1. 千日(せんにち)| 何十年経っても変わらぬ沖縄ぜんざいの味

千日(せんにち)| 何十年経っても変わらぬ沖縄ぜんざいの味

【投稿日】2024年07月30日(火)| 沖縄発

千日 ぜんざい

那覇港からほど近い那覇の下町に、沖縄ぜんざいの老舗「千日」があります。このお店は創業71年の老舗。初代の店主、金城新五郎さんと春子さんのご夫婦が屋船食堂をというお店を那覇にオープンしたのが始まりです。いかにも沖縄といった感じの、懐かしい雰囲気でいっぱいの店内では、自慢の氷菓子各種と、鯛焼き、今川焼を味わえます。


まずご紹介したいのは、屋船食堂創業時からの人気メニュー「アイスぜんざい」。当時はアイスという言葉も一般的でなく、ぜんざいのように小豆を使っているわけでもないので、「金時」という名前で親しまれていたそうです。

オーダーしてから丁寧に削り始められるアイスぜんざいは、シュッときれいに円錐を描くフォルムがかっこいいです。


山盛りに盛り付けてある氷をこぼしてしまわないように、用心深くサクサクと掘り進めていきます。やがて、ふっくら柔らかく煮込まれた金時豆が氷の中に隠れているのを発見!この豆の甘いこと。昔、おばあちゃんが作ってくれたぜんざいのような、どことなく懐かしい感じが、口の中に広がります。


71年前から変わることなく、当時の味を今なお伝えているのは、三女の小坂れい子さん(写真中央)。長男嫁の敏子さん、次男嫁の美和子さんの三人の女性が冷やし物部門を担当し、新しく店主となった次男の茂人さんが、鯛焼きと今川焼を担当。れい子さんの旦那さんも時間が許す限りお店に立って手伝っているという、文字通り家族が支えるお店です。


続いての人気メニューは「いちごミルク金時」。練乳といちごシロップがほどよい感じ。超人気店だけにお客さんの入れ替わりが激しいお店ですが、狙い目は夕食前の時間帯。できれば、のんびりゆったりと、家族の愛が受け継いだ温かい味のするアイスぜんざいを味わってみてください。


【店舗名】
千日(せんにち)

【住所】
那覇市久米1-7-14

【問い合わせ(電話番号)】
098-868-5387

【営業時間】
11時30分~19時

【定休日】
月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

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【投稿日】2024年07月30日(火)【投稿者】たびらい編集部

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