
久米島の東部に位置し、久米島とは海中道路で繋がっている奥武島の南西側の海岸に、まるで大きな亀の甲羅のような、奇妙な岩が敷き詰められた場所があります。
これが沖縄県指定天然記念物の畳石と呼ばれる奇岩群で、干潮時にのみ現れます。別名「亀甲岩」とも呼ばれるこの五角形や六角形の形をした岩は、1200万年前に噴出した溶岩が冷えて固まる時にできる柱状節理というもので、長い年月の間の波による侵食で表面が平らになってできたといわれています。
岩の表面がなめらかなうえ、砂をかぶっていて滑りやすくなっているので、岩の上を歩く時には気をつけて歩きましょう。畳石の海岸からは、ロケ地としてもよく利用される久米島の美しいイーフビーチを眺めることができますよ。
【住所】
久米島町奥武島
【問い合わせ先】
098-896-7010(久米島観光協会)
【交通】久米島空港から車で約30分
久米島から奥武島へは海中道路で繋がっている。
【駐車場】
あり
【見学時間】
見学自由
【設備】
なし