- 波布食堂
- 那覇港のゲートを入ってすぐ右手にあり、地元客、観光客問わず常に賑わっている大盛りメニューで評判の大衆食堂。沖縄そばの上に肉野菜炒めが山のように盛られた「肉そば」が特に人気だ。
総重量は約1.5キロ、約200グラムの麺が入っている。出てきた時点ですでに溢れるようなそばのスープと具材、そばの上に乗っている肉野菜を別の器に移しながら食べるように取り皿がついてくるが、具材を移しても移してもなかなか麺は見えてこないほど。肉と野菜のうまみがスープにも溶け出し、モチモチとした平麺にからみあい、クセになる味わいでファンも多い。
編集部からの一言
食べきれなければ別容器に入れて持ち帰りも可能なので無理をしないように。ちなみにかつ丼やカレーなどもかなりの大盛り。
- 新山そば
- 大正14年(1925年)ごろ、「那覇で食べたそばのおいしさを名護の人たちにもぜひ味わってほしい」と初代が開業させた歴史ある店。住宅街の中にある広い敷地に建つ瓦屋根の建物で、ランチタイムの混雑時を過ぎれば、座敷でのんびり足を伸ばしてくつろげる。跡を引き継いだ三代目が守る老舗の味は、豚のだし骨を使ったスープをベースにかつおだしを加えたあっさりスープ+平麺。10時間以上煮込んだてびちをのせた「てびちそば」や、ヘルシーな「フーチバーそば」などの人気メニューも手軽な金額で味わえる。
編集部からの一言
白菜やからし菜、ニラなどがたっぷり入った「野菜そば」がおすすめ。店がわかりにくい場所にあるので、近くに来たらご注意を。
- 前田食堂
- 道の駅おおぎみから5kmほど名護向けにいくと、歴史を感じさせるたたずまいの食堂がある。名物の牛肉そばは、麺が見えないほど大盛りにのった肉野菜炒めが特徴で、具の食べ応えとピリッと効いた黒胡椒の味がやみつきになる。さらにしっかりとダシを取ったスープが牛肉と野菜の旨味を引き立てており、見た目と裏腹に女性でも完食してしまう逸品。
編集部からの一言
前田食堂は肉料理がおいしい。肉そばのほかには、ニンニクが効いたごはんの進む味付けが人気の「牛肉おかず」や「山原豚のしょうが焼き」がおすすめだ。