1. 中野のダイトウビロウ林|まっすぐ伸びる300本の高木

中野のダイトウビロウ林|まっすぐ伸びる300本の高木

【投稿日】2021年11月19日(金)| 沖縄発

約20メートルの高さを誇るヤシ科の高木で、沖縄本島のものより背が高いことが特徴のダイトウビロウ。300本以上のダイトウビロウが群生するこの場所は、中野という地域名にちなんで「中野のダイトウビロウ林」と名付けられました。

スラッと高く伸びるダイトウビロウが生い茂る群生に、思わず見入ってしまいますが、実はもともと北大東島は島全体がダイトウビロウに覆われていたそう。島中に生えていたダイトウビロウは開拓時にほとんどが伐採され、建築資材などに利活用されていましたが、この場所だけが残ったのです。かつての北大東島を物語る群生と圧巻の景色によって、1981(昭和56)年より村指定の天然記念物として保護管理され、林の入り口に石碑が建てられています。

高くそびえ立つダイトウビロウが島中に生い茂るかつての北大東島に思いを馳せたり、フォトスポットとして楽しんでも◎。夜になると絶滅危惧種であるダイトウオオコウモリが出ることもあるため、運が良ければ林に潜む姿を目撃できるかもしれません。

【住所】
沖縄県島尻郡北大東村中野207-1

【アクセス】
北大東空港から車で約8分

【投稿日】2021年11月19日(金)【投稿者】たびらい編集部

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