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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
ローカル感溢れる商店やパーラーが早朝から夜まで営業している「のうれんプラザ」。「県民の台所」として60年間愛され、惜しまれつつ閉鎖した「農連市場」が生まれ変わり、2017年12月に誕生した那覇の新名所です。朝7時には、お店の人に交じってラジオ体操にも参加できます。
農連市場(農連中央市場)は、国際通りからほど近い第一牧志公設市場から徒歩10分ほど。昭和28年(1953)に開設し、60年間同じ姿をとどめる昔ながらの市場だ。順次再開発が始まることが決まっている。 農連市場というだけあって、農家が直接持ち込む野菜や果物などが中心の市場だが、肉、魚、豆腐や総菜、衣料品や雑貨などを扱う店もあり、敷地面積約1000坪の広さに120以上の売り場がひしめく。市場内には早朝から食事ができる店があったり、敷地外には乾物屋、花屋、パン屋があったりして、周辺店舗まで含めると250もの店がある。敷地外の店も含めて、このエリア一帯が農連市場だと達人は話す。ライター/桑村ヒロシ 投稿日/2013年 10月1日◆沖縄那覇の楽しみ方やおすすめ情報→沖縄那覇観光・旅行特集たびらい密着取材!おすすめホテル特集
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(しもじ のりこ) 下地 ノリ子さん
戦後になって建てられた農連市場は、各地の農家が直接野菜を持ち寄って直売していた市場で、かつては「県民の台所」と呼ばれていた。一般客も大勢訪れるにぎわいのある市場だった。 近年は、大型量販店やスーパーなどの影響を受けて、客足が遠のく傾向にある。しかし、飲食店などなじみの店は、今も変わらずこの市場に仕入れにやってくるため、売り手は早朝から大忙しなのだ。
農連市場の一番の特徴は、昔ながらの「相対(あいたい)売り」を基本にしていることだろう。相対売りとは、売り手と買い手が話し合いで取引するということ。このやりとりをわずらわしいと感じる人もいるかもしれないが、売り手と客が直に値段交渉することで、お互いにとって適正な価格で売り買いができるという利点がある。 「現代では効率化が進み、買い物をしたとしても何ひとつ会話しないことのほうが一般的なのかもしれません。ここ農連市場には、昔ながらの人対人のやりとりが残っています。お店の方と何気ない会話を楽しんだり、お互いの情報を交換したり。本来の買い物を体験してほしいと思います」と、達人は語る。
市場での買い物には、店の人から直接、沖縄食材の調理のアイデアを教えてもらえるという利点もある。「この野菜はどうやって食べるの?」と質問すれば、「サラダにしたら」、「和え物がおいしいよ」といった答えがきっと返ってくる。市場のお母さんたちのなかには、シャイな人も多い。こちらから積極的に話しかけてみれば、会話も弾んでいくはず。コミュニケーションを重ねて旅の思い出を作ったり、なじみのお店を増やしたりしてみよう。
農連市場がほかの市場と違う最大のポイントは、市場が活気づく時間帯だろう。那覇にある3つの市場のうち、牧志公設市場はどちらかというと昼型で、栄町市場は昼・夜型。それに対して農連市場は深夜から明け方が山場となる。商品を届けに来る農家や仕入れに来る業者などがひっきりなしに出入りし、売り買いが進んでいく。 達人いわく、「朝の5時過ぎから6時頃までに来るのが、旅行客にとって一番いいタイミング。新鮮なものが買えるし、市場には朝ご飯が食べられるお店もありますから」とのこと。確かに、こんなに早朝から観光できるところはあまりない。ちなみに、市場の食堂の朝ご飯は300円~500円と財布にも優しい。
よく知られている牧志公設市場が旅行客向けの市場だとしたら、農連市場は昔ながらの地元客向けの市場のイメージだ。 老朽化と都市基盤整備のため、再開発が決まっている農連市場(2015年度に市場周辺から着工し、3年後に完成予定)。今しか見られない懐かしい光景を見に、ぜひ足を運んでほしい。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
深夜から早朝まで、フル回転で忙しく働く市場のお父さん・お母さん。忙しさゆえ詳細に話を聞くことはかなわなかったが、笑顔を頂けたので写真をパチリ。この笑顔に会いに、ぜひ直接足を運んでみて。
続いて、農連市場の外で見つけたお店をご紹介。市場内と同様、詳しい話を聞くことはできなかったが、写真から雰囲気を感じ取ってもらえたらと思う。
売り買いの現場同様、食事処も早朝に店を開ける。忙しい最中に、一瞬だけ手を止めて振り向いてくれた笑顔を紹介する。ぜひ早起きして、市場の活気のなかで朝食を。
国際通りからほど近い、第一牧志公設市場から徒歩約10分。市場中央通りから新天地市場本通り、県道222号(開南せせらぎ通り)を越えた先にあるのが農連市場だ。
那覇空港から車で約20分
那覇バスターミナル(ゆいレール・旭橋駅近く)より、2番、4番、5番、14番、17番、33番に乗り、開南バス停で下車し、徒歩3分
旭橋駅で下車し、隣接する那覇バスターミナルから路線バスを利用
【住所】那覇市樋川2-10-1【営業時間】各店舗による【定休日】日曜日【利用料金】なし【駐車場】なし(近隣の民間駐車場を利用)
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まるでアジアの市場の雰囲気
まだ夜が明ける前、朝5時頃の農連市場の中央に流れるガーブ川。まるでアジアの水上マーケットのような光景だ。
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