
南城市玉城(たまぐすく)の高台にあり、うっそうとした木立の中にひっそりとたたずむ湧水。
古くより住民の生活用水として使われ、泉の左側はイナグンカー(女の川)と呼ばれ女性が使い、右側はイキガンカー(男の川)と呼ばれ男性が使っていました。
泉に至るまでの石畳道には女性たちが一休みしたとされるナカユクイイシ(中休み石)、イーユクイイシヌヒライサー(上休み石の平石)が残り、往時の面影を伝えていますよ。
現在でもこんこんと湧水をたたえ、近隣の田畑の貴重な水源となっています。
【住所】
沖縄県南城市玉城垣花
【交通】
那覇空港から車で40分
【備考】
駐車場あり