沖縄発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
本島北部の名護市にあるネオパークオキナワ。広大な敷地に放し飼いにされた動物たちとのふれあいが人気の自然動植物公園の魅力を、達人目線で一挙紹介します。
1987年に開園したネオパークオキナワは亜熱帯の気候と、やんばるの大自然を活かした自然動物公園。22ヘクタール、東京ドーム5個分の広大な敷地に張られたフライングケージ内は、アフリカ・中南米・オセアニアの3ゾーンに大きく区分され、それぞれに各地の動植物を展示しています。園内一周、約1キロのコースを散策しながら世界各地の動植物とふれあえるのが同園の特徴。他にも軽便鉄道を再現したガイド列車や国際種保存研究センター、ふれあい広場、水上レストランなど、施設は充実。幅広い年代が楽しめる、北部の人気スポットです。取材日/2014年 7月 取材者/黒田史夫更新日/2023年 3月
[お子様も一緒に楽しめるツアーが充実]
[たびらいセレクション]
(あらかき じゅん) 新垣淳さん
園内へのドアを開けて最初に出てくるゾーンが「フラミンゴの湖」。アフリカ大陸のケニアにあるナクル湖をモデルにし、10種類、500羽もの鳥たちが自由に飛び交っています。 青い袋に入ったエサを手にゾーン内に入ると、たちまち鳥たちが集まってきます。群がる鳥たちに小さな子どもは大興奮。なかにはビックリして泣きだしてしまう子もいます。 ここでは、動物園では珍しいフラミンゴの飛行シーンを目にすることができます。フラミンゴは飛び立つのに十分な助走が必要。優に直径100メートルを超えるフライングケージは、フラミンゴの助走に十分な大きさです。このスケールのフライングケージは雪のない沖縄だからこそ可能なのです。 「ペリカン、アフリカトキコウ、アフリカヘラサギなど、同じ水鳥の仲間でも異なる漁の姿に注目して観察するのも面白い」と達人の新垣さん。ペリカンは魚を囲うようにして捕食し、アフリカトキコウは口ばしを水につけて待ち構えます。アフリカヘラサギは横一列に並んで魚を追い詰めるのだそうです。
フラミンゴの湖を抜けると、次は南アメリカの熱帯雨林を再現した「アマゾンのジャングル」。鬱蒼とした薄暗い森の中にショウジョウトキやベニフラミンゴなど、ハッとするような色鮮やかな鳥たちがひそんでいます。達人によると、このベニフラミンゴとアフリカにいるヨーロッパフラミンゴは同じ種類だそうです。生息する環境により、これだけの羽色の違いになることに驚かされます。 アマゾン川の水中を再現したという水中トンネルからは、日本では珍しいアマゾンの淡水魚が泳ぐ姿を目にすることができます。ひときわ目につく巨大魚は世界最大の淡水魚ピラルクーだ。
「オセアニアの花鳥」ではオーストラリア、ニューギニア、ニュージーランドなどのオセアニア地域のユニークな生物を展示しています。この地域独特の有袋類や飛べない鳥など、アフリカ、アマゾンとはまったく異なる、開放感あるビオトープ(生物群集の生息空間)を楽しめます。 人気のパルマワラビーはお腹の袋で子育てする小型のカンガルー。現地では希少種になっています。今では手渡しでエサを食べるほど人懐っこいパルマワラビーだが、ネオパークで飼育し始めた当初はとても神経質でした。暗くしてエサをやるなど飼育の苦労は尽きなかったが、今ではすっかりリラックスしています。 ヒクイドリやエミューは、ダチョウと同じ飛べない大型の鳥。その鳴き声や姿には圧倒されます。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
ネオパークオキナワをさらに楽しむための魅力的な体験メニューの数々を紹介します
動物たちとのふれあいだけではありません。まだまだあるネオパークオキナワのおすすめ施設。
北部の観光拠点、名護市にあるネオパークオキナワは、美ら海水族館や今大人気の古宇利島も車で30分圏内と、レンタカーでの観光にとっても便利なロケーションです。
名護市にあるネオパークオキナワへは、沖縄自動車道を利用して那覇空港から車で約75キロ、1時間30分。沖縄自動車道終点、許田ICからは国道58号を国頭村方面へ約20分。イオン名護店を過ぎて最初の信号を左折すると、ネオパークオキナワの大きなゲートがあります。さらに詳しく知る⇒ 那覇空港からネオパークオキナワの距離と所要時間の目安
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【住所】名護市名護4607-41【電話番号】0980-52-6348【営業時間】9時~17時30分(最終入園17時)【定休日】年中無休【利用料金】入園料:大人1,200円、小人(4歳~小学生) 600円軽便鉄道:大人(中学生以上) 700円、小人(4歳~小学生) 500円ふれあい広場:4歳以上一律300円国際種保存研究センター:無料【駐車場】あり(無料)【URL】http://www.neopark.co.jp【備考】15人以上10%割引障害者手帳提示で本人のみ半額********************************************************ネオパークオキナワをはじめ、沖縄の人気観光施設を格安で巡れる割引チケット!9つの観光施設の入場が丸ごとセットで、通常7330円が2500円に!詳しくはこちら⇒ OKINAWA丸ごとポン********************************************************
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鳥たちを従えての大名行列
1個200円で売られている青い袋に入ったエサを手にフラミンゴの湖ゾーンに入ると、たちまち大小様々なアフリカ大陸の鳥たちに囲まれます。エサを手にした来園者の後を、鳥たちがゾロゾロと追って歩く姿は、さながら大名行列のようで、絶好のシャッターチャンスです。特に大名行列を作りやすいのが「パクパクタイム」と称される夕方16~17時の時間帯。係員による夕方のエサやりの時刻です。エサの魚をリヤカーに乗せた係員が姿を現すと、ゾーン内の鳥たちの動きが一斉に騒がしくなります。この時間を狙って遊びに行けば、エサやりも、写真撮影も、より一層楽しめること間違いなしです。
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