ぬれていても乾いていても滑りやすい沖縄の道路

水分が少量の降雨時は特に滑りやすい

道路にはでこぼこも多く、水たまりもできやすく、滑りやすさに滑車をかける

沖縄の道路は強烈な直射日光でアスファルトが劣化していたり、海からの塩分の結晶が路面に付着していたりしているため、乾いていても滑りやすい。また、一般道のアスファルトには珊瑚礁の琉球石灰岩が使われているため、石灰岩の軟らかい材質で路面が磨耗し、水に濡れるとさらにスリップしやすくなる(高速道路は本土の石を使用しているため滑りにくい)。

 水分が少量な、雨の降り時は特に滑りやすいので、急発進・急ブレーキ・急ハンドルにはNG。雨が降り始めたら、スピードを落とし、車間距離を充分に取り、慎重な運転を心がけよう。

 なお、最近のレンタカーではほとんどABSが装備されており、路面の滑り状況からABSが作動するのが早いが、それでも急ブレーキをかけた場合、本土の道路よりはかなり長い間スリップし続け、なかなか停まらない。そのため、雨の日にはよく追突事故を見かけるが、特に旅行者が運転するレンタカーによる追突事故も少なくない。旅行者は、本土での感覚で運転することは厳禁だと覚えておこう。

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