を遂げたのかがわかりやすく展示・解説される「北大東民俗資料館」。2022年3月にリニューアルを予定しており、リニューアル後は新たな文献や島の歩みなど、各種資料や展示物が追加され、最新の北大東島を知ることができます。※現在リニューアル中

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北大東島のお土産セレクション 3選

  • じゃがいも焼酎ぽてちゅう(写真はミニくらべセット)

    じゃがいも焼酎ぽてちゅう(写真はミニくらべセット)

    北大東島の特産品であるじゃがいも「ニシユタカ」を使用したじゃがいも焼酎。フルーティーな香りとほんのりとした甘みが特徴です。那覇市で開催された「離島フェア2017」では優良特産品に選ばれるほどの実力派!新感覚のじゃがいも焼酎をぜひご賞味あれ。

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  • 北大東島ポテトチップス

    北大東島ポテトチップス

    島で獲れたじゃがいも「ニシユタカ」を4月から低温保存(3℃)し、贅沢に厚切りして真空フライ製法でカラッと揚げた「北大東島ポテトチップス(うすしお味)」。低温で熟成したじゃがいもを皮付きで厚切りにし、低温でフライしているため、噛めば噛むほど旨みが感じられ、サクサクとした食感が楽しめます。

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  • じゃがめん

    じゃがめん

    北大東島のじゃがいもを蒸かし、パウダー状にしたものを沖縄そばに練り込んだのが、北大東島の特産品「沖縄生麺 北大東じゃがいも麺」。通常の沖縄そばよりもちもちした弾力を楽しむことができ、うどんのようにツルツルとした食感が癖になります。じゃがいもの風味は、感じる人と感じない人がいるのだとか。

    詳細はこちら

今、この宿、見られてます

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