
糸満ハーレーの最後の競漕プログラムであるアガイスーブは、他のレースの855メートルの約3倍、2150メートルの距離を漕ぐハードなレース。各ムラの中から、体力も技術もある青年たちを選りすぐり、アガイシンカ(アガイスーブのチーム)を組んで競います。
レース前に、ムラ舟(港内の豪華な舟)の周りを3周漕いでからスタート。各ムラが意地をぶつけ合い、最後の最後に逆転するなど展開が読めないところが見もの。決着がつくと、字糸満の集落の中にある大殿内(ヌンドゥンチ)へと向かい、勝敗に関係なく、各ムラが順に盃を受け、ハーレー歌を奉納します。「御願で始まり、御願で終わる」糸満ハーレーは、これにてようやく幕を閉じます。
【住所】
糸満漁港中地区(糸満漁港)
【電話番号(問い合わせ)】
098-992-2011
糸満ハーレー実行委員会(糸満漁業共同組合内)
【開催日時】
旧暦5月4日 15時30分~
※2019年は6月6日(木)に開催
【備考】
大殿内では、17時~17時30分頃から奉納が行われる