宮古空港から平安名埼灯台までは県道243号~県道78号~国道390号~県道83号で約20キロ、30分。島の最東端までのドライブになるが、渋滞もなく、ほぼ時間通りに着く。宮古島の中心部、平良市街からでも30キロ、40分程度だ。
平安名埼灯台のある東平安名崎一帯は「日本の都市公園100選」や「国の史跡名勝天然記念物」にも指定されている景勝地。与那覇前浜、池間島と並ぶ宮古島の人気観光スポットだ。最大幅約160メートル、高さ20メートルの隆起珊瑚礁の石灰岩からなる約2キロ続く岬の先端に灯台はある。高さ24.5メートルの灯台は「日本の灯台50選」に選ばれている。駐車場から平安名埼灯台までは徒歩で10分くらいかかるので、名物の観光人力車「灯八」に乗ってみるのも面白い。テッポウユリの咲き乱れる春先には、この灯台を折り返し点とする全日本トライアスロン宮古島大会が開催され、国内外からの参加者で賑わいを増す。
東平安名崎から約13キロ、20分ほど走った国道390号沿いにある丸吉食堂は宮古ソバの名店。ほんのりニンニクの効いた豚骨ベースの出汁がポイント。出されたソバを見て、一瞬「具がない」と不安になるが、とろとろのソーキがしっかりと麺の下に隠れているので安心を。これがスタンダードな宮古ソバの特徴だ。
丸吉食堂の4キロほど先にはうえのドイツ文化村がある。ここは、明治時代に地元・宮国の住民がドイツの難破船を助けた縁の地。ドイツ文化と宮古島の自然の融合を満喫できるテーマパーク。基本的に入園料は無料なので、ピクニック感覚で楽しめる。
【宮古空港⇔平安名埼灯台】
<距離>=約20キロ
<所要時間>=約30分