芳醇な香り、とろける甘さ
宮古島のマンゴー収穫量は日本一
並んでいる特産品は、「どんな味がするんだろう?」と見たこともない野菜があったり、形が不揃いのものや、小さめの規格外品があったりと個性派揃いです。生産者の方の名前が表示された、顔の見える商品だから安心・安全。ひとつひとつ生産者の方の名前を見ていると、なんだか親しみもわいてきます。
宮古島は全国収穫量トップのマンゴー天国。柔らかな果肉はジューシーで、濃厚な甘みが口いっぱいに広がり、一度食べたら忘れられない味わいです。6月~8月頃の旬の時期には、「マンゴー共和国」というイベントも開催され、毎年多くの人でにぎわいます。
マンゴーの旬の時期を逃してしまった方も、ご安心ください。島の駅みやこ内にある「マンゴーカフェ」では、宮古島産マンゴーを使ったスイーツが年中楽しめます。一番人気の「しゃりしゃりマンゴー」は、ひんやりカキ氷に宮古島産のマンゴーをたっぷりトッピング。濃厚な香りと甘みがたまりません。
おいしいのに規格外品になってしまった宮古島マンゴーを使用した加工品は種類も豊富。なるべく余分なものを加えず、ていねいに手づくりされています。自宅でも旬の味覚が気軽に楽しめるとあって大好評です。
一度は食べてみるべし!
希少なトロピカルフルーツと島野菜
パッションフルーツの仲間で種を食べる果物です。半分に切って種をスプーンですくって食べたり、上の部分を切って、チューチュー吸ったりします。独特の香りと爽やかな酸味がクセになりますよ。
夏はスナックパインやピーチパイン、パインの王様・ゴールドバレルなど、いろいろな種類が並びます。そこにスターフルーツやグァバ、ドラゴンフルーツも加わって南国の香りに溢れています。
沖縄の方言で「シブイ」と呼ばれる冬瓜。現地では昔からお祝いごとのあるたびに煮付けや汁物にして親しまれています。丸まる一個をお土産に購入して、自宅でカットし、近所の方におすそ分けして楽しむ方もいるそうですよ。
特産品がその場で楽しめる
地元の人のお墨付き、ご当地グルメ
島の駅みやこ内にあるフードコートでは、特産品を使った料理がゆっくり味わえます。ちょうじ屋の「宮古そば」は、隠し味に宮古島の雪塩を使ったスープが絶品。オリジナルストレート細麺との相性も抜群です。
とうがらし塩の爽やかな刺激が、ほんのり甘じょっぱい雪塩ソフトクリームの味わいを引き立てて意外にもベストマッチ。トッピング塩は、約10種あり、いろいろな味が楽しめます。
1月~2月頃の冬は、マンゴーと並ぶ人気を誇る宮古島メロンの旬。2月~5月頃の春先には、フルーツのように甘い、赤・黄・緑・紫・黒のミニトマトが市場を彩ります。島バナナやパパイヤ、冬瓜などは通年栽培され、ほぼ年中楽しめるのも魅力。ぜひ旬の味覚をお目当てに立ち寄ってみてください。
【島の駅 みやこ】
住所/沖縄県宮古島市平良久貝870-1
TEL/0980-79-5151
営業時間/9時~19時
定休日/無休
駐車場/あり
※2019年9月時点に撮影したものです。
http://www.simanoeki.net/