- 丸吉食堂
- 地元客や観光客も足繁く通うという宮古そばの名店「丸吉食堂」。ニンニクがきいた少し甘めの豚骨スープに、やや硬めの麺、そしてトロトロのソーキが一番人気の「ソーキそば」は、何度食べても食べ飽きないと評判。また「宮古そば」は、具が麺の下にも隠されていて、これが昔ながらの宮古そばスタイルだ。
食後には、黒糖アイスキャンディがもらえ、その素朴なおいしさに思わず笑顔になってしまう。お昼時は、かなり混み合うので、開店まもない時間と夕方頃が狙い目だ。
編集部のおすすめ
ニンニクの風味が特徴のスープと煮込んだソーキの組み合わせは並んで待つ価値あり。麺の量が多く見た目以上にボリュームもある。
- 沖縄そば専門店 いしぐふー 小禄具志店
- 沖縄のブランド豚・アグーを使った旨みたっぷりの贅沢スープにコシのある自家製麺、黄金色の卵焼き、そしてトロトロの炙りソーキ。パクッとほおばると、口の中に広がる香ばしさと、とろける柔らかさが絶妙。カツオ節をトッピングすると、また違う味が楽しめる。ワサビと辛子はお好みで。
編集部のおすすめ
「いしぐふー」も同じくトロトロになるまで煮込んだ軟骨ソーキを提供直前に炙ったもの。自慢のソーキを使った「あぶりソーキ丼」もおすすめだ。
- 宮里そば
- 名護の地元民「なごんちゅ」がビーチパーティーの帰りや、家族で遊びに出かけた帰りに行きたくなるそば店、それが「宮里そば」。広い店内は地元民、観光客問わず常に賑わっている。一番人気のソーキそばは、あっさりとしたスープの上に、しっかり味がしみたソーキと結び昆布がのっている。暑い日でもペロッと食べられる飽きのこない味。名護のそばを食べたことがなければ、ここのソーキそばが定番。沖縄そば店ではめずらしい、カレーやミートソーススパゲティ、トーストも人気だ。ほんのり甘めの味付けは、子どもの頃を思い出すような懐かしい味。
ここには名護の変わらない風景、変わらない味がある。子どもからお年寄りまで昔から愛される「なごんちゅ」のそば店だ。
編集部のおすすめ
ソーキそばの上には大きな骨付きソーキが4つも載っており、量もたっぷり。あっさりしたスープとの相性も良い。
- そば処 玉家 豊崎店
- ソーキそばが人気の玉家からのれん分けした、家族経営のアットホームなそば店。かつおだしメインのスープはコクがあるのにあっさり味。ソーキや三枚肉は丁寧にあく取りを行い、ホロリとした食感を大事にしたもの。てびちはそばだしで煮込んで、ぷるぷるのゼラチンにうま味を十分に染み込ませている。「名店の味を正確に再現することを肝に銘じている」と情熱を燃やす、ほっこり笑顔がかわいらしいお母さん。お客さんがスープを飲み干し「はぁ…おいしい」とつぶやく声がうれしいと、幸せな1杯のために愛情を込め続けている。
編集部のおすすめ
あっさりした味わい骨付きソーキが特徴で澄んだスープとの相性も良い。
- 沖縄そば処 はなきなぁ~
- 天井にむき出しの配管もディスプレーとして溶け込み、おしゃれな雰囲気を演出している店内。座敷、カウンター、テーブル席は、いろいろなスタイルでくつろげる店にしたいという店主の思いを実現している。入口から入った正面は、端から端まで全面が窓。どの席からでも空と海の青と眼下の芝生の緑が広がる景色が望めて、開放感が十分感じられる。好みのスタイルで、アグーとかつおだしが仲良く合わさったスープに、もちもち感と噛み応えのある特注手打ち風手もみ麺のそばをじっくり味わいつつ、のんびり過ごせる。
編集部のおすすめ
「はなきなぁ~」のソーキはトロトロになるまで煮込んだものを香ばしく炙ったもの。こってりしたソーキの味わいと、こだわりのスープの味が濁らないように別皿で提供している。ワサビはソーキに直接載せて食べるのがおすすめ。
- 明石食堂
- 石垣島の北部、明石集落にある「明石食堂」のソーキそばは、とにかくソーキ(豚のアバラ部分)が絶品。トロトロに煮込まれたソーキは濃いめの味に仕上げてあり、白濁のスープと絡んで絶妙なうまさを演出する。常連客の中には、ソーキそば(大)を食べたあと、さらに追加注文したソーキをライスに乗せて丼にして味わう常連客も。
編集部のおすすめ
スープの色が変わるくらいトロトロに煮込まれたソーキが載ったそばは食べ進む内に味が変わっていくのが醍醐味。また、八重山そばの特徴でもある丸くて縮れのない中太麺との相性も良い。