
沖縄県那覇市の首里城公園で、正殿の裏側に位置し、琉球王国の国王や王族が生活する私的な空間として使われた「御内原(おうちばら)エリア」や、城郭の東側に築かれた「東(あがり)のアザナエリア」などが復元を終え、2月1日(金)から公開が始まります。
公開予定区域には、王女の居室として使われた「世誇殿(よほこりでん)」や女官たちの浴場とされる「湯屋(ゆや)」のほか、国王が死去した際に霊柩(れいきゅう)を安置した「寝廟殿(しんびょうでん)」、城内で最も高い物見台「東のアザナ」など12施設が復元されています。
1986年度に沖縄の日本復帰を記念して閣議決定された約4ヘクタールにおよぶ首里城公園の復元整備事業は、今回約1.1ヘクタールが開園することで、国営の区域が全て開園となります。
公開される区域は有料エリアに含まれ、入場料は一般820円ですが、1月28日(月)~1月31日(木)の期間、プレオープンとして無料で公開されます。この機会にぜひ出かけましょう!