
2017年2月3日(金)、那覇市牧志の国際通りにある「高良レコード店」が待望のリニューアルオープンを果たした。同店舗は建て替えのために、昨年から仮店舗を別の場所に設けて営業をしていた。
今年で創業69年目を迎える高良レコ―ド店は、現在のオーナー高良さんのお父様の時代から続く老舗楽器店だ。沖縄バンドマンの登竜門とも呼ばれていて、数々の有名アーティストがここを通ってきた。
楽器の陳列棚は、工事現場の足場などに使われる単管ですべて作られており、天井の高い空間を有効活用してより多くのギターやベースが並べられるようになっている。これもすべて高良さんのアイディア。約300本以上の楽器が常時並べられ、デザインや価格がより一層見やすくなって選びやすい。高良レコード店では「ゴーヤーマラカス」や、「ゴーヤーマスカラ」、「マンゴーマラカス」など県産品にちなんだ面白い商品も低価格で販売している。
別の場所にある仮店舗は現在も営業中。仮店舗では楽器のクリニックやセミナーを行っていくという。「国際通りの高良レコード店からこれからも音楽を広めて行きたい」と強く語る高良さんが印象的だった。