1. 【閉店】波布食堂 (はぶしょくどう)|大盛りメニューで評判の大衆食堂

【閉店】波布食堂 (はぶしょくどう)|大盛りメニューで評判の大衆食堂

【投稿日】2018年11月21日(水)| 沖縄発

那覇市通堂町(なはし・とんどうちょう)にある那覇港のゲートを入ってすぐ右手に、地元客、観光客問わず常に賑わっている大衆食堂があります。

こちらは大盛りメニューで有名な「波布食堂(はぶしょくどう)」。沖縄そばの上に肉野菜炒めが山のように盛られた「肉そば」が特に人気ですが、ちゃんぷるーやかつ丼、チャーハンなど、どのメニューもかなりボリュームがあり、お腹も心もパンパンに満たされますよ。

波布食堂のメニュー

総重量が約1.5キロ、約250グラムの麺が入った「肉そば」は、器の限界容量を遥かに超えた盛りつけで登場。その衝撃的な第一印象に、思わず笑いが込み上げてきます。

手渡された時点でスープがすでに溢れてしまっていることなど、目の前にそびえる一杯を前にすると、小さなことは気にしてはいられません。上にのっている肉野菜を別皿に移しながら、意を決して大きな山に立ち向かいましょう。

波布食堂のメニュー

具材を移しても移しても、なかなか麺が見えてこない「肉そば」。

コショウが効いた肉野菜には、キャベツ、玉ねぎ、人参、もやし、小松菜、豚肉を、たっぷりと使用しています。具材の山を切り崩すと、ようやく麺を引っ張り上げることができます。モチモチとした平麺に、肉野菜の旨みが溶け出したスープが絡んだクセになる味わいを、夢中で食べ進めてくださいね。山頂にのせた紅しょうがの酸味が、完食するための助っ人の役割を果たしてくれるはずです。

波布食堂のメニュー

こちらも、地元では有名な「カツ丼」。県外のシンプルなカツ丼と比べて違う点が、沖縄の食堂でよく見るカツ丼は、たっぷりの野菜と卵でとじて提供されること。沖縄で独自の進化を遂げたひと品を、ぜひアチコーコー(熱々)のうちに味わってくださいね。

器の中には、店の愛情とごはんをもりもりと詰め込んで。さらに、その上に大きなカツをのせています。丼を持ってみると、腕にずっしりと重さが伝わりますよ。柔らかなカツの旨みと玉ねぎの甘み、卵の風味が一体となった美味しさで、多くのファンの胃袋を鷲づかみにしています。

波布食堂の店内

厨房からは、ボリューミーな品々が次々と出てきます。

連日大忙しの食堂に入店したら、まずは厨房に向かって大きな声で注文を。受付番号で呼ばれたら、カウンターまで料理を受け取りにいきましょう。また、食べ終わった食器はカウンターへ返却することも忘れずに。最後に自分の注文した料理を店員さんに伝えて、お会計してくださいね。

このようなセルフサービス形式も、「波布食堂(はぶしょくどう)」を楽しむポイントのひとつです。

テーブル席のほか、カウンターや座敷も用意している店内。

店主の仲村渠(なかんだかり)さんに、大盛りメニューを始めたきっかけを伺うと「気持ちですかね。少ないよりは、多い方がいいさー」と、茶目っ気たっぷりに話してくれました。

店内のメニューは、もちろんシェアして食べるのもOK。どうしても食べ切れずに「もう降参!」という方は、容器をもらって持ち帰ることも可能です。容器は無料ですが、ひと品に1つの折り箱で持ち帰るようにしましょう。

【店舗名】
波布食堂(はぶしょくどう)

【メニュー例】
肉そば 750円、カツ丼 750円、ゴーヤーチャンプルー 750円、ポークたまご 650円、ヘチマのみそ煮 650円、チャーハン 600円 など

【住所】
那覇市通堂町4-22

【問い合わせ(電話番号)】
TEL:098-861-8343

【営業時間】
11時~17時30分

【定休日】
月曜・日曜日、祝祭日、旧正月、年末年始

【駐車場】
あり

【備考】
カード利用不可

【投稿日】2018年11月21日(水)【投稿者】たびらい編集部

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