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【投稿日】2018年10月15日(月)| 沖縄発
2018年10月15日に、沖縄県指定史跡「弁ヶ嶽(べんがだけ)」が国指定史跡「弁之御嶽(びんぬうたき)」に、それと同時に国指定名勝「アマミクヌムイ」に追加指定されました。また、国指定史跡と名勝のダブル指定は県内初です。▲石門の奥には古い石畳の階段が見えます「弁ヶ嶽(べんがだけ)」という呼び名でも知られる「弁之御嶽(びんぬうたき)」は、首里城から東に約1キロ離れた、那覇市内で最も標高が高い場所に位置しています。東西に走る道路を境にして、北側に大嶽(うふたき)、南側に小嶽(こたき)があり、峰全体が信仰の対象となっています。琉球王国時代は、国家的な祭祀を行う聖地であり、国王自らの参拝も行われていました。少なくとも16世紀には、国王から庶民に至るまで、深い信仰を集めていたことがわかっています。▲石門の上に施された琉球王国時代を彷彿とさせる装飾1519年に、琉球王国の第3代国王の尚真王が、「大嶽(うふたき)の石門」を建設。1543年には第4国王の尚清王(しょうせいおう)によって、首里城から弁之御嶽までの参拝道が整備されました。また、大嶽の石門は1945年の沖縄戦によって破壊されてしまいましたが、戦後復興に伴い、現在の門が再建されました。主要な拝所の場所が当時からほぼ変わらず、さらに那覇市内に丘陵単位で、琉球王国時代の御嶽が残されていることは歴史的にも大変貴重です。▲「弁之御嶽」は首里城を見下ろせる県内唯一の場所「大嶽の石門」の右側にある小道から頂上まで登っていくと、那覇市街が一望できます。晴れた日には勝連半島から慶良間諸島まで見渡せます。▲「弁之御嶽」の南側にある小嶽(こたき)
また、国指定史跡と共に指定された国指定名勝「アマミクヌムイ」は、琉球の国を創り出した神様である“アマミク”に関する聖地です。今回、今帰仁村のカナヒヤブ嶽と、クバの御嶽、久高島のフボー御嶽に加えて、南城市の斎場御嶽と浦添市の伊祖城、 そして、弁之御嶽が追加指定されました。【弁之御嶽(びんぬうたき)】所在地/沖縄県那覇市首里鳥堀町4丁目4−121問い合わせ/那覇市市民文化部文化財課(TEL:098-917-3501)※駐車場はありませんので、お近くの有料駐車場をご利用ください。沖縄旅行の注意事項(御嶽参拝のマナー)
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