
旧海軍司令部壕は、昭和19年(1944)、日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、現在もそのまま保存されています。戦時中は約4000名の兵士が収容されていたと言われ、壕の様子からも戦争の悲惨さを物語っています。現在、壕の周辺は「海軍壕公園」として整備され、展望台や遊具があり、市民の憩いの場として活用されています。また、高台に位置しており、東シナ海や那覇市街、首里城が見渡せるため、夕日の時刻になると多くの人でにぎわいます。
【住所】
豊見城市字豊見城236番地
【電話番号(問い合わせ)】
098-850-4055(旧海軍司令部壕事業所)
【交通】
那覇空港から国道332号線を進み、奥武山公園手前の山下交差点を右折し県道7号を直進。県道7号バイパスへ進み、トンネルを抜けると標識がある。右側に見えるダイレックス豊見城店の交差点を左折し、坂を上ると到着。
【営業時間】
旧海軍司令部壕/8時30分~17時30分(7月~9月)、8時30分~17時(10月~6月)
海軍壕公園/8時~19時(中央ゲート、東側ゲート)
【定休日】
年中無休
【利用料金】
旧海軍司令部壕/大人440円、小人220円
海軍壕公園/無料
【駐車場】
大型バス10台、一般車100台/無料
【設備】
ビジターセンター内はバリアフリー対応。車イス対応トイレあり。車イスの貸出あり(2台)。ただし、壕内の見学については、入口に階段があるため、車イスで見学希望の場合は、出口(スロープ)から入場となる。(電話で要事前予約)