
2016年10月1日(土)~2017年2月末まで、沖縄県で「レストランバス」の運行が開始している。「レストランバス」とは、プロの料理人が作った料理を味わいながらバス旅ができるというもの。WILLER CORPORATION(ウィラーコーポレーション)株式会社とumari(ウマリ)が共同開発し、沖縄県内では「角川アップリンク」と「萌(きざ)す」が設立した共同企業体と「かりゆし」が週に計3~4回(11月から週4~5回)運行している。

2階建てのバスに乗って、車内で調理されたメニューを堪能しながら、各地の観光スポットや工場などを見学する。バスの車内は、2階座席エリアに対面式の座席が用意され、2人席・3人席・4人席がある。テーブルにはグラスが倒れないような仕掛けが施されており、座席横にはコンセントが付いている。天気のいい日は天井がオープンになり、青空の下で料理を楽しみながらバスの旅を満喫できる。

沖縄にはそれぞれ3つのコースが用意され、「沖縄モーニングコース」では、魚のセリ体験や数時間で売り切れる幻の島豆腐が購入でき、サーターアンダギー作り体験が楽しめる。「沖縄ランチコース」では、近年人気の観光・ショッピングスポット「瀬長島ウミカジテラス」や海ぶどう養殖場の見学などを行う。「沖縄ディナーコース」は、泡盛工場では、古酒の展示や工場見学などができ、泡盛と沖縄料理を思う存分に味わえる。
料金は、大人1万2000円、12歳以下の子どもは9000円から。コースによって異なり、6歳以下の乳幼児は無料になっている。