1. 早朝だけの特別なひととき 御開門式(うけーじょー)

早朝だけの特別なひととき 御開門式(うけーじょー)

【投稿日】2022年11月04日(金)| 沖縄発

観光客で賑わう首里城の日常も、朝だけは静かな時間が流れている。
早朝8時 首里城第一の正門「歓会門」が開門したら、まずは「西のアザナ(展望台)」や「京の内」を目指したい。西のアザナから見下ろす見事な眺望や、うっそうと樹々が生い茂った城内最大の聖域。この2カ所は首里城内でも見落とされがちな穴場スポットだ。

歴史衣装を着たスタッフが解説を終えると、銅鑼(どら)の合図と「御開門(うけーじょー)」の発声で重厚な扉がゆっくりと開門する。
扉越しに顔を出す、正殿唐破風(からはふ)の美しさには言葉を失うほど。
こうしてまた新たな首里城の一日が動き始める。

早朝の御庭(うなー)では、御座楽(うざがく)と呼ばれる琉球宮廷音楽が静かに流れている。これも朝でしか味わうことができない特別なひととき。

【場所】
首里城公園 奉神門(無料区域)

【時間】
毎朝 8時55分~9時15分
※悪天候時は中止の場合あり

沖縄の史跡・寺社仏閣の観光記事一覧はこちら

【投稿日】2022年11月04日(金)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×