1. ばーすぬ家 | 隠れ家的ピザ屋のこだわり塩黒糖ぜんざい

ばーすぬ家 | 隠れ家的ピザ屋のこだわり塩黒糖ぜんざい

【投稿日】2017年07月21日(金)| 沖縄発

那覇市内の住宅街にある「ばーすぬ家」は、沖縄ぜんざいマニアの間で話題のピザ屋さん。オーナーの瑞慶覧尚(ずけらんたかし)さんが生まれ育った築40年ほどの実家に、少しだけ手を加えた店内は、レトロなグッズと瑞慶覧さん自身がハンドメイドしたテーブルが隠れ家的な趣を醸し出しています。


評判の沖縄ぜんざいは、「塩黒糖ぜんざい」。ちょっぴりビターな黒糖と沖縄の塩特有の角の取れた塩気の相性が抜群。黒糖の甘さを引き出してくれるおかげで、汁を最後まで飲み干せるほど優しい味に仕上がっています。

「甘ければいいというものではないし、口に入るものだから安心して提供できるものにしたい」と、素材を吟味したという瑞慶覧さん。白羽の矢を立てたのは沖縄産の黒糖の中でも、特においしいと評価の多良間島(たらまじま)産の黒糖でした。この多良間産の黒糖の独特の苦味が、ばーずぬ家のぜんざいのオリジナリティに大きく貢献しています。

[かき氷の中に入っている金時豆と白玉]

硬水で金時豆をじっくり煮込むことで、芯まで柔らかくなる豆の煮方は、ぜんざいが大好きなお母さんの自家製レシピが原型だそう。そのレシピをベースに、名店と呼ばれるぜんざい屋を食べ歩いて感じたことを、自分なりに改良を加えて進化させ、完成したのが「塩黒糖ぜんざい」なのです。


ぜんざいはテイクアウトもOK。1時間後にシャリシャリと美味しく食べられるように調整しています。氷の削り方はあえて粗目。そうしているのは、さらさら過ぎると、沖縄の夏に負けて、すぐ水になるからだとのこと。慌てずにゆっくり味わえるようにという心配りもありがたいですね。


冒頭でも触れましたが、ばーすぬ家のメインのメニューは一枚一枚丁寧に焼きあげるピザ。実は本部町にある人気カフェ「花人逢」は、瑞慶覧さんのおじさんのお店。おじさんから教えを受けて、那覇市内に13年前にオープンしたこのお店では、ピザのほか、ビールに合う手づくりメニューも味わえます。

【店舗名】
ばーすぬ家

【メニュー】
塩黒糖ぜんざい、名物ピザ、など

【住所】
那覇市与儀2-12-19

【問い合わせ(電話番号)】
098-855-7097

【営業時間】11時~15時、17時~22時

【定休日】日曜日、第2、第4月曜日

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【投稿日】2017年07月21日(金)【投稿者】たびらい編集部

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