- 神アマミキヨが最初に降り立った島
久高島(くだかじま)
- 久高島(くだかじま)は沖縄本島南部、南城市の沖合5キロに浮かぶ周囲約8キロの細長い島。琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地です。島内には今でも御嶽や拝所などが数多くあり、神が降り立ったとされるビーチもたくさんあり、それゆえ遊泳が禁止されていたり、浜の石ひとつも持ち出し禁止となったりしていることがほとんどで、まさに神の島です。
編集部のおすすめポイント
南城市にある安座間(あざま)港から高速船で15分、フェリーで25分と、日帰りでの観光も楽しめるのでおすすめ。港周辺には世界遺産に登録された人気のスポット「斎場御嶽」や自然豊かな森が広がる神秘的なスポット「ガンガラーの谷」など観光を楽しめるスポットも。
- 透明度の高い海“ケラマブルー”を追い求めて。
渡嘉敷島(とかしきじま)
- 慶良間諸島(けらましょとう)を代表する島、渡嘉敷島(とかしきじま)。世界屈指の海の美しさは「ケラマブルー」と呼ばれ、マリンスポーツのメッカとしても有名です。毎年、国内外から多くの観光客が訪れる今や人気の離島です。島内では宿泊できるホテルもあるため、島ののんびりとした雰囲気や自然を楽しみたいという方は要チェックの離島です。那覇発で気軽に行けるのもうれしいポイントですね。
編集部のおすすめポイント
渡嘉敷島の海は眺めるだけではもったいない! シュノーケルやダイビングで海中の世界もぜひ楽しんで。高確率で野生のウミガメに出会えると評判の「渡嘉志久ビーチ」へは必ず押さえておきたい場所。スイスイ~<と優雅に泳ぐ海の生き物たちと一緒に海中散歩を楽しむのがおすすめの過ごし方ですよ/p>
- 沖縄本島からアクセス至便の穴場。
日帰りもOKの「津堅島(つけんじま)」
- 沖縄中部・勝連半島の先の方にある平敷屋(へしきや)港からフェリーで30分の離島「津堅島(つけんじま)」。那覇からの日帰り旅行も可能ですが、慶良間諸島などに比べると那覇からアクセスが悪いせいか観光客は少なめ。にんじんが特産品で「キャロットアイランド」と呼ばれ、島内には「にんじん展望台」という見晴らし台があるほどの“にんじん王国”。マリンスポーツや海水浴におすすめの「トゥマイ浜」は、シャワー、トイレ完備で安心して楽しめます。
編集部のおすすめポイント
日帰りでもいいですが、せっかくならのんびりと宿泊するのがおすすめ。沖縄本島から近い離島ながら星空は抜群に美しいですよ。宿泊施設は民宿が数軒あるのみなので、事前に予約をしてくださいね。
- 人口約200人、牛の数約2800頭。
交番も信号もない「黒島」
- 石垣島からフェリーで約30分、牛の数が人口よりも圧倒的に多く「牛の島」とも呼ばれる島が黒島です。牧草が生える平坦な土地が続き、果てしなく続く青い空と海と緑のコントラストが美しい。交番も信号もないほどに平和でのどか。豊かな自然と、地元の人々の温かさにどっぷりと浸かりましょう。
編集部のおすすめポイント
とにかく牛が多い!のんびりと育つ牛の姿に癒される。そんな昼間の黒島の風景も素晴らしいですが、夜も最高。街灯が非常に少ない島なので、決して都会では見られない満天の星空が広がります。
- ハテルマブルーと満点の星。
「波照間島(はてるまじま)」
- 日本最南端の有人島で、八重山諸島でも屈指の美しい海が人気の島「波照間島(はてるまじま)」。特に「ニシ浜」は潜るのも眺めるのも最高のビーチです。また、その星空の美しさも有名で、夏には天の川、12月~6月には南十字星が見られます。昼夜ともに美しい景色を楽しめるのでぜひ宿泊をして楽しんでください。
編集部のおすすめポイント
生産量が少なく入手困難なので「幻の泡盛」と呼ばれる「泡波」の酒造所がありますが、そこでの販売は行っていません。欲しい場合は集落の共同売店をまずは訪ねてみて下さいね。
- 八重山諸島の中央に位置する八重山のてんぶす
「小浜島(こはまじま)」
- さとうきび畑が広がる小浜島は、島の周囲が16キロほどの小さな島。美しい海やマングローブ林、満天の星空など、南国特有の豊かな自然にあふれています。また八重山諸島の中央に位置する島の為、八重山のてんぶす(沖縄方言で「おへそ」という意味)と呼ばれていますよ。その名の通り、島内でもっとも標高の高い大岳(うふだき)の頂上からは、石垣島や竹富島、黒島、西表島などが360度見渡せます。
編集部のおすすめポイント
小浜島のビーチで人気なのが東側にあるトゥマールビーチ。海水浴だけでなく、スタンダップパドルやカヌーを楽しむのにもおすすめです。朝日もきれいに見えるので、散歩をしながら朝日が水面に反射してキラキラ光る海を楽しめます。
- 島の90%を亜熱帯の原生林の秘境の島
「西表島(いりおもてじま)」
- 石垣島から高速船でおよそ40分。イリオモテヤマネコやカンムリワシなど、珍しい天然記念物が生息していることで有名な西表島(いりおもてじま)。島の90%が亜熱帯の原生林で覆われ、秘境と呼べる場所が多いです。 西表島の大自然を体感するなら、ネイチャーツアーがおすすめ。島の南側にある仲間川の流域には、日本最大面積を誇る約200ヘクタールの自然のマングローブ林が広がっており、日本で見られるマングローブ植物7種すべてが生息しています。
編集部のおすすめポイント
ネイチャーツアーは現地ガイドと一緒に巡るのがおすすめ。西表島や動植物のことについて詳しい楽しいガイドさんばかりで、安全にも配慮してくれて安心ですよ。 また、西表島から水牛車で渡ることができる「油布島」も一度は訪れてみて♪ 大原港と上原港と二つの港があるので西表島の目的別にチョイスしてくださいね
- 沖縄の古き良き風景を今なお残す離島
「竹富島(たけとみじま)」
- 人々が暮らす集落や美しい自然の風景など、古きよき沖縄が残っている島「竹富島(たけとみじま)」。集落内は赤瓦の民家が立ち並び、白砂が敷き詰められた道で結ばれています。昔ながらの沖縄の風景が大切に保存されているこの島は、日々の暮らしの中でも伝統文化が重んじられており、約600年も続く奉納芸能が今でも受け継がれています。
編集部のおすすめポイント
時間を気にすることなく、のんびりゆったりと過ごせる島。沖縄の原風景と言われる集落がきちんと残っているのは、現在では竹富島だけといわれています。竹富島名物の水牛車もぜひ試してみて。
- 豊富なマリンアクティビティで島を大満喫
「水納島(みんなじま)」
- 沖縄本島北部の本部(もとぶ)半島の沖合い約7キロ、サンゴ礁に取り囲まれた周囲約4キロの小さな島・水納島(みんなじま)は、本島の渡久地(とぐち)港から定期船に乗って、わずか15分程で到着します。水納島の魅力といえば、何といっても圧倒的な海の美しさと「マリンアクティビティ」の豊富さ!多彩なメニューで海遊びを思いっきり楽しめますよ。
編集部のおすすめポイント
水納島でぜひ体験してほしいのがシュノーケリングやダイビングといったアクティビティ。水納島のサンゴ礁はダイバーも認めるほどの美しさですよ。また、海の透明度も高いので、北部観光の際にはちょっと足を延ばしてでも島へ行ってみてほしいです♪
- 南城市沖に浮かぶ小さな無人島
「コマカ島(こまかじま)」
- 知念半島の3キロ沖に浮かぶ「コマカ島」は、周囲800メートルしかない無人島で、あざまサンサンビーチの隣にある知念海洋レジャーセンターよりボートに乗って15分程度で行き着く島です。島ではシュノーケリングはもちろん、事前予約を行えばBBQやマリンアクティビティを楽しめますよ。宿泊はできないので観光の一部として日帰りで楽しみましょう。
編集部のおすすめポイント
南城市でシュノーケリングやマリンアクティビティを楽しむのならコマカ島へ行くのがベスト。船から島へと降りる際には必ず着水しなくてはいけないので濡れても良い恰好で行ってくださいね。島内で数時間過ごす際には日差しに注意。影がほとんど無い島なので島内で数時間過ごす際にはパラソルの用意が必要です。
- 沖縄のハワイ島!?火山が生んだワイルドな景観
「粟国島(あぐにじま)」
- 那覇からフェリーで約2時間、映画「ナビィの恋」の舞台にもなった粟国島は、周囲12.8キロの小さな島。数百年前の火山活動によってできたダイナミックな地形が特徴で、島の西側には高さ70メートル以上の断崖が数十メートルも続く。一方、東部はリーフに囲まれ、美しく穏やかなビーチが広がり、他の離島にはない独特の景観が見られる。
編集部のおすすめポイント
いわゆる南国リゾート的な離島とは違う、通好みの島。映画「ナビィの恋」に登場するような赤瓦の古民家や粟国島ならではの地形を、ガイド付きで散策できる粟国村観光協会主催の島内巡りがおすすめ。
- 琉球国王生誕の地。
「伊是名島(いぜなじま)」
- 沖縄本島北部・今帰仁村からフェリーで55分。琉球王国・第二尚氏初代国王「尚円王(しょうえんおう)」が生まれた伊是名島は小高い山が連なり、サンゴ礁に囲まれた風光明媚な島。シュノーケリングなどマリンスポーツの宝庫である一方、尚円王ゆかりの史跡が多く残り、見どころ豊富。また、猛毒を持つハブがいないので気軽にアウトドアを楽しめる。
編集部のおすすめポイント
荒々しくも美しい山の姿は、伊是名島出身の版画家・名嘉睦稔さんの作品に描かれている風景そのもの。マリンスポーツだけでなく、トレッキングや史跡巡りなどで島を丸ごと楽しんでほしい。
- “タッチュー”がシンボル
春は100万輪のゆりが咲き誇る。
「伊江島(いえじま)」
- 美ら海水族館の近く、本部港からフェリーで30分の離島。フェリーは一日4~5往復出ており、車も乗れるカーフェリーなので行きやすく、沖縄では子供たちの遠足地としても人気が高い。海はもちろんきれいでマリンスポーツも楽しいが、島のシンボル「タッチュー(城山)」はぜひ登って欲しいスポット。頂上からの景色は文句なしに絶景だ。
編集部のおすすめポイント
手軽に行けるとあって人気急上昇中の伊江島だが、沖縄戦の激戦地でもり、戦争の爪痕が今でも多く残る。美しい自然を満喫しつつも、ぜひ平和学習の時間を。
- 沖縄本島より台湾が近い。
絶海の孤島「与那国島(よなぐにじま)」
- 日本最西端に位置し、。断崖絶壁に囲まれた国境の島。海の底には海底遺跡が眠るという伝説があり、ミステリアスな海は上級ダイバーに人気で、冬にはハンマーヘッドシャークの群れが見られることも。島の3分の2が牧場と言われ、在来馬の与那国馬や牛がのんびり散歩する姿に心が和む。馬と一緒に海水浴ができるアクティビティも人気。
編集部のおすすめポイント
お土産には、ぜひアルコール成分60度の花酒と呼ばれる泡盛を。与那国島だけで製造を許可されている泡盛で「どなん」などの銘柄が有名。名物のカジキの加工食品と合わせれば、与那国島ならではのお土産になる。
- 自然の神様に愛された神秘の島
「大神島」
- 宮古島から船で約15分、人口30人にも満たない小さな島は、名前のとおり神の島として有名。古くから神事を大切にしていて、以前は島外からの人々を受け入れていなかったほどだ。それゆえ島の中は今でも静かで、南国の自然がありのままに残っている。
編集部のおすすめポイント
大神島の海には“ノッチ”と呼ばれるキノコのような奇妙な形をした岩が付き出していて神秘的な雰囲気が漂う。また、島の人々が大切にしている神聖な場所「聖域」が点在し、入れない場合も多いので注意が必要。
- 慶良間諸島にある一番小さな有人島
慶留間島(げるまじま)
- 慶良間諸島の一つで、人口は100人足らずのこぢんまりとした島が慶留間島(げるまじま)。那覇の泊港から船で阿嘉島下船後、橋を渡って行くのだが、阿嘉島からの交通手段はレンタサイクルか宿の人による送迎のみ。レンタカーもタクシーもない。海は湾内なのでとても穏やか、島の子供たちの遊び場になっている。観光客もほとんどいないので、プライベートビーチ感覚を味わえる。
編集部のおすすめポイント
人気の慶良間諸島にありながらアクセスがよくないせいか、慶留間島は観光客が少なくとても静か。島内に流れる時間はとてもゆるやかで、何もせずにゆったり過ごすには最高の場所だ。
- フクギ並木、赤瓦の古民家。
美しきたたずまい「渡名喜島(となきじま)」
- 慶良間島の先にある島で、宿は数軒のみ。一日1~2便あるフェリーは直行便ではなく、海の状態によっては寄港できない。そのせいか、トップシーズンも観光客で混み合うことはほとんどない。海はもちろん美しく、穏やかだが海水浴場としての設備はない。ひたすらのんびり、何もしないぜいたくを味わうにはもってこいの島だ。
編集部のおすすめポイント
沖縄の伝統家屋が多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているほどに美しい。道路はほとんど舗装されていず、道幅も狭いので自転車やエコカーレンタルでの散策がおすすめ。
- 独自の自然や動植物が生息する世界遺産候補地
【番外】奄美大島
- 奄美大島は「世界自然遺産」候補予定地として、徳之島、沖縄県北部のやんばる、西表島とともに2020年の登録を目指しています。奄美の魅力は唯一無二の大自然と文化。加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島からなる群島でもあり、独自の自然や動植物が生息しています。個性豊かな島々への上陸計画を立ててみて。
編集部のおすすめポイント
南の島らしい、風変わりな食文化が色濃く残る奄美大島。豚肉や鶏肉、ヤギ肉を使った料理が多いのも特徴なんです。料理に合わせるのにぴったりなのが「黒糖焼酎」。米麹とサトウキビからとれた純黒砂糖を原料に醸造・蒸留した本格焼酎は、ここでしか味わえない一級品。郷土料理と地酒と、夜のほろ酔い奄美旅も楽しみましょう。