1. 中秋の名月に食べる縁起物「ふちゃぎ」

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中秋の名月に食べる縁起物「ふちゃぎ」

【投稿日】2016年09月15日(木)| 沖縄発

9月15日は「ハチグヮチジューグヤ」(八月十五夜、旧暦での中秋の名月)と呼ばれ、いわゆる「中秋の名月」にあたる日。

沖縄県では、十五夜は豊作や無病息災を祈願したり、地域によっては綱引きが行われたりする日であり。昔はハチグヮチアシビ(八月遊び)という祭りも行われていた。

また、月見団子やすすきを用意する習慣もないが、代わりに「ふちゃぎ」という変わった見た目の餅を食べる習慣がある。

「ふちゃぎ」というのは、餅にほんのり塩味のついた茹で小豆をまぶしたもの。中に餡などを入れず、外側の小豆も甘くない。この小豆には魔除けの意味合いが込められており、火の神(ヒヌカン)や仏壇に備えたあと、食べることが多い。

最近では餅や小豆に甘みをつけた「甘ふちゃぎ」という商品や黒糖や紅芋を餅に練り込んだものも販売されている。

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