1. 琉球茶房 あしびうなぁ|かつての三司官屋敷跡 王朝時代に思いをはせる

琉球茶房 あしびうなぁ|かつての三司官屋敷跡 王朝時代に思いをはせる

【投稿日】2020年03月13日(金)| 沖縄発

琉球王朝時代の高級役人である三司官が住んでいた屋敷「美里御殿」の跡地に、戦後すぐに建てられた築60年余りになる赤瓦屋根の古民家。その歴史的にも貴重な建物を店舗として生かしているのが「あしびうなぁ」です。

美しい庭園には戦火に耐えた美里御殿の一角が現在も残っていて、琉球建築の美を現代にも伝えています。

あしびうなぁの店内

趣のある縁側からは、丁寧に手入れされた四季折々の花々が溢れる庭園が広がっています。やさしい風が心地よく、緩やかな時間が流れています。店主が集めた珍しい南国の植物も見られますよ。

人気の席なので混雑時を避けた13時以降が落ち着いて過ごせておすすめです。

あしびうなぁの店内

店内は「一番座」「二番座」「三番座」「四番座」「五番座」と呼ばれる、琉球古民家の建築様式が残された5つの座敷に分かれていて、どの座敷からも美しい庭園を望めることができます。

あしびうなぁの料理

自家製ちぢれ麺を使った「沖縄そば」は、つるつるとした食感の麺に、鰹と豚骨の出汁をブレンドしたスープがよく絡みます。あっさりしながらも出汁がしっかり効いていてコクのある味わい。柔らかく上品に味付けされた三枚肉と、沖縄かまぼこも絶品です。

あしびうなぁの料理

「あぐーのしょうが焼き」は、大きめにスライスされたあぐーの存在感が抜群です。あぐーは赤身と脂身のバランスがよく、まろやかで甘い脂身が特長。甘辛い味付けがご飯と相性抜群で、箸が止まらなくなりそうです。

夜はこだわりの県産食材を使った琉球料理やちゃんぷるーが美味しい泡盛と共に楽しめますよ。

首里城から徒歩5分のところにあるので、首里観光の休憩にもぴったりです。大通り沿いにある赤瓦屋根のローソンとお店のちょうど裏に指定駐車場もありますよ。

店名の「あしびうなぁ」は方言で“あしび=遊ぶ”、“うなぁ=お庭”を意味し、「お庭に遊びにおいでよ」という想いが込められています。沖縄の友人宅を訪ねるみたいに、寛ぎのひとときをお過ごしください。

【メニュー例】
沖縄そば
あぐーのしょうが焼き
ソーキそば
いかすみ麺焼きそば

【住所】
沖縄県那覇市首里当蔵町2-13

【電話番号(問い合わせ)】
098-884-0035

【営業時間】
ランチ 11時~15時30分(ラストオーダー15時)(沖縄そばと定食)
ディナー 17時~23時(ラストオーダー22時)(泡盛と琉球料理)

【定休日】
不定休

【駐車場】
店舗裏に指定駐車場あり(昼は40分無料、夜は時間制限なし500円)

【その他】
※分煙(夜のみ)
※子ども対応あり
*クレジットカード(可)

→詳細はこちら





【投稿日】2020年03月13日(金)【投稿者】たびらい編集部

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