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壺屋やちむん通り
かわいい器に出会えるのんびり旅
焼き物(沖縄の方言で「やちむん」と呼ぶ)のまち・壺屋。伝統的な焼き物を扱うお店に加え、最近では現代的なアレンジを加えたかわいらしい商品を扱うお店も。周辺をのんびり散策しながら、やちむん巡りを楽しみましょう。
投稿:2016年1月 / 更新:2017年9月
壺屋やちむん通りを
のんびりと散策
300年以上前から焼き物を焼き続けてきた壺屋。やちむん通りには、窯元や店舗が連なります。いい!と思ったら、ぜひ、お買い求めを。
ぽってりとしたやちむんは、手のひらに良くなじみます。
店の軒先に出ているやちむんには掘り出し物が多いです。
若い女性客に人気がある「工房ことりの」のマグカップ。
ふと見上げると猫とシーサーが一緒にのんびり日向ぼっこ。
歩くほどにやちむんの魅力を感じる街。
歩き疲れたら冷たいコーヒーを飲みながらひと休憩。
女性におすすめ
かわいいお店を紹介
壺屋やちむん通りには、若い女性を中心に大人気の“かわいい”が集まるお店がいくつかあります。おすすめの店舗を紹介。
Craft・Gift ヤッチとムーン
伝統的なやちむんと、現代的なデザインの器や雑貨と一緒にコーディネートすることで、やちむんに馴染みのない若い人にも伝統的なやちむんの魅力を知ってもらう入り口になればと、商品をセレクトしディスプレイしています。
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Sprout(すぷらうと)
幅広い品ぞろえが特徴。初心者は、日常生活に取り入れやすい若手作品から入り、少しずつ重厚な古典作品にも興味をもってもらえればと、シンプルなデザインの若手作家の作品から、ベテラン作家の伝統ある焼物ならではの古典的な陶器までそろえています。
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Kamany(カマニー)
壺屋焼窯元「育陶園」の若い職人達の作品を中心した作陶するセレクトショップ。落ち着いた雰囲気の店内には、職人達が日々の生活の中で使いたいと思う器がセンスよく並びます。「暮らしの相棒」になるような器が見つかるはず。
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器の温もりを感じて
やちむんカフェで休憩
壺屋やちむん通りを散策して、少し疲れてきたら、冷たいコーヒーとおいしいスイーツを食べながらひと休みしましょう。
自然食とおやつ mana(マナ)
「mana」の食事は動物性食材を一切使わないヴィーガン料理。大豆から作られたとは思えない食感・味わいの唐揚げや豆を使ったハンバーグなど、満足感は十分です。使っている器はすべてやちむん。購入可能で、お土産におすすめです。
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南窯(ふぇーぬかま)
唯一現存する荒焼窯(あらやちがま)として、県指定文化財にも指定されている南窯の隣にあるカフェ。注文を受けてから豆を挽く、香り高いコーヒーをはじめ、ホットサンドやチキンカレーが人気です。
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soi(そい)
さまざまなスパイスと沖縄食材で作る本格タイ料理が人気。具沢山のトムヤムクン、島野菜たっぷりのワンプレート料理などのほか、やさしい味わいのスイーツも味わい深い。南城市で作陶する佐藤尚理さんの器がより料理を引き立てています。
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壺屋やちむん通りはまだまだ楽しい!
その他、おすすめ情報
壺屋やちむん通りにはまだまだ魅力がたくさん! その他、おすすめの情報をお届けします。
おさえておきたい壺屋焼の老舗
育陶園(いくとうえん)
壺屋を代表する窯元の直営店。シーサーや線堀(せんぼり)の器など、伝統的な壺屋焼が数多くそろいます。
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壺屋陶器事業協同組合
組合員の各作品を一同に展示販売している。全25窯元の作品がそろっているので、作風を見比べてみるのも楽しいです。
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やちむんを安く買うなら壺屋のイベントに参加しよう
壺屋陶器まつり
壺屋焼の作品を通常の2割引以上の特別価格で展示販売されるので、要チェック。見どころは「カーミスーブ」と言う陶工たちの勝負。陶工たちの手技を間近に見ることができます。
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壺屋やちむん通り祭り
各店舗でセールが行われるほか、ロクロの無料体験や、通りではエイサーの演舞も行われます。壺屋散策を楽しみながら、沖縄の文化に触れることもできますよ。
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壺屋でシーサーの日
毎年4月3日の「シーサーの日」に開催されている人気のイベント。シーサー作りの実演やシーサー作り体験教室、壺屋の町を探検する「壺屋まーい」などが行われます。
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ローカル案内役
井上 滉(たびらい編集部)
浦添市出身。沖縄の海が大好きで、週末はシュノーケルを楽しむ。月に一度は県内ホテルに泊まるホテル通。
詳しく知る
基本情報
国際通りからほど近い、壺屋やちむん通り
古典的なやちむんには力強い存在感が
壺屋やちむん通りとは?
1682年、琉球王府によって県内に点在する3つの窯が統合されて誕生した壺屋焼。300年以上前から焼き物を焼き続けてきた壺屋は、やちむんの故郷として親しまれ、やちむん通りには、窯元や店舗が連なります。最近では伝統的なものに加え、現代の生活シーンに合うような新しいデザインのやちむんも続々誕生。やちむん通りにある店舗でもそのような焼き物を多く扱うようになり、若い女性客も増えてきました。
壺屋は戦渦を免れた地域でもあり、壺屋のまちを守ってくれる神様を祀る拝所のビンジュルグヮー、県指定有形文化財で主に荒焼専用の登り窯として唯一現存する南ヌ窯(フェーヌカマ)、上焼(施釉)の登り窯である東ヌ窯(アガリヌカマ)、昔の陶工の住宅形式を残す新垣家など、戦前から残る風景に出合えるのも魅力。時間がある方は、通りにある壺屋焼物博物館に立ち寄ってやちむんの歴史や技法など、知識を身につけてから散策するとよりやちむんを楽しめますよ。
300年以上の歴史を持つ壺屋やちむん通りには、今も昔ながらの技法を守り、受け継ぐ、老舗窯元が多く存在します。伝統的な絵付けや技法を施した壺屋焼は、手に取るとどこかほっとできるその大らかさがが特徴。縁起文様の菊文や、富と幸福の象徴の魚文、表面をけずり落として模様を描く掻き落とし、線で模様を描いていく線彫りなど、多様な技法を見ることができます。
マカイ(沖縄の方言で碗のこと)やカラカラ(沖縄の方言で酒器のこと)、湯呑みなど、まずは暮らしに取り入れやすいやちむんを買い求め、壺屋焼の歴史や伝統に思いを馳せながら、使ってみてはいかがでしょうか。
史跡や昔ながらの赤瓦屋根の家などが多く残っている壺屋やちむん通り界隈には、路地のあちらこちらにやちむんが埋め込まれていたり、表情の異なるシーサーが軒先に鎮座していたり。壺屋は歩くほどにやちむんの魅力を感じる街です。そして、散策のあとはぜひ近くの店で休憩を。やちむん通りや周辺の飲食店では、壺屋焼で食事を楽しめるお店も多いです。
壺屋やちむん通りへの交通アクセス
国際通りからちょっと足を延ばせば、昔ながらの町並みが現れます。
車(レンタカー)で
那覇空港から車で約20分、沖縄自動車道 那覇ICから車で約20分。 ※「壺屋やちむん通り」は、一方通行なので注意が必要です。
バスで
壺屋バス停下車徒歩約1分。( 17番石嶺開南線、30番泡瀬東線、31番泡瀬西線、55番牧港線、112番国体道路線)
ゆいレール(沖縄都市モノレール)で
牧志駅から徒歩約15分。
周辺観光ポイントから
牧志公設市場から徒歩約5分。国際通りのむつみ橋交差点から徒歩約10分。
壺屋やちむん通りQ&A
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体験陶芸で作った作品はすぐに持って帰れますか?
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作ってすぐだと水分が多いので2、3週間乾燥させてから窯で焼きます。体験陶芸で作った作品も同様なので、当日の持ち帰りはできません。後日、宅配便で送付します。
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陶芸より簡単に体験できるものはありますか?
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沖縄にはシーサー作り体験やキャンドル作りなど、子どもでも簡単に体験できるものが多くあります。沖縄旅行の思い出として持ち帰ってみて。
沖縄で体験できる遊びを探すならこちら
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