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たびらい編集部が選んだ、2017年沖縄観光5つの重大ニュース
【投稿日】2017年12月27日(水)| 沖縄発
この他、インターネット等で流布する沖縄の子宝スポットに関して、地元からは「そんないわれはない」と困惑する事態も。パワースポット巡りの人気を背景に、本来の信仰や言い伝えとは違ううわさが広まっているそうです。備瀬のワルミを含め、沖縄の聖地について改めて考える機会が多くありました。
■「HAPiNAHAの閉館」、「のうれんプラザの誕生」に見る那覇の歴史の移り変わり
国際通りにある商業施設「HAPiNAHA(ハピナハ)」が平成29年(2017)6月30日をもって閉館しました。
HAPiNAHAは平成25年(2015)3月12日に沖縄県民に愛された「三越」の跡地にオープン。よしもと沖縄花月をはじめ、子どもと一緒に楽しめる体験施設や、キャラクターショップ、飲食店など多くのショップが並び、人気を博しましたが、2017年6月まで2年3カ月の期間限定営業となっていたため、閉館へ。
次回はどのような形でオープンするのかまだ目途が立っておらず、40年以上も昔に建てられた古いビルのため、取り壊しになる可能性もあるとのこと。現在、館内のテナント「ポケモンストア」に関しては、すでにパレットくもじへ移転が済んでいて、よしもと沖縄花月もとまりん内へ劇場のみ移動に。そのほかの店舗に関しては移転せず閉店となりました。
>>「HAPiNAHA」が閉館。写真で振り返る「三越跡」の昔と今

また、平成29年(2017)10月17日には、農連市場などが移転する新施設「のうれんプラザ」がオープン。農連市場は、戦後、各地の農家が直接野菜を持ち寄って直売していた市場のこと。「県民の台所」と呼ばれ、一般客も大勢訪れるにぎわいのある市場でしたが、老朽化などにより再開発が行われました。
そんな農連市場を引き継ぐ「のうれんプラザ」は、地上3階建て。1、2階は店舗となり、3階は駐車場となっています。1階の一部は、農連市場を代表する「相対売り」ができるスペースも整備しています。
新しくきれいな施設ですが、そこには昭和のノスタルジックな雰囲気が残るあの農連市場の面影はなく、少し寂しい気持ちになったのも正直なところ。その他、人気の観光施設となっている牧志公設市場にも老朽化のため建て替える計画がすでにスタートしており、2019年度に一時移転、2022年度に現在地に新設する予定となっています。
>>牧志公設市場の楽しみ方。ぶらり散策に昼飲み、ハシゴ酒

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