
国際ダークスカイ協会は平成30年(2018)4月2日(月)、西表石垣国立公園内を日本初の星空保護区(ダークスカイプレイス)に認定しました。ただし、町内の外灯の一部が認定基準を満たしていないことから「暫定認定」となります。
石垣市と竹富町の2つの自治体から成る八重山諸島では、約5.4万人の人々が生活を営んでおり、そのうち9割が八重山地域の商業・輸送の中核を担っている石垣市の住民です。国立公園内は非常に暗い夜空が保たれていますが、居住地域からの人工光は大きな課題となっています。
星空保護区の審査過程では、自治体は、自治体管理のすべての屋外照明を、光害を抑えるため、「野外照明管理計画」に準拠させることを約束しています。改修が必要な屋外照明は多数ありますが、暫定認定の取得により、予算の確保や改修作業がスムーズに進むことが期待されています。