
平成30年(2018)4月28日(土)、沖縄本島最北部の国頭村(くにがみそん)にある「大石林山」に「沖縄石の文化博物館」がオープンします。大石林山は、2億5000万年前の石灰岩で、雨水等の侵食で長い時間をかけてできた世界最北端の熱帯カルスト地形のこと。

沖縄の島々の地史的な成り立ちが学べる博物館として、沖縄県内41市町村それぞれの地域の岩石を展示。展示されている岩石標本は見るだけではなく、触ることもでき、体験を通して「石」を身近に感じ、学ぶことができます。県内で実際に使用されていた希少な石で作られた民具も展示され、先人たちの知恵を知ることも。

併設されるレストランは120人収容で、室内から、鹿児島の与論島や東シナ海の大海原の絶景が広がります。沖縄在来豚「アグー」を使用した素朴で昔ながらの料理などのメニューを味わうことができます。
施設のオープンに加えて、所要時間90分で「大石林山ガイドツアー」を設定。充実した沖縄本島最北端の観光施設となります。